バセドウ病って?!

ダイビングから最近の闘病日記などです。

TSHレセプター抗体

2007-08-16 22:09:10 | Weblog
バセドウ病はTSHレセプター抗体というものが甲状腺を刺激して甲状腺ホルモンが出すぎてしまうという病気です。
私たちの体の中ではTSHという脳下垂体から出る物質が甲状腺ホルモンをコントロールしています。血中の甲状腺ホルモンが少なければTSHが沢山分泌されて甲状腺を働かせる、血中の甲状腺ホルモンが多ければTSHは少なくなり甲状腺を休ませる、という感じでバランスをとっているのです。
バセドウ病はTSHに似た物質であるTSHレセプター抗体というものが沢山作られます。甲状腺はTSHとTSHレセプター抗体の区別が付かないのでTSHと間違えてしまうのです。
こうした結果を想像してみました。
脳下垂体:"こんなに甲状腺ホルモンいらないよ~、作らなくていいよって言ってんのに何で作るの?!! 勝手に休ませてもらうからね"
甲状腺:"こんなにいっぱい作ったのに もっと働けって言うの?!!(偽者のTSHと気付かずに)でも働けって言ってんだから仕方ない、働くよ!!"
体の中はこんな感じなのかな。