チャナティップが無事に来札。さらに、
ワタシの故郷・釧路の動物園で7年ぶりにベビー・ドーレくんさん誕生の朗報。
あやかって厚別連勝を遂げてくれ。というワケで、本日の天皇杯を語る。
相手の「いわきFC」は福島県1部リーグのクラブ。
J1を1部とすると、J2、J3、JFL、東北1部・2部と下って「7部」に相当する。
しかし、県2部だった昨季は全社の東北代表を射止め、堂々の8強入り。
準々決勝では、後にJFLに上がる三重に0対2と食い下がった。
先の天皇杯1回戦でノルブリッツを8対2と虐殺した「下克上」も地力の証明だろう。
2012年創設のこのクラブの躍進は、有名スポーツ用品メーカー「アンダーアーマー」の
日本総代理店「ドーム」(プロ転向前の陸上短距離ケンブリッジ飛鳥の所属元)が
15年に運営権を引き継いだところから始まる。
アパレルのみならず、サプリメント・メディカル・フィットネスも手がける同社は
「フィジカル革命」をスローガンに、いわきの選手の強化に社を挙げて取り組んできた。
Jリーグを含めて考えても、国内で最も野心的なクラブのひとつと言える。
つまり、うっかり負けた場合、単なる「下克上で赤っ恥」では済まない。
現在の札幌が取り組んでいるフィジカル強化が全否定されると考えてほしい。
要注意の選手には、ノルブリッツ戦でハットを決めたFW高柳を挙げる。
昨季の天皇杯で札幌に敗れた筑波大からの新卒選手である。
昨季の対戦ではベンチ外だったが、同じ厚別で母校の仇討ちを狙っているに違いない。
こちらの期待の選手には福森を挙げる。柏戦が出場停止になった以上、フル回転を望む。
相手がどんなにフィジカル自慢でも、福森のプレースキックは止められまい。
なお、「いわきは公式戦から中2日。日程は札幌より厳しい」と評する向きもあるが、
この公式戦(18日の全社予選・40分ハーフ)のスコアは実に23対0
中2日の疲れも忘れ、心身ともにノリにノって北上してくる、と考えた方がよいだろう。
- 新日本後楽園大会
7月開幕のG1出場20選手を発表。注目は3年ぶりのみのる&2年ぶりの飯伏。
なお、新日本公式が「飯伏幸太としては約2年半ぶりの登場となる」と記しているが、
何か深い意味でもあるのだろうか?(すっとぼけ)