HFCの仕事納めを目前に、思わぬ新聞辞令が舞い込んだが、まずは静観。
本日は今季の札幌のリーグ戦&天皇杯の計45試合で詠んだ狂歌をまとめる。
昨季よりも試合数が増えたので、前半戦と後半戦の2回に分けて紹介することに。
菜の花は 桃の節句に まだつぼみ われらがフクアリ 千葉に福なし
(2年ぶりのフクアリで劇的勝利。やはりゲンのいいスタジアムだった)
蘇我の福 弥生の吹雪に 阻まれて サトウ入れても 苦い黒星
(荒天下のドームで開幕連勝ならず。格安招待された佐藤さんたちもガッカリ)
攻撃陣 風邪をひいたか シュートゴホン マジレンジャーの 苦い投薬
(シュート5本の不甲斐ない攻撃陣。マジーニョに決勝点を許して完敗)
ヤスくない 山がはだかる 勝ち点3 逆転負けに 深いため息
(岡本の先制点や深井の初スタメンも実らず、痛い逆転負け)
レベスタで ハチにひと刺し 勝ち点3 野々村社長に 就任ご祝儀
(ノノ社長就任後の初試合。敵地でウノゼロ勝ちを遂げた)
ウソみたい わずか2戦で 怪我の山 四月馬鹿には 一日早いよ
(無念の力負け。ソンジンに続いて古田、松本が戦線を離脱する事態に)
風荒れて キビ団子三つ 食らわされ 内村ゴラッソ 水のアワもち
(強風下のゲーム。内村2得点で一度は勝ち越したが、終盤2失点)
カズ打てば 2点アシスト 恩返し 琉球から吹く ドームの追い風
(昨季は徳島在籍の上里がCKで2アシスト。上原の勝ち越し弾でホーム初白星)
砂の丘 雨に煙りし 鳥取で 光り輝く 北のスナ・オカ
(雨中の鳥取戦。砂川と岡本の得点で今季初めて連勝)
出島の地 誰もおらんだ 得点者 長崎の仇 蝦夷で討つべし
(今季初めての引き分けはスコアレス。3連勝ならず)
春遠し 厚別が凍る 向かい風 仲間が決めて 仲間に決められ
(仲間に同点弾を許した後、オウン2連発。厚別開幕戦で大失態)
ヒキチぎれ 連敗もたらす 負の連鎖 京の無念を 胸にとどめて
(連休のホーム連戦で曳地が初スタメン。しかし、悔しいウノゼロ負け)
北九州 傷口に塩の 6連敗 ヤスに捨てられ ヤスに決められ
(三浦ヤスが逃げ出し、負けが込んでいた北九州を相手に、岡本が決勝点)
若駒が 将棋の郷で 粘り見せ 敵陣で成り 金の輝き
(久々に天童で試合。拓馬がしぶといチェイスから、岡本の決勝点をお膳立て)
五月晴れ 厚別の雲に 阻まれて リード喜ぶ 時は短し
(岡本3戦連続得点で沸いたのも束の間。常盤に同点弾を許し、また3連勝ならず)
皮肉なり 皐月の終わりの 厚別で 芝は枯れても 葵咲くとは
(厚別3戦目でいぜん勝てず。この時期はピッチの惨状が問題視されていた)
タクマしい ゴール2点を 導いて ニッパツの地で 弾む声援
(開始早々に日高が電光石火の先制弾。なお、ニッパツはバネ製造会社である)
連勝に 道産子2人が 待つヤマが 五分の星取り ならずツラ伊予
(アウエー連勝を懸けた一戦で、赤井&ケンゴの札幌キラーにまたまたやられる)
厚別の 4戦目にて ホーム2勝 駆けて輝く 背番号8
(やっと厚別で白星。ボランチ起用の砂川が値千金のゴール。4×2=8に引っ掛けた)
9番の 2点が招く 9勝目 かつての守護神 万事休して
(岐阜DFのミスを逃さず、純貴が2得点とハッスル。元札幌のぎーさん涙目)
水無月の 終わりに龍に 水与え 上州の地で 嵐の兆し
(群馬キャプテンの平繁龍一が2得点。またまた3連勝ならず)
前半戦21戦は9勝2分け10敗。勝ち点29で10位の折り返し。
なかなか波に乗れなかった一方、勝ち負けを繰り返した展開のおかげで、
バラエティに富んだ歌詠みができた。まあ、2012年がひど過ぎたからねえ。(つづく)
決勝の顔合わせは、なんと浦和×大宮のさいたまダービーに<堺開催がもったいない