ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

パ・リーグのファイナル7

2023年10月04日 | 野球
ソフトバンクのホーム変則5連戦ラストは、楽天を7対3で下して連勝。
今季ホーム最終戦で和田が昨季を上回る8勝目を挙げた。
また、今季の貯金生活も確定し、オリックスの貯金独占を何とか阻んだ。
一方で、5位西武が143戦をすべて消化して今季終了。
5球団による7戦を残すのみとなったパ・リーグのCS争いを改めて考える。
  • 4日(水)オリックス対ロッテ
  • 5日(木)楽天対日本ハム
  • 6日(金)ロッテ対オリックス
  • 7日(土)ロッテ対オリックス/楽天対ソフトバンク
  • 9日(月・祝)楽天対ロッテ/オリックス対ソフトバンク
上記の7戦がもたらす2位~4位の勝率の推移は以下の通り<延長引き分けは考えず
  • 2位ソフトバンク(現在の勝率511)
2勝518/1勝1敗511/2敗504
  • 3位ロッテ(同500)
4勝514/3勝1敗507/2勝2敗500/1勝3敗493/4敗486
  • 4位楽天(同496)
3勝507/2勝1敗500/1勝2敗493/3敗486

2位ソフトバンクは7日まで試合がないが、
  1. あす5日に楽天が日本ハムに敗れる
  2. きょう4日・6日とロッテがオリックスに連敗
1の場合はあす5日に、2の場合は6日にCS進出が決まる。
1と2が重なった場合、2位確定=CSホーム開催も転がり込む。
3位ロッテは9日の楽天戦までオリックスを叩くだけ叩きたい。
少なくとも2勝を挙げて、勝率5割を確定したいところ。
4位楽天は自力のCS進出が消えた。あす5日に敗れると2位も消える。

なお、9日の楽天対ロッテの結果、双方がきっかり勝率5割で並ぶケースが
日程上あり得る。この場合の上位は「双方の対戦成績」に基づいて決めるが、
ロッテと楽天は今季ここまで12勝12敗の五分の星
すでに9日の試合には双方の勝ち越し・負け越しがかかっている。
「5割争いの最終決戦」が実現したら盛り上がると考えるが、はたして。

どうなるCS争い

2023年09月28日 | 野球
シンジとアトゥーオの引退発表が重なって「なんて日だ!」と茫然自失。
2人の引退については今季終了後にでも改めて

そんなきのう27日のオリックス戦@京セラは痛恨のウノゼロ負けorz
今季のオリックス戦の勝ち越しが消えたうえ、
日本ハムを下して3位に浮上したロッテが0.5ゲーム差に迫った。
残り試合数一ケタの現在も、4位楽天まで1ゲーム差の大混戦。
激しいCS争いの最終局面を語る。まずは3球団の今後の相手について
<カッコ内はCS確定に要する勝ち数・太字は直接対決
  • 2位ソフトバンク(6)オ1・楽3・西1・日2
  • 3位ロッテ(7)オ3・楽1・西4・日1
  • 4位楽天(7)オ3・ソ3ロ1・日1
なお5位西武は自力CS進出なし。最下位日本ハムはBクラスが確定した。

ソフトバンクはあす29日から西武・日本ハム・楽天を
迎え撃つ変則のホーム5連戦に臨む。
とりわけ来月2日・3日の楽天2連戦は注目を要する。
ロッテの西武4連戦@幕張の後半と日程が重なるため、
ここでタカとワシが食い合うと、カモメが漁夫の利をさらうおそれがある
<今季のロッテの西武戦@幕張は6勝2敗の好相性

また、すでに優勝を決めて調整モードのオリックスの存在が不気味に映る。
楽天とロッテに白星3個ずつを供給できる立場にいるからだ。
今季のオリックスに対し、ソフトバンクはほぼ五分の戦績を残した唯一の球団。
また、山本と4戦を投げ合って3勝した「エースキラー」有原を擁する。
日本シリーズ進出に向けた不安材料を少しでも減らすべく、
楽天戦とロッテ戦は「来季を見据えて二軍主体で」臨んで、
ソフトバンクの追い落としを図るかもと心配している。近藤FA移籍をめぐる因縁もあるし

  • J2
群馬1対1金沢 徳島0対1熊本

PO圏を争う群馬。ブービー脱出を図る金沢。
第31節の再開試合は双方に痛い引き分け。
第38節の前倒しの一戦は熊本に軍配。
残り5戦で金沢と勝ち点10差の熊本は危険水域を脱した感。
  • クロアチア杯
ポニクヴェ1対4ディナモ・ザグレブ

4部の相手を一蹴。スタメン出場のネコタクが待望の移籍後初得点
ゴールの動画を見たが、クロアチアでも「金子ゾーン」は健在の印象。
ネコタクと言えば「小野伸二が認めた漢」の枕詞がしばしば付くが、
そのシンジの誕生日&引退発表日に決めるあたりに2人の縁を感じる。
  • ホッカイドウ競馬「北海道コンサドーレ札幌DAY」
シンジの引退発表日にメーン11Rの1番人気が4枠4番エメラルアポロン
お遊びでこの馬を軸に、人気順に5頭10通りの3連複を200円ずつ買ったところ、
3着に6番人気の2枠2番トーセンジャック(鞍上が小野楓馬騎手)が食い込み、
31倍もついた。おかげでスプリンターズS&凱旋門賞の軍資金を増やせた。

なお船橋でもドバイWCを制した4枠4番ウシュバテソーロ
今秋初戦の日本テレビ盃を圧勝。昨夜は「シンジ馬券」の一夜だったのかも。

パ・リーグCS争いの展望

2023年09月15日 | 野球
本題の前に、今季限りの引退を表明した李忠成に惜別の花束。
忠成と言えば、11年アジア杯決勝・豪州戦のスーパーボレーという
サカオタが多いと察するが、06年J2の札幌対柏@函館のJ初得点も印象深い。
ミシャ&ノブリンと札幌ゆかりの監督との縁も深いし、いずれ札幌にも足を運ぶかも。
実はミシャの浦和最終戦となった17年7月の札幌戦にもスタメン出場した

さて本題はプロ野球の話。
セ・リーグは阪神が今月11連勝で一気に「アレ」をつかんだ。
パ・リーグもオリックスがマジック7に減らし、V3が近づいている。

その裏で、残り20戦前後で1ゲーム差のロッテとソフトバンクの
2位争いが過熱してきたので、パ・リーグのCS争いの展望を語る。
まずは2~4位の3球団の勝敗と残り試合の相手について<太字は直接対決
  • 2位ロッテ(61勝57敗5分け)オ5・ソ3楽1・西8・日3
  • 3位ソフトバンク(63勝61敗2分け)オ3・ロ3楽5・西1・日5
  • 4位楽天(60勝63敗1分け)オ6・ロ1ソ5・西2・日5
なお、5位西武・最下位日本ハムは現在「自力CS進出」の望みが消えている。

2位ロッテと4位楽天の対戦成績は12勝12敗の五分。
直接対決は両球団の今季最終戦の10月9日のみとなった。
この試合がCS争いの天王山となる可能性もあるが、
お互いにまずは3位ソフトバンクとの直接対決が重要になるだろう。
そのソフトバンクは今季は両球団との相性が悪い
ロッテに9勝12敗1分け。楽天に8勝12敗。ともに負け越しにリーチorz
輪をかけて悪いのが、ロッテ2戦・楽天3戦を残すビジターの戦績
ロッテに2勝8敗1分け。楽天に1勝7敗。
両球団に対して、本拠地で貯金・敵地で倍の借金という悪循環に陥っている。

よく3位にとどまっているな・・・(不思議)

そのからくりは首位オリックス戦の対戦成績にある。
ソフトバンクは11勝10敗1分けとリーグ唯一の勝ち越し。
ロッテ・楽天はともに6勝12敗(ロッテは2分け含む)と大きく負け越し。
ロッテ・楽天がソフトバンクからまき上げた貯金をオリックスに貢いでいる。
それが今季のパ・リーグの構図・・・とも言えそうだ。

よって、タカキチとしては残念極まるが、
オリックスはあすからの楽天&ロッテのホーム5連戦を勝ち続けてほしい
それはマジックを減らすと同時に、ソフトバンクへの援護射撃にもなる。
もしもオリックスがもたつけば、ソフトバンクは19日からの楽天戦と
24日からのロッテ戦のそれぞれビジター2連戦が修羅場になりそうな。

なお、マジック7のオリックスがあすから5連勝を遂げた場合、
ソフトバンクは何とか「目の前の胴上げ」を免れる<23日にホームでオリックス戦

  • ホークス
西武に2対4で敗れてカード3連勝ならず。2回の3失点をはね返せず。
四死球を与えなかったタカの3投手に対して、西武の3投手は8四球を献上。
だが、3併殺も響いて、もらった好機を生かせずじまいに。

交流戦を振り返る

2023年06月22日 | 野球
昨夜の天皇杯2戦は、横浜FC4対1いわて 熊本2(5PK4)2琉球
7月の3回戦は、横浜FCが土佐送りの一方で、鳥栖対熊本の隣県対決が控える。

さて本題。昨夜の楽天対中日をもって、今季交流戦が全日程を終えた。
11勝7敗でDeNA・ソフトバンク・読売・オリックスの4球団が並んだが、
得失点率なる指標の差でDeNAが交流戦初Vを遂げた。

ソフトバンクは「あと1点でV」の僅差で2位だったとか。
交流戦Vにあまりこだわりはないが、
昨年の「10・2の悪夢」が重なる「同率でV逸」再びには不安を抱いている。

何しろこの交流戦の期間は、大関が体調不良、藤井が肉離れで離脱し、
柊太も二軍再調整を余儀なくされる「先発陣崩壊」の苦境に陥った。
まあ、そんな苦境にあって終盤のビジター6連戦を5勝1敗と勝ち越し、
リーグ首位オリックスと1ゲーム差の2位につけているのは上出来だが・・・
先発陣の再整備は急務と言える。

なお、セ・パの星取りは、パが54勝52敗2分けの勝ち越し。
セの3季連続勝ち越しを阻んだ。
締めの3連戦でパが12勝6敗と大きく勝ち越したことが奏功した。

交流戦大詰め

2023年06月16日 | 野球
昨夜のソフトバンクはヤクルトを9対7で下して3連戦3連勝。
4時間46分に及ぶ雨中の延長戦。10回の満塁機に今宮の決勝二塁打が出た。
これで交流戦は9勝6敗。今季の負け越しはなくなった。

今季のセ・パ交流戦は雨で流れた3戦を除いて、各球団が1カード3連戦を残すのみ。
ここまでの勝敗はセ・リーグが44勝41敗2分けと勝ち越している

セ・パ交流戦は長くパ・リーグの優位が続き、
全144戦(ホーム&ビジター2連戦を6球団相手に)だった
07年~14年の8年間は09年を除いてパが7季勝ち越し。
全108戦(3連戦を6球団相手に)となった15年以降も
パが5季連続で勝ち越していたが、
コロナ感染拡大による20年の中止から潮目が変わり、
21年は49勝48敗11分け、22年は55勝53敗とセが勝ち越した。
セがあと10勝を挙げて3季連続の勝ち越しを決めるか。
パがそれを阻んで逆転を遂げるか。この週末は注視していく。

なお、ソフトバンクは大竹や加治屋が待ち受ける甲子園に乗り込む。ガクガクブルブル

  • 国際親善試合
日本6対0エルサルバドル
開始早々にFKから先制し、直後に相手DF退場&PK成功。
この時点で大勢は決した。その後も大量4得点を奪ったが、
「ネコタクなら」「菅なら」「小柏なら」「弟なら」決めていたなあ
と逸機のたびに、札幌サポとして言葉が漏れ続けた。