広島の佐藤寿、9年連続の2ケタ得点おめでとう(血の涙)
厚別の悔しい黒星を振り返るのは明日に回し、気力を振り絞ってダービーを語る。
3番人気に落とされた桜花賞馬が圧勝したオークスの反動か、
皐月1・2着が差のない1・2番人気だが、そのように単純に考えてよいのか?
二冠牝馬が出た年のダービー馬の戦績を調べたら、次のような傾向が分かった。
- 12ケースのうち、皐月1・2着がダービーを制したのは5ケース
- ただし、76年以降の7ケースでは1ケースのみ
- 皐月未出走の馬がダービーを制したケースはゼロ
- さらに、76年以降の7ケースはすべて「皐月からの直行組」が制した
- 率直に言って「ダービー一発馬」が目立つ
1は64年カネケヤキ&シンザンや、75年テスコガビー&カブラヤオーなど。
希代の名馬が並ぶが、近年は2の03年スティルインラブ&ネオユニヴァースのみ。
強いオンナがいる年はオトコは群雄割拠ということか。
5は当てはまる馬のファンにはゴメンナサイだが、以下のような馬が並ぶ。
TTG時代の仇花「犯罪皇帝」76年クライムカイザー。
映画で斉藤由貴と共演したのに、サクラスターオーやマティリアルといった
同期の悲劇の陰に隠れた「オラシオン」87年メリーナイス。
ナリタタイシン・ビワハヤヒデと「三強」と呼ばれながら
柴田政人をダービージョッキーにするためだけに走った感が拭えぬ93年ウイニングチケット。
09年ロジユニヴァースや10年エイシンフラッシュも期待に応えているとは言い難い。
よって、皐月で敗れた後にダービーに直行した6頭から、
「勝てる気配はあるが、その後は伸び悩みそうな馬」(ひでえ)を勝ち馬候補にした。
5枠10番ディープブリランテ
皐月3着。CM起用馬でもある上記のウイニングチケットと同じ枠。
鞍上は騎乗停止でG1の2レースを棒に振った悔しさを抱える岩田康誠。
大舞台で爆発し、そして燃え尽きる要素は十分にある。
8枠17番グランデッツア
皐月5着。大外枠が引っかかるが、スプリングSの走りが戻ることを期待。
なお、二冠牝馬が出た年にダービーで敗れた皐月賞馬には
「天馬」トウショウボーイやドバイWCを制したヴィクトワールピサといった名馬が並ぶ。
3枠6番ゴールドシップは3歳世代を代表する名馬となる期待を込めて2着候補にした
<皐月2着の4枠8番ワールドエースも同様
10・17-6・8の馬単4通りに800円ずつ
さらに、4年連続で連対している「ラッキー枠」の1枠1番スピルバーグを押さえて、
10・17-1の馬単2通りに400円ずつ。計6通りに4千円投資
最低で3万円前後、最高で20万円前後の配当が期待できる。
札幌にある程度まとまった送金をするため、競馬の神様の助力を祈る。