ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

白酒甘酒。

2009-03-04 | Weblog
前日に引き続き雛祭りネタである。

雛祭りに欠かせないのが白酒。
白酒とは、蒸したもち米にみりん、または米麹と焼酎などを混ぜて仕込み、約1ヶ月間熟成させた後にすりつぶして作られたものをいう。
「灯りを付けましょ雪洞に~♪」の歌の中で、
白酒で顔を赤くした右大臣というのが出てくるが、それも当然。
アルコール度数が10度はある、りっぱなお酒である。

大人でも白酒と甘酒とを混同している人が多いようだが。中身はいろいろ違うらしい。

甘酒でもポピュラーなのが、酒粕を水で溶かして砂糖を入れたもの。
熱々の上に生姜をすり下ろして飲むのは、ワタクシメの大好物だったりする。
しぼりたてのような真っ白い板粕を、時間をかけて煮溶かすうちに、日本酒とはまた違った香りがたちのぼってくるのもたまらない。


ところで、甘酒には、「一夜酒」とも言うもう一種類の作り方がある。
米麹とご飯やお粥を混ぜて保温して作るもの。
麹がデンプンを分解して、糖分を精製するわけである。

ビバ、リアルもやしもん風味。


ワタクシメはまだ読んでないけどな、「もやしもん」。

一夜酒タイプの甘酒は、我が家ではおとんさまの大好物。
今年も嬉々として麹を取り出して。
かもすぞー。と、一昼夜かけて作ったはいいが。


スサマジイ冷凍庫風味となっておりました。
麹は黴を休眠させるため、冷暗所に保存しておくものではあるが。
……あまりにも、長く冷凍庫に入れすぎていたようである。


……口直しに、酒粕買ってきて作ろうかしらん。
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