珍しくタイトル通りの話。
ただ、誰がダンの祈りを聞いてくれたのかはわからず仕舞いだった。
おそらく太陽系によく出入りしているセブンか、エースのお守り役ゾフィ辺りであろう。
ただその指示が指を狙えでは、当たり前過ぎでは。
この辺りはウルトラギロチンを使ったブロッケン編と被る。
少しでもウルトラ兄弟を出したいという番組の都合であろう。
解釈大作戦にも書いたが、本話はダン少年がエースの役に立つ活躍をするという貴重な話である。
すなわち、ダン少年は基本的に北斗に助けられることが多い。
それをかなり強引な形ではあるが、ダンにエースを助けさせた点は評価していいだろう。
ただ、ダンを活躍させること自体限界が見えたのも事実。
この後ダンがどんどん普通の少年化するのは、そもそもの設定が無理があり過ぎるためであり仕方ないだろう。
ダンが登場してから北斗の自宅が出る場面が多くなった。
これはダンが北斗の家の隣に住んでいるという設定の賜物であるが、そもそも高給取りと思われる仕事をしてる北斗と、その日の生活もままならないダン姉弟が同じマンションに住んでいるというのもおかしいような。
実は香代子さんは水商売でもしてるのであろうか?
そこまでやると生々しくなるので、本編ではぼかしているのかもしれない(笑)。
当然香代子さんの年齢で貯金なんかあるわけないし、これはやはり親の遺産でも貰っているのであろうか。
でも、父親は酔っ払い運転で事故死だからなあ。
逆に賠償金とか取られてそうだし、う~む、謎だ。
本話は何といっても超獣人間コオクスの設定が独特。
シリーズにおいて超獣人間とか怪獣人間はこのコオクスだけ。
この分類はいったい何なんだろう。
最初は普通に宇宙人かと思ったのだが、自らが超獣に変わる点、怪獣を連れてくる宇宙人とは異なる。
単に宇宙人の着ぐるみ代をケチっただけかもしれないが、コオクス一人で陰謀を果たそうとするのは珍しかった。
以前にも書いたが、北斗やTACを狙ったことといい、早すぎた女ヤプールだったのかもしれない。
個人的にはセブンぽい雰囲気のある話だったので宇宙人にした方が面白かったと思うが、この辺りはエースの設定を踏襲したのであろう。
最終的にヤプールは復活するので、ここでコオクスの正体を曖昧にしておいたのは結果的には正解だったと思う。
エースとコオクスの戦いは画面が全体的に赤くなり、異次元でのヤプールとの戦いを彷彿させる(あれは黒かったが)。
どういう戦いなのかはよくわからないが、子供心に不気味に感じたのを覚えている。
コオクスの不気味さは目的がよくわからない、何を考えているのかよくわからない、どういう攻撃なのかよくわからない点にある。
普通なら宇宙人が侵略目的で地球に来て、綿密に計画を練って、物理的にウルトラマンを攻撃するのだが、このコオクスはTACを攻撃する目的で、行き当たりばったりに、よくわからない超能力でエースを攻撃する。
まあ、脚本が練られてないだけともいえるが、それが結果的に不気味な、独特な雰囲気に繋がったのだから悪くはなかろう。
エースは全体的にこういうシュールな話が多い。
この辺りは路線変更して設定がぐちゃぐちゃになった結果であろう。
悪く言えば迷走だが、個人的にはこの辺のエースの話はちょっと変わっていて、それなりに面白いと思っている。
この話もよくわからないところが多かったが、コオクス人間体の不気味さもあって、なかなか味わい深い一編になってると思う。
ただ、誰がダンの祈りを聞いてくれたのかはわからず仕舞いだった。
おそらく太陽系によく出入りしているセブンか、エースのお守り役ゾフィ辺りであろう。
ただその指示が指を狙えでは、当たり前過ぎでは。
この辺りはウルトラギロチンを使ったブロッケン編と被る。
少しでもウルトラ兄弟を出したいという番組の都合であろう。
解釈大作戦にも書いたが、本話はダン少年がエースの役に立つ活躍をするという貴重な話である。
すなわち、ダン少年は基本的に北斗に助けられることが多い。
それをかなり強引な形ではあるが、ダンにエースを助けさせた点は評価していいだろう。
ただ、ダンを活躍させること自体限界が見えたのも事実。
この後ダンがどんどん普通の少年化するのは、そもそもの設定が無理があり過ぎるためであり仕方ないだろう。
ダンが登場してから北斗の自宅が出る場面が多くなった。
これはダンが北斗の家の隣に住んでいるという設定の賜物であるが、そもそも高給取りと思われる仕事をしてる北斗と、その日の生活もままならないダン姉弟が同じマンションに住んでいるというのもおかしいような。
実は香代子さんは水商売でもしてるのであろうか?
そこまでやると生々しくなるので、本編ではぼかしているのかもしれない(笑)。
当然香代子さんの年齢で貯金なんかあるわけないし、これはやはり親の遺産でも貰っているのであろうか。
でも、父親は酔っ払い運転で事故死だからなあ。
逆に賠償金とか取られてそうだし、う~む、謎だ。
本話は何といっても超獣人間コオクスの設定が独特。
シリーズにおいて超獣人間とか怪獣人間はこのコオクスだけ。
この分類はいったい何なんだろう。
最初は普通に宇宙人かと思ったのだが、自らが超獣に変わる点、怪獣を連れてくる宇宙人とは異なる。
単に宇宙人の着ぐるみ代をケチっただけかもしれないが、コオクス一人で陰謀を果たそうとするのは珍しかった。
以前にも書いたが、北斗やTACを狙ったことといい、早すぎた女ヤプールだったのかもしれない。
個人的にはセブンぽい雰囲気のある話だったので宇宙人にした方が面白かったと思うが、この辺りはエースの設定を踏襲したのであろう。
最終的にヤプールは復活するので、ここでコオクスの正体を曖昧にしておいたのは結果的には正解だったと思う。
エースとコオクスの戦いは画面が全体的に赤くなり、異次元でのヤプールとの戦いを彷彿させる(あれは黒かったが)。
どういう戦いなのかはよくわからないが、子供心に不気味に感じたのを覚えている。
コオクスの不気味さは目的がよくわからない、何を考えているのかよくわからない、どういう攻撃なのかよくわからない点にある。
普通なら宇宙人が侵略目的で地球に来て、綿密に計画を練って、物理的にウルトラマンを攻撃するのだが、このコオクスはTACを攻撃する目的で、行き当たりばったりに、よくわからない超能力でエースを攻撃する。
まあ、脚本が練られてないだけともいえるが、それが結果的に不気味な、独特な雰囲気に繋がったのだから悪くはなかろう。
エースは全体的にこういうシュールな話が多い。
この辺りは路線変更して設定がぐちゃぐちゃになった結果であろう。
悪く言えば迷走だが、個人的にはこの辺のエースの話はちょっと変わっていて、それなりに面白いと思っている。
この話もよくわからないところが多かったが、コオクス人間体の不気味さもあって、なかなか味わい深い一編になってると思う。