さくらの大学ノート

さくらが日々想うことをつづります。
(旧だいがくしょくいんのたまご・ひよこ)

Sakura OC Lab. (Webサイト)との連動

2014年08月16日 | オープンキャンパス
はい、こんばんは。さくらです。

最近、「また○か月あけてしまいました」の書き出しが多いですね。
もう言わないことにします。笑

お盆休み、実家に帰ってきました。
せっかくなので、ずっと放置してしまったWEBサイトを少しいじりました。

Sakura OC Lab.

このブログも、サイトに入れ込むことに。
ずっとさくらというハンドルネームで書いてきたので、このブログではさくらを継続しますが、同一人物です。はい。

大学院に入学して1年後期、休学中にブログを始めて、もうすぐ10年!
Twitter、Facebookを始めてから発信力がすこぶる低下した本ブログですが、少し身の回りにあるツールの使い方を変化させていこうかと思っています。

やるやる詐欺が多いので、ひっそりとスロースタートで。

どうぞよろしくお願いいたしますー。

当たり前だからこそ続く。

2013年07月22日 | オープンキャンパス
昨日、東京造形大学のオープンキャンパスに行ってきました。

 東京造形大学 OC特設サイト
 東京造形大学HP「OPEN CAMPUSの様子

造形大のOCは、2年ぶり、2度目。
美大・芸大のOCは、数年前にいくつかの大学を見て、彼らの方が魅せるプロなんだよな、と感じてから、運営方法の細かい部分などにはこだわらず、純粋に楽しむことにしています。
分野は違えども、参考になる部分はたくさんあるので、大学の運営側の方にもぜひ、お近くの美大・芸大OCに足を運んでいただきたいです
逆に美大・芸大OCで、「見せる・魅せる」ということがうまくできていないなーと思ってしまうようなイベントだったら、すこぶる残念……と思って、そっと帰ってくることにしています

さて、タイトルの言葉。
映画専攻領域のプログラム「クリエーターズ・トーク」のゲスト、犬童一心監督の言葉です。

このトークセッションでは、小学生の頃に映画が好きになったこと、高校生の時に映画を撮り、作る側から映画を探究し始めたこと、広告製作会社の社員として(現在も!)働きながら、映画を撮り続けていることなど、犬童監督の人生と映画との関係をたっぷりお話しくださいました。

そして質疑応答の時間。映画専攻の4年生の学生さんからの、「就職をしても自分の作品も作り続けたいと考えているのですが、会社で社員として働くことと自分の作品を撮ることを両立するコツはなんでしょうか?」という問いかけに、犬童監督はこう答えました。

「映画を撮ることは自分にとって当たり前のこと。映画を撮らなければいけないとか、映画を作るのが夢だとか、ということではなく、自分にとって当たり前のことだったから映画を作っているのだと思う。」

子どもの頃に魅了された映画。どうやってつくられているんだろう、どうしてこのカットなんだろう……ということを、作りながら自分の中で明らかにしている。だから、義務や夢ではなく、撮るという行動は当たり前のことなんだというのです。


あぁそうかぁ、と思いました。
私もときどき、オープンキャンパスのよりよい在り方を探る、ということを、荷物のように背負ってしまうことがあるのですが、何がしかの明解な答えを出さなければいけないとか、こういうことできたらいいなぁ……という妄想だけで終わるとかではなく、ただ、自分にとってはOCに行くことが自然だから、学びの入口に触れることが楽しいから、行く、ということでもいいのだなと、どこかでほっとしたのです。

実際、犬童監督は会社員になってから5、6年は映画を制作していなかったそうです。
でも、仕事に慣れ、仕事を通して作品づくりにおいて好きなこと(犬童監督にとってはアニメーションとダンス)にも気付いて、また映画を作りたくなって、仕事の合間に作ったと。その自主製作映画を認めてくれる人と出会ったり、賞に応募してはどうかと声をかけられたり……ということを経て、仕事としても映画を作るようになったそうです。
もともと、映画監督を職業にできるとは思っていなかった、とおっしゃっていました。


私自身は映画制作や映画監督に関心がある訳ではなく、今回の参加者が驚くほど少なくて会場を出るに出られないということもあって最後まで聞いていたのですが、すごく得した気持ちになって帰路につきました。

映画専攻自体の人数がそんなに多くないということもあると思いますが、受験生だけでなく在学生や地域の方にも参加を呼び掛けたら良かったのに、もったいなかったです。


ちなみに……犬童監督は卒業生ということで、ちゃんとスタッフや教職員と同じ赤いTシャツを着て登壇されていて、いい方だなぁなんてことをFacebookに書きこんでいたら、八王子駅のホームで時刻を確認するために隣に立ったのが犬童監督で、すごーーーーくびっくりしたのでした!!

日々の疲れもあったり、参議院選の投票もあったり、少し重たく感じる身体を引きずっての移動でしたが、良い休日を過ごしました

続・オープンキャンパスの研究

2013年07月06日 | オープンキャンパス
突然ですが、今年、続・オープンキャンパスの研究、やろうと思います。

しばらくもやもやして動けずにいたのですが、先日、オープンキャンパスの中づり広告を見ても、まったくテンションのあがらない自分に気づきまして。

たぶん、私の中で、ひとくぎり、なのだと思います。

だから、今年で最後にしようと思っています。
思い切り、オープンキャンパスのことを考えて、冷静に分析して、自分の中のオープンキャンパスを終わらせようと思います。

まるで恋だったかのように(笑)
まぁ、ずっと恋していたようなものですけどね。

大学教育への想いは、変わらないと思うけれど、思い切りやったら、次に進めるような気がしています。


いつになるかはわかりませんが、また研究成果をご報告できるといいなと思います。

「Sakura OC Lab.」プレ・オープン

2010年04月18日 | オープンキャンパス
2010年4月14日、Sakura OC Lab.プレ・オープンいたしました。

<さくら オープンキャンパス ラボ>は、オープンキャンパスを“学びの場”、“成長の場”だと考え、より良い在り方を探る、研究&実践ラボです。

日向の小島理絵と、陰のさくら。
より良いオープンキャンパスの開催を目指し、これからも進んで行きます!!


東京造形大学

2010年01月04日 | オープンキャンパス
東京造形大学

昨日、【学部学科コース等に「アニメ」「マンガ」を掲げている大学一覧】
をまとめていたときに、それぞれの大学のWEBサイトをちらっと見たのですが、その中で面白いなと思った大学のコンテンツをご紹介します。


その1.東京造形大学 ZOKEI FOCUS!

造形大生が造形大生にインタビューしてつなげていく対談形式のリレーインタビュー『こもこも』は、普通の大学案内やWEBサイトの学生インタビューではカットしてしまうような、「あー」「そうそう」といった相づちや、「もう疲れた」「じゃこの話やめよっか」といったゆるいコメントまで全部出していて、ありのままな感じが本当いいなぁと思うんです!

さらに、03辻田若菜さんの回は、オープンキャンパスの企画等をやっていたときの話が出てきます。
(リンクは話が出てくる2/4ページに飛びます。)

学生が主導になって企画を組む大学も多く見られるようになってきましたが、造形大学では学生がデザインユニットとして、広報から依頼を受けてお金をもらう仕事として請け負っているそうです。

それができる大学の広報もすごい!!うらやましい!!

それでこそ美(芸)大だな、とも思います。

広報として、私が一番クオリティの高さを求めてしまうのが、美大。
アートが、外側に向けて発信するものであり、受け取り手に何かを伝える手段であるとするならば、それを学問として、研究対象として、突き詰めている美大には、それを実践してほしいし、していなければ意味がないと思うからです。

オープンキャンパスもまた、そういう“場”であってほしいのです。

私は、オープンキャンパスの可能性を誰よりも信じていますが、それはオープンキャンパスが学生募集のためのただの“ツール”ではなく、関わるすべての人の学びと成長の“場”になりうるからです。

どんな学問を専攻している学生にとっても、自分の学びを発信し、受験生に伝えようとすること、その反応から自己を再認識することができるオープンキャンパスは、成長につながる場となります。
中でも、美術・芸術を専攻している学生たちには、そういう場として活用してほしいですし、大学の教職員には、その場を自覚的に作って(提供して)ほしいのです。

そういう想いから、造形大のオープンキャンパスを考えたとき、数年も前から私の理想を越える形で作り上げられていたことに驚きました。

オープンキャンパスマニアとか言っておきながら全然知らなくて、ものすごく勉強不足だったなということを痛感……。
きっと全国にはもっともっと素敵な場があるんですよね。でも、届かないのは、発掘して発信する人が外側にいないから。だったら私がそこをつないでいこうと思います。
今年はもっともっとオープンキャンパスに足を運びます!!
読んでくださった方も、いいところも最悪なところも合わせて、「ココ見て!」という大学があったら教えてくださいね!


東京造形大学 OPEN CAMPUS2009 特設サイト
遊べます。
オープンキャンパスのイベント自体は終わっていますが、その後も使える良いサイトです。本当によく作りこまれているので、ぜひ遊んでください!!


その2はまた後日……。

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