さくらの大学ノート

さくらが日々想うことをつづります。
(旧だいがくしょくいんのたまご・ひよこ)

愛される大学

2006年10月22日 | 大学について思う
今日、TVで箱根駅伝の予選会の模様が放映されていました。
日本テレビ第83回東京箱根間往復大学駅伝競走

予選通過をした大学の皆さん、おめでとうございます。
シード校の皆さんも含め、箱根駅伝での活躍をお祈りしています。

そして、惜しくも涙をのんだ大学の皆さん、まずはお疲れ様でした。
また来年へ向けて、一歩一歩、がんばっていってください。


さて、今日の放送では、競技の合間に各校の練習の様子などが、
紹介されていました。

その中で、私が注目したのは、神奈川大学の駅伝チーム
北海道遠軽町で夏合宿を行うそうですが、その合宿所は町が無料提供。
さらに、食事は近所の主婦の方が交代で作りに来てくれるそうです。
その主婦の方はインタビューで、
 「選手たちは息子のようなもので本当にかわいい。神奈川大学が
  強くても弱くても、私たちは神奈川大学のファンです。」
と答えていました。

これってすごくステキなことだなぁと思います。

「地域から愛される大学」というと、その『地域』はついつい
そのメインキャンパスが建っている周辺を指すと考えがちですが、
遠く数百キロ離れたところにも、大学のファンがいるということ、
これはすごく大切にしていかなければいけない部分ですよね。

大学職員の皆さん、
大学の部活動が毎年合宿を行っている場所、全部把握していますか?




ところで、今回送ればせながら初めて箱根駅伝予選会のルールを知りました。

予選1位~6位は無条件で予選通過が決まりますが、7位~9位は
関東インカレの成績をポイントにして、それを加味して順位が決まるそうです。
(合計タイムからアドバンテージタイムとして引かれます。)

その条件によって、涙をのんだのが拓殖大学。
レース順位は7位でしたが、アドバンテージタイムを引かれた
総合タイムの結果、10位になってしまいました。その差わずか1秒。
悔しかったでしょうね。
逆にこれによって順位をあげ、予選通過したのが国士舘大学でした。

詳しくはラジオ日本「箱根駅伝ブログ」を参照してください。

ちなみにこの関東インカレの成績には、短距離や投てきの成績も含まれます。
駅伝チームのがんばりだけではなく、大学(陸上部)全体で
押し上げてこその予選通過なんですね。