コロモッグルの生態

書きたいんです「王様の耳はロバのみみ~!」っとな!

母と子

2012-05-08 10:24:40 | 戯言
いよいよ大台・・
最近気づいたのは・・
二十代は10年間、三十代も10年間、四十代も10年間しか無いってこと・・
さてさて・・これからも、新たな10年が始まります・・

今日は母の日でした。
娘たちと、その伴侶、孫に囲まれて・・先日迎えた誕生日のお祝いも合わせて、祝宴をしてくれました。
皆、料理が上手になりました。
美味しかったし嬉しかった・・ありがとう。

生まれて50年・・
母になって28年・・
子どもで居た時間より、母になってからの時間が長くなりました。
私は、もうすでに親と呼べる人が居ませんので、子どもにはもう戻れませんが、親のある間は、子供でもあり親でもあり・・ってこともあるんですよね~

子どもでいたとき、親のここが嫌だととか、ここが気に入らない・・と思ったこともありました。
でも、親になれば・・親として行動すれば・・必ず、子供との心の距離はできてしまうものだと・・
今になってわかります。
子どもがそれに気づくのは、親の年になってからなんだろうね~
永遠に追いかけっこだ・・・

子に良かれと思う事が、決して子が望むことばかりじゃない・・
自分が子どもの時・・親が喜ぶと思う行動を常に選択して来たわけじゃない・・
それでも、母の日、父の日には感謝の意を表して来たけど・・
はたして、親のなにに、感謝してきたのだろうか?
育ててくれたこと? 学校に行かせてくれたこと? 看病してくれたこと? 何か買ってくれたこと? 役に立ったこと?
そうじゃないよね?
親のしてくれたことがどれだけ解っていたのだろうか?・・今になって反省。汗

例えて見れば・・家を買うのに頭金が無い・・親が頭金を立て替えてくれた・・でも、あとのローンは自分で払った・・
この家は自分の家!自分の力で手に入れた家!それは間違いない!
でも、親が頭金を出してくれなかったら・・・・この家の柱の一本も手に入っていない・・
親ってそんな存在・・人生の頭金みたいな・・笑

人間として此の世に送り出してくれたことは、もう誰が望むとか望まないの問題じゃなく・・生き物として自然の節理の結果なので、生んでくれてありがとう・・とまでは感謝しなければならないとは思わないけど・・
偶然にも生まれて来た自分を、生かしつづけて・・今の自分にしてくれたことに感謝。
そして、それを無償でしてくれたことに感謝。

母の日に・・やっと、この年になって、あらためて感謝です。
私の子どもたちが、美味しい手料理で祝ってくれたのも・・・・
人生の頭金を払ってくれた母のお陰です。
そして、その頭金を返せとも言わずに・・自分の人生を終えて行った母に感謝です。
(ああ・・家の頭金を実際に払ってもらったって話じゃないですよ~ 笑)

娘たちは・・今、私の何に感謝してくれてるのかな~?
育てたこと? 学校に行かせたこと? 看病したこと? 何か買って上げたこと? 役に立ったこと?

感謝は、今、自分が幸せと感じるからするものなのかな~?
もし、今、幸せと感じていなかったら・・・・
親には感謝できないものなのかな~?
それは違う様な気もするけど・・

自分の人生・・どこからどこまでが親のお陰で・・
どこからどこまでが自分のお陰で・・
どこからどこまでが親のせいで・・
どこからどこまでが自分のせい・・なのかな~?

母親の死んだ歳まで・・・あと9年になりました。
今、あらためて・・母は短い人生だったと思うけど・・
少なくても私は「せい」と思わなくてよい人生を送っています。
お母さんありがとう























泣いてはいけない!

2009-06-13 21:54:15 | 戯言
いや~、ここのところ、あまり笑えない話ばかりですいません。
笑えない状況なもので・・・笑

笑える話を思い出してみてるんですが・・・
ここに書けないような内輪ネタばかりで・・・・・とほほ

じゃあ、笑ってないか?と言えば・・毎日、笑っているのですけど・・人様にお話できるほどの笑いはないですね~。

睡眠薬でも飲んで眠ってしまいたい・・と思うくらい精神状態なので、どんな顔してるかな?と思って、さっき鏡を見たら、スゲー健康そうな日焼けしたおばさんが写ってました。笑
今の状況を考えると、フッと涙が浮かんでしまう・・・そんな時は、やさしくされるのが一番やばいので、弱っているのに気づかれないように、元気百倍!な感じで生活しています。

涙がでそうなときは、ギャグかます!
涙がでそうなときは、やさしい人に近づかない!
涙がでそうなときは、絶対に出さないようにする・・・涙をポロリと流したら・・ダムが決壊するみたいに、力がそこから抜けていく・・・。
だから、涙を出さないようにがんばる・・ちょっと出たら、すぐに引っ込める!
・・・泣く時は、誰にも気づかれなように、一人で泣く・・・できるだけそうする。

ドラマや映画を見て号泣するのはスポーツの汗みたいなものだから、どんどん流して良いと思う。
つらい時の涙は、流しちゃだめだ!
つらい時の涙は、自分を負けたような気分にさせる。
つらい時は・・・強がらなくちゃだめだ!
だから、つらい時は、最小限の涙で乗り切ろう!


あなたが美しいのは・・・♪

2009-06-10 20:26:50 | 戯言
先日、児童合唱団の合唱で聞いた「あなたが美しいのは」という、小椋佳の作品の歌詞のさびの部分に、素敵な言葉を見つけました。

♪きっと初めての空を飛ぶ鳥の心映して
誰の胸にも ひたすら待ち望むときがあるはず
いつかこころを隠す重ね着をみんな剥がして
惑いひとつもない汗をかいてみたいはず

あなたが美しいのは 愛されようとするときでなく
あなたが美しいのは ただ愛そうとするとき

きっと霧深い海に沈ませた宝のように
誰の胸にも 変わらず色あせぬ夢があるもの
いつかこころの底に輝きをひとつみつけて
抱いて思いのまま 泣いて笑ってみたいもの

あなたが素晴らしいのは 愛されようとするときでなく
あなたが素晴らしいのは ただ生きようとするとき

あなたが美しいのは 愛されようとするときでなく
あなたが美しいのは ただ愛そうとするとき♪

4年前の10月に「青空よ!」・・というタイトルで書いた文章・・・ひとり咲く花の美しさを書いたのですが・・・。
「無償の愛」・・それを自然の中の花や生き物に感じる!
「無償の愛」・・あれから、4年たった今も、これは、人間にとってかなり難しいことのような気がする。なぜだろう?なぜかしら?

自動販売機に百円を入れるとジュースが出る、そんなしくみを子供の頃から知っているからかな?
「愛」どころか、喉の乾きをいやすジュース一本でさえ、お金を入れなきゃ出て来ない!

こんこんと湧き出る泉の水を飲み・・広々と咲き誇る花畑の蜜を吸い・・
冷たい雨にふるえ・・暖かな陽射しに感謝する・・・・
そんな、生き物らしい生き方を忘れてしまったからかな?

この歌詞からすれば・・・私は美しくない!
私の愛に応えてくれないものをただ愛するなんて難しい!
でも、いつかきっと、見返り求めず愛せる日が来る!

貴方がボケてしまっても、一生懸命介護します!
寝たきりになっても、床ずれなんて作りません!
・・・その頃は、私もおばあさん・・・一般的には、美しく無い年齢だと思いますが・・
その頃になれば、きっと、この歌詞の様に美しい人間になれるのかも知れません・・

今はダメです、若いがゆえの欲がありすぎ!長生きしようと思ってるし!笑       


憂鬱

2009-05-07 22:11:11 | 戯言
「ゆうつ」を変換しても「憂鬱」にはなりません。
「とうり」を変換しても「通り」にはなりません。
「たいく」を変換しても「体育」にはなりません。
「こうづ」を変換しても「構図」にはなりません。

「ホカホカカーペット」と「ポカポカカーペット」・・
 「 ゜」がついただけなのに、すごく言いにくくなる。

「こびと」も「こども」も・・「小人」
「女」も「男」も「人」も・・・「ひと」

はし、はし、はし・・・箸、橋、端
あめ、あめ、あめ・・・雨、飴、編め
あめ、あめ、あめ・・・雨、雨、雨、雨・・・・・・・

雨ですね・・・憂鬱にならぬよう・・・

言葉遊びなんぞを、考えております。




美しき言葉

2007-02-01 16:46:09 | 戯言
先日、TBSラジオを聞いていたら、立川談春師匠がゲストでした。
スポンサーのおみやげのコーヒーをもらった談春師匠は、感想を聞かれ、「私は何が好きって、この世で、コーヒーほど好きな物はない!」と言っていた。

次の日、同じ番組でV5の三宅君とかって若者がゲストだった、同じくおみやげのコーヒーをもらったのだが、その感想は「ボクは、あまりコーヒーは飲まないんですよ・・・。」
・・・言葉は語る、それぞれの人柄を・・・。(談春さんが嘘つきで、三宅くんが正直って意味ではないですよ(-_-;))

・・・と、電話が鳴る「お忙しいところ失礼いたします、こちら車買い取りセンターですが、ご不用の軽トラックとか、ワゴン車とか・・・・。」
みなまで聞かず「ありません」と・・・切る。
一日に何度も「お忙しいところ失礼します・・・。」と言いながらも、本当に失礼な電話がかかってくる。
もう、この手のセールスの電話は、「お忙しいところ失礼します」は 言わない方がかえっていいですよね・・・この言葉が、むしろいらつかせませす。
誠意の無さを語ってしまう・・・ような気がします。

梅が咲いた・・・あ~、馥郁たる香り・・・この「ふくいく」という言葉・・・なんとも豊かな響き・・・馥郁を使わないで、梅の香りを表現したら・・・
・・・冬の凛とした空気の中に、春の訪れの予感を、そっとブレンドしたのが、小春日に、ほどかれるように溶かされて・・・そこここに、豊かな甘い空気を漂わせるような・・・そんな香り・・・・とでも書きましょうか?

言葉というと、音の組み合わせの様な気がしますが、音とは限らず、手話だったり、文字だったり、絵だったり・・・・そう・・・伝達記号とでも言いますか、そんなものひっくるめて、「言葉」・・・ の様な気がします。
「ふくいく」=良くできた記号ですよね。

その馥郁たる梅の香り、これまた、向こうは意識的でないにしても、人間にしてみると、随分といろいろな事を、語りかけられているような気がするものですね・・・

その香りで「まだ、まだ、寒い日はつづくけど・・・春は来るからね!」って言ってるよね、梅は!

梅の様に、美しき言葉で、伝えたいものですね・・・千々の思いを・・・・