海の泡のつぶやき

病気の夫の体調に一喜一憂し、鬱々としてしまう毎日。
少しでも気を紛らわせたら・・・と日記をつけることに。

リフレッシュ!

2009-01-30 22:55:34 | その他
1月7日のワーファリン服用開始から三週間経った28日、
夫は血液検査と診察を受けた

血液検査の結果が出るのに約1時間かかるので、
診察予約時刻の1時間前には血液検査を受けなくてはならない

11時の診察予約時刻を守るには、10時前には病院に着くよう
9時前に家を出る

診察室から名前を呼ばれたのは11時55分! 

「PT-INR値が0.1しか上昇していないので、ワーファリンを
これまでの1錠から2錠に増やしましょう
次回は4週間後の診察と致しましょう」ということだけで
診察時間はわずか4~5分だ

大病院は何処も同じようなものかも知れないが、マッタク!
健康な私でさえいい加減疲れるのだから夫はかなり草臥れたよね~

病院に来るのは血液採取だけにして、診断結果の知らせはメールで
出来ないものか、と夫は嘆く

そうだよね、薬はどうせ近所の調剤薬局で受け取るわけだし、
今後は、血液・CT・内視鏡・超音波・MRI 等の検査、
それと入院・手術のためだけに病院に来て、診察はメールで充分だよね



それにしても、夫と二人きりの生活
身内意識からか、私には全く無愛想な夫としか口を利かない生活
いい加減ウンザリする時がある

夫が自分の事は自分でできる今のうちこそ私も自由に出かけることが大切
そのうち本当に24時間夫の傍にいなくてはならないかも知れない
友人にそう言われた

昨日は千葉に住む友人に誘われて日帰りで水仙の花見をしてきた
水仙の香り、深呼吸!
お喋りして美味しい魚を食べてビールを飲んで、リフレッシュ!!


  (今日の画像はスカッ!と大きくなるようにした)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新聞から

2009-01-25 12:01:23 | 徒然
「朝日新聞」 2009年1月 (夕刊)

久しぶりに柳澤桂子さんのインタビュー記事が載っていた
「本当に苦しむ死に直面」

昨年10月老人病院に入院
同室者3人のうち二人は100歳前後の老人
殆ど眠ったきりだが 死にたい気持ちが伝わってきた
あんなになっても死ねない
死はもっと美しいものだと思っていた
死ぬに死ねない、本当の苦しむ死を見て、ものすごいものだと実感

十数年前の自分の経験から「自我がなければいいんだ」と気付き
悩みも苦しみもない世界がある、と分かったら、もう怖くはない
入ろうと思えば、自我のない世界に入れる
雑念がすべて取り去れれば、真っ青な空の中に自分なしでいられる

死にたくても死ねない老人病院の女性達をみて、正直なところ
死についての感じ方は揺れている
人間の死も散っていく紅葉と同じで、自然の中の一つの景色として
眺めれば、ささやかな出来事
静かであってほしいものである

***************************

そうなんですよね、柳沢さん
無様で醜悪な死に様もあるんですよね
でも柳沢さん、今更そんなことに気付いたわけではないでしょ?(笑)
老人病院に入院して体験として実感されたのでしょうね

そういう、自分の想像を絶した死にどう対していくか?
私の一番の心配、気鬱の元もそこにある

自我がある限り、なかなか自分を自然の中の一つとしてみなすことは難しい

中学生の頃、死とは自我の喪失だと気付き、それ以来死の恐怖から
逃れられない自我の塊りの私は未だに死を平静には受け止められない



「朝日新聞」 2009年1月 (夕刊)

埼玉県で溶接会社を営む女性社長の話

娘が自殺したことが悔やんでも悔やみきれないこと
小学生のころ、忙しくてゆっくり話を聴いてあげられなかった
思春期にぐれた娘は成人し、結婚し、その結婚に失敗し眠れないと訴えていた
5年前、大量の睡眠薬を飲んで死んだ
「私がもっと話を聞いてやれば」涙がほおを走る

*******************************

私の娘は生きていてくれる
連れ合いと仲良く、双子の男子を持って幸せにしていてくれる
感謝だ、とつくづく実感した


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワーファリン

2009-01-07 21:15:26 | 夫のこと
夫の静脈瘤硬化術の手術後、初めての診察日

果たして静脈瘤は上手く固まったのだろうか、
今日から血栓を溶かすワーファリンを処方してもらえるだろうか

病院の待合室で緊張しながら順番を待った

結果は、今日からワーファリンを処方してもらえるようになった

門脈に血栓ができるということは肝臓の機能が低下した証拠であり
血栓を溶かしたからといって肝機能がよくなるわけではない、というのは
分かっていても、なす術もなく手を拱いていられるよりはずっと嬉しい

夫もひとまずホッとしたようだ
私も勿論!

ワーファリンを呑むに当たって納豆は絶対に食べないよう
担当医から注意された

早速ネットで「ワーファリンと食べ合わせ」を調べた
ビタミンKがよくないようだ
食べ物に注意しなくては!



疑問の「糖尿病」についても訊いてみた

「現在の血糖値は高くないが時々高いときがある

 甘いものだけでなく食べ物は体内で皆、糖に変わるので
 肝機能が弱っている病人は甘いもの云々より、食べ過ぎに
 注意しなくてはいけない

 栄養を吸収し、その際発生するアンモニアを解毒する機能も
 落ちているわけなので必要以上の栄養分(つまり糖分)は
 摂らないほうがよい」

と説明された、納得である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年賀状顛末記

2009-01-04 22:20:42 | 娘のこと
娘ファミリーから年賀状が来た
やはり、とても嬉しい・・・・・

暮れ、年賀状の準備をしている間中、私は娘のことが気になっていた
娘からの賀状は来るだろうか、それともすっかり縁を切ったということで
年賀状すら寄越さないのだろうか

来ても来なくても、娘からの音信がどうであれ、私の方は娘に年賀状を
出し続けるつもりだった
今年も来年もずっと・・・・・・・


元旦は郵便受けから年賀状を取るのが嫌だった
年賀状を見て誰から来たかを確認するのが嫌だった

そして元旦に配達された賀状の中に娘からのものが無かった時
やはり・・・・と思い、そうならそうでよい、とも思った

しかし三日、郵便受けに娘からの賀状を見つけた時はやはり、とても嬉しかった

5歳になった双子の孫の可愛い写真が二枚貼ってあるデザイン
言葉は何もなく印刷だけの賀状だが、双子を見れただけで嬉しい

娘も婿殿も一人っ子
婿殿のお父さんは二年前に亡くなっているし、お母さんとは義絶している

双子は親戚のだれからもお年玉をもらわない

両親が揃っていて毎日楽しく過ごしていれば、お年玉なんかもらわなくても
おじいちゃん、おばあちゃんなんかいなくても何の痛痒も感じないものだろう

しかし写真で双子を見ていると何かとても可哀そうな気がしてしまう

夫にそう言うと「親がそれを選んでいるのだし、それで良いと思っている
のだから全く気にする必要は無い」との返事
何をかいわんや! である。


**************************

今、姉から電話があった

私の所に娘からの年賀状が来ていないなら、可愛い写真を見るだけでも
と、姉の所に来た娘からの賀状を送ってくれるつもりだったそうな・・・・

暖かい思いやり、本当にありがたい。
ありがとう、お姉さん!

姉宛ての賀状にはコメントが付いていたそうな、それも嬉しい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする