ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

宝篋山ハイキング「新寺コース」に挑む

2015年03月06日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2015年3月6日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成26年度第37回(2015年第8回)、「宝篋山(新寺コース)」ハイキングに参加した。

宝篋山ハイキングコースは、6つあり、この日は当会ではこれまで殆ど歩いたことのない
「新寺コース」を上ることにした。
会長は、当会発足以前に一度歩いたことがあるそうだが、記憶は大分薄らいでいる、とのこと。
下りは、眺めが良いとされる「山口コース(1)」を計画している。

第一集合場所の乙戸沼公園に集まったのは16名。


9時45分、この日の出発地、筑波総合体育館に到着。
直行した8名と合せ参加者は24名となった。


来年度の会費の徴収に快く応じる皆さん。
『集金御苦労さまぁ』


集金作業も終わったところで、準備体操をして、


10時2分、宝篋山目指して出発!


後に続くKさん。
昨日、81歳の誕生日を迎えたそうだが、元気である。


先頭はいつものようにOさんだ。
今年度は、唯一ここまで毎回参加している。
今年度の例会も残り3回、この勢いで是非とも皆勤賞を獲得して欲しい。


この日は当会最高齢(84)のH子さん(中央)も元気に参加している。


前方宝篋山山頂に鉄塔が見える。
『今日は、あそこまで上るのねっ』


山口集落を進む。
大きな長屋門を構えた農家などもある。


「南無馬頭観世音・・・」の文字が刻まれている。


宝篋山が正面に見える開けた場所に出た。
右手にため池がある。


突き当りが分岐点になっており、左が山口コース(2)(3.3Km)、
右が新寺コース(3.1Km)と案内されている。
ここを右に曲り、


しばらく農道を道なりに進む。


道の分岐点には、案内表示が立てられている。
初めての我々には頼りになるし、何とも心強い。


里の白梅が満開になっており、梅の香が仄かに漂う。
『良い香りっ もう里は春だねぇ』


山口集落を進む。
宝篋山の山頂の鉄塔が見え隠れする。


案内表示に従って集落の緩やかな坂道を進む。


集落を過ぎると、登山道らしくなってきた。
『ようやくここから上り開始だねっ』


坂道が次第にきつくなってきた。


回りは荒れた竹藪の中を進む。
『熱くなってきたよっ 身体に堪えるねぇ』


10時44分、最初の休憩を摂る。
上着を脱ぐ人も。


軽い休憩の後、曲がりくねった坂道を上る。


急坂の山道はしばらく続き、なかなか平坦な場所が現れない。
『新寺コースってけっこう厳しいよねっ』


11時ちょうど、ようやく平坦な場所に出たが、道は左に直角に曲っており、そのまま進むべきか判断に迷ってしまった。
偵察に向かった人が戻って来るのを待っている状態。


偵察が戻ってきて、『道は下っているけど、行けるかも知れない』とのこと。
案内標識はないし、他に道らしきものは見当たらない。、
結局道なりに左方向に進むことにした。


下りを過ぎると、


今度は急登である。


11時10分、山口コース(2)との合流点に到着した。
『この道で良かったんだ』


周囲はこれまでの雑木林から杉林に変わった。


杉林を上ること10分、見晴しの良い場所に出た。


あいにく木々に視界を遮られて、また、霞んで遠くは望めない状態である。


ここで、しばし休憩だ。


11時30分、山頂まで0.7Km地点を通過


11時38分、小田城コースとの合流点に到着。


突然、二人の若者が山頂方向へ駆け上っていった。
一人は黒人である。留学生なのだろうか?
今から来年の箱根を目指して練習を積んでいるのかな?
『いやぁ こんな山道を走って登るなんて凄いねぇ』


我々も彼らに負けずに山頂を目指そう。
『山頂到着はお昼頃になりそうだねっ』


山頂まで左0.2Km、直進0.3Kmの分岐点が現れた。
迷った末、トイレのある、直進方向に進むことにした。


トイレのある場所までは、200mほどだが、これがかなりきつい。息も上がる。
『もう直ぐだよねっ』 自分に言い聞かせるしかない。


11時52分、山頂まで100mの広場に到着した。


少し遅れてOさんが到着。
『いやぁ 最後は参っちゃったよ』
いつも元気なOさんだが、最後の100mは相当堪えたようだ。


体調を整え、100m先の山頂を目指す。


山頂までの100mもけっこうきつい。


目の前に浅間神社の鳥居が現れた。


浅間神社の鳥居をくぐれば山頂である。


11時59分、宝篋山山頂(461m)に到着した。
『着いた~っ』
筑波総合体育館から1時間57分、コースタイム(2時間)とほぼ同じだ。
山頂のあちらこちらで、先客が弁当を広げていた。


昼食の前に、
近くに居た人の好意で、筑波山をバックに全員揃って記念の撮影だ。


宝篋山から観る筑波山は素晴らしい、といつも思う。


麓を見下ろすと、出発地の筑波総合体育館がよく見える。
右は北條大池である。


さらにその右には、奈良・平安時代の常陸国筑波郡の役所跡である、
復元された「平沢官衙遺跡」が見える。


昼食タイム
山頂から一段下りた所にベンチを見つけた女性陣。


男性陣も隣のベンチで弁当を広げる。


この日の最高気温は、予報では9度とのことだったが、山頂は寒い。
宝篋院塔の傍にたまたま温度計があったので、見ると、5度を示していた。
『5度かぁ どおりで寒いはずだよねっ』
『早く下りたいねっ』


山頂を下りようとしたちょうどその時、「まゆみの会」の横張さんとばったり。
訊くと、この日3度目の登頂とのこと。また下山後は、東城寺方面へ向かうとのこと。
既に宝篋山への登頂は1,300回を越えたそうだ。ここ4-5年の間のことである。
『いやぁ 凄いっ』 この人こそまさに”鉄人”と言っても言い過ぎではあるまい。


12時49分、山下りを開始。
当初は、山口コース(1)を予定していたが、急遽予定を変更して、山口コース(2)を下ることにした。


山頂で冷えた身体を温めるのにも、一刻も早く下り始めた方が良い。


『下りは楽で良いねっ』


12時56分、小田城コース分岐点を通過。ここまで7分しかかかっていない。
ようやく冷えた身体が少しだけ温まってきた。


13時7分、見晴し台に到着。
景色は相変わらずだ。


杉林を下る。
上りの時には気が付かなかったが、間伐が行われていないので、かなり荒れている感じだ。


13時17分、新寺コースへの分岐点を通過。
午前中に上ってきたところだ。


『もう分岐点なのかぁ』
下り始めて20分足らず、快調なペースである。


一跨ぎできるほどの小さな沢を渡る。


13時24分、山口コース(1)への合流連絡道を通過。


さらに下っていると、後ろから『休憩っ』の声が掛かり、


13時39分、小休止だ。


13時42分、山頂から2.2Km地点を通過
大池公園まで残り1,8Kmと案内されている。


ここから車が上るのにも大変そうな、急坂の舗装道路が始まった。
正面に筑波山が見える。


ツーショットが『最高の健康法だよ』と、男性最高齢のTさん。
来月には82歳を迎えるとのことだが、相変わらず元気である。
『いやぁ なかなか素晴らしい眺めだねぇ』


筑波山だ。


13時53分、ため池へ到着。
午前中、新寺コースへ分岐した場所である。


山口集落のつくバス停留所前を通過


山口集落を歩く。


前方左手にゴールの筑波総合体育館が見えてきた。


14時6分、筑波総合体育館に到着。
下ること1時間17分は、ほぼコースタイム(1時間20分)どおりだ。


続けて一団が到着。


上りの途中からは先頭を、下りはしんがりを務めたNさんも無事ゴール。
『やったぁ ゴールっ!!』
『お疲れさま~っ』


整理体操をして、


『深呼吸をしてっ』
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


一昨年(2013年4月26日)以来の宝篋山、今回初めて「新寺コース」への挑戦となった。
コースは、ボランティアによる案内標識等も整備されている。
途中1カ所だけ道に迷いそうになったが、思ったよりも歩き易かった。
ただ視界が開けた場所が殆ど無いのはやはり物足りなさは感じる。
そのうち機会があれば、当会では未踏破の「常願寺コース」を歩いてみたいものである。


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