ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

ミスとハプニングの一日 羽田七福稲荷巡り

2014年09月19日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2014年9月19日(金)


毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成26年度第17回(2014年第27回)、「羽田七福稲荷巡り」ウォーキングに参加した。

この日のウォーキングコースは、
京急糀谷駅をスタートし、東官守稲荷・妙法稲荷・重幸稲荷・高山稲荷・鷗稲荷・玉川弁財天・白鳥稲荷・穴守稲荷の
7つの稲荷神社と1つの弁財天を回り、京急穴守稲荷駅をゴールとする、全長約8Kmのコースである。

上野駅で、山手線に乗り替え、品川駅へ向かう。
この日の参加者は18名である。


京浜急行品川駅で、羽田空港行き電車の時刻表を確認。
『9時43分発に乗れば良いようだねっ』


9時59分、京浜急行糀谷駅に到着


駅前は狭いため、準備体操は省略ということに。
10時8分、糀谷駅を出発!
先ずは最初の訪問地、東官守稲荷神社を目指す。


糀谷商店街を進む。


商店街は活気があって人通りが多い。


自転車が多いのにも驚かされた。
『土浦もこんなに人が多ければ良いのにねっ』


この日も先頭を務めるのはOさんだ。
『いやぁ 買い物客が多くて活気があるねぇ』


長い糀谷商店街が終わり、


住宅地の中を東官守稲荷神社を探す。
何軒かの商店に訊いてみたが、東官守稲荷神社は知らないと言う。
「稲荷神社巡り」の案内のようなものは一切ないし、周辺地図なども全くない。
地名表示されているが、地図がないので、初めての我々にとっては、さっぴである。
これでは、東官守稲荷神社を探すのは容易ではない。
『東官守稲荷神社は、どこなのかなぁ』


歳のいった通行人に確認したところ、地図の道筋が一本間違っていることに気が付いた。大チョンボである。
途中まで引き返さなければならないが、親切にも途中まで一緒に同行して道を教えてくれたのには、感謝感謝である。


同行して貰った方に教えてもらった通りを進む・・・


10時29分、萩中東官守稲荷神社と書かれた場所に到着した。


しかし、神社の入口には萩中神社とあるが・・・
東官守稲荷神社イコール萩中神社なのか?
商店の人に訊ねる際に、萩中神社と言えば『あぁそれなら知ってるよっ』と教えてくれたかもしれない。


左奥に稲荷神社独特の赤い鳥居が見えた。
東官守稲荷神社のようだ。


額には東官守稲荷神社とある。


東官守稲荷神社は、身体安全のご利益があるそうだ。


次の次の妙法稲荷神社へ向かう。
光輪幼稚園裏を通過。


回りはお寺に囲まれている。
これは真光寺


後に見えるのは先ほど通ってきた光輪幼稚園の妙覚寺だ。


こちらは、麻谷山福称寺。
いずれも立派なお寺であるが、どの寺も建物は新しく、古刹の雰囲気はない。


住宅街を進む。
細い道の両側にはびっしりと住宅が立ち並び、空き地のようなスペースは全くない。
目指す稲荷神社はこの近くの筈なのだが、果たして妙法稲荷神社は見つけることが出来るのだろうか?


バス停で待っている若いお母さんに妙法稲荷神社の場所を訊ねたところ、
地図を膝の上に置いて、スマホで一所懸命に調べてくれている。
それらしい神社が近くにあると言うので、お礼を述べてその場所へ行ってみると・・・


御嶽神社(おんたけ)という普通の神社があった。
残念ながら稲荷神社ではなかった。残念!


御嶽神社の近くの老人に訊いてみると、妙法稲荷神社はこの道を行った先にあると言う。
云われたとおりに住宅街の道を進むと、


11時14分、妙法稲荷神社に辿り着いた。
一時方向を身誤ったが、何とか捜し出すことが出来た。
やはり、古くからの稲荷神社などは、地元のお年寄りに訊ねるのが一番、と思った。


赤い鳥居を潜ってお稲荷さんへ。


お稲荷さんにお参りを済ませる。
妙法稲荷神社のご利益は、招福厄除だそうだ。


次は重幸稲荷神社だが、地図を確認すると、重幸稲荷神社としていた場所が、実は妙法稲荷神社だったことが分かった。
ということは、重幸稲荷神社は何処にあるのだろうか? 少々不安になってきた。
最悪の場合、重幸稲荷神社はパスすることになるかもしれない。
などと思いながら、その次の高山稲荷神社へ向かっていたところ、


突然、左手に稲荷神社が現れた。
重幸稲荷神社である。
無事重幸稲荷神社に辿り着いて一安心。
と思ったその時、携帯にNさんから連絡が。何とNさんがいないことが判明。
こちらへ向かっているようだが、お互いに場所が分からない。
とりあえず、これから連絡を取り合うようにして、先へ進むことにした。


重幸稲荷神社の小さな祠にお参りを済ませた。
重幸稲荷神社は、開運長寿のご利益がある、とのこと。
半ば諦めかけていたところだっただけに、本当に運が良かった、
ということで、ここはお賽銭を弾んでおいた。


本羽田二丁目辺りの住宅街を進む。


11時41分、今度は問題なく地図どおりに高山稲荷神社に到着した。


高山稲荷神社にお参り。
高山稲荷神社は、学業成就のご利益がある。


高山稲荷神社で一休みしていくことにした。
皆さん、少し疲れた様子。


妙法稲荷神社を探しているうちに、行方不明になったNさんとここで合流することにしていたのだが・・・
なかなか直ぐには到着出来そうにないとの連絡が入り、待ち合わせ場所を次の鴎稲荷神社に変更して、
一行は鷗稲荷神社を目指すことにした。


本羽田三丁目付近の住宅街を進む。


つばさ総合高等学校を通過。
なかなか格好良い校名である。


正蔵院了仲寺
お墓が立錐の余地なく立ち並んでいる。


産業道路を潜ったその先に、


首都高速1号羽田線が見えた。


羽田三丁目の細い路地を50mほど入って行くと、
鷗(かもめ)稲荷神社に到着した。
時計は12時4分を差していた。


鷗稲荷神社にお参り
鷗稲荷神社のご利益は開運招福となっている。


釣り餌屋の看板が見える。
どうやら多摩川に到着したようである。


12時13分、別格玉川弁財天に到着。
玉川弁財天は稲荷神社ではないが、羽田七福神の一つとなっている。
弁財天と言えばご存じ金運長寿のご利益である。


『うわぁっ 広いわねぇ』


『川の向こうは川崎市なんだぁ』


釣り人もちらほら。
今の時期、狙いはハゼだろうか?


羽田空港の端に真っ赤な大きな鳥居が見える。
穴守稲荷神社の一の鳥居で、戦後の空港拡張工事で、米軍が強制撤去しようとした所、事故が相次いだため、
戦後も旧空港ターミナルビル前の駐車場に残されていた、そうである。


しかし、平成11年(1999)更なる空港拡張工事の為、撤去が検討されたが、
地元住民の強い希望で、約800m離れた現在の場所に移転される事になった。
費用は住民の集めた募金(約2,000万円)があてられた、そうだ。
そして一人の怪我人も無く無事移転作業は完了し、現在に至っている、とのこと。
「平和」と記された額が掲げられている。


12時24分、白鳥稲荷神社に到着


白鳥稲荷神社へお参り
白魚稲荷神社のご利益は無病息災である。
歳をとっても無病息災でありたいものである。
ここで、遅れていたNさんがやっとのことで合流し、全員が揃った。


途中、教えてもらった小さな路地が行き止まりだったりもしたが、
穴守稲荷神社へ40mの案内看板を見つけ、それに従って進むと、


12時41分、穴守稲荷神社へ到着した。
これまで回ってきた稲荷神社に比べるとひと際大きい。


狛犬の狐が子供を連れているということは、メスなのだろう。
この狛犬、かなり怖い顔をしている。


こちらはオスだろうか?
太い尻尾が印象的である。


Webの「羽田七福稲荷巡り」には、穴守稲荷神社のご利益は紹介されていなかった。
が、とにかくお参りは済ませた。
ここが最後だからと、残ったお賽銭の小銭を全部お賽銭箱へ投げ入れた。
何かご利益があるだろう。


お~っと! 本殿の横に赤い鳥居が並んでいるではないか。
穴守稲荷神社の奥の院だそうだが、これは知らなかった。


ここまで来たからには奥の院へのお参りもしておかなくっちゃ。
しかし、お賽銭は勘弁してもらおう。
ご利益はいただけないかもしれないが、仕方ない。


「羽田七福稲荷巡り」を全て終わり、穴守稲荷神社を後にした。


京浜急行羽田空港線の穴守稲荷駅へ向かう。
実は、この商店街へ曲る50mほど手前の国道131号線(環八通り)で、地元の人と思しき通行人に
穴守稲荷駅の場所を訊ねたのだが、その御仁(そんなに歳ではない)は自信ありげに、
約1Kmも先の道の右側だと教えてくれたのだった。
とりあえず礼を言って別れたが、とんでもない場所だったことは確かだった。


12時57分、穴守稲荷駅に到着
この日はここで解散し、めいめいお好みの場所で食事を摂ることにした。
女性陣は品川駅で食事をして帰ると言い、ここで分かれることにした。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


我々男性陣は、お腹も空いていたので、穴守稲荷駅前の中華料理屋へ。


とりあえず冷たいビールで喉を潤した。


『いやぁ 今日のビールはまた美味しいねぇ』


たんたん麺と半チャーハンでお腹一杯
『美味しかったよっ』と言うと、『謝謝っ!』の返事返ってきた。


目の前の穴守稲荷駅へ向かい、帰路についた。


初めての羽田七福稲荷神社巡りだったが、事前の下見もせずに作成した地図が間違っていたため、
最初から道に迷って、会員の皆さんには見当違いの場所を歩かせてしまい、大変申し訳なく思っている。
やはり初めての場所は、充分な下見が必要だと云う事を痛感させられた。
案内板や地図などの整備もお願いしたいものである。

途中で一人が逸れてしまったのも想定外だった。
幸いにも最後の一つ手前の稲荷神社で合流できたから良かったものの、これが山などだったらと思うとぞっとする。
本人から電話があるまで気が付かなかったのは、大いに反省すべき点である。
点呼の重要性を再認識した。

また、羽田七福稲荷神社は、地元の人にもあまり知られていないようで意外だった。
通常の七福神巡りとは違う稲荷神社の雰囲気も味わえるし、もう少しPRすれば
より大勢の人が訪れるようになるのではないだろうか?


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