ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

宝篋山ハイキング 三中地区公民館行事 

2015年12月15日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2015年12月15日(火)

当「健康ウォーキング同好会」が所属して日頃お世話になっている土浦市三中地区公民館主催の
笠間探訪(6月30日)”に続く、今年2回目のハイキング・ウォーキング行事が開催された。
行先は、当会が先月(11月20日)に実施した宝篋山である。
協力・応援という形で当会からは会長以下4名が参加した。

8時50分、三中公民館に土浦市教育委員会の大型バスが到着した。
途中、渋滞に巻き込まれて20分ほど遅れての到着である。
30分ほど前から公民館で待機していた参加者が乗り込んだ。


この日の参加者は、一般参加者25名、公民館側2名、それに我々4名を合せて総勢31名である。
定刻の9時ちょうど、宝篋山の小田休憩所に向けて、出発!


バスは、国道6号BP、


国道125号を快調に走り、


9時33分、公民館から30分ちょっとで小田休憩所に到着した。
休憩所には、大型バスは入れないので近くの路上でバスを降りて、


宝篋山小田休憩所へ


小田休憩所で体調を整え、会長の掛け声で準備体操だ。
『足の屈伸をして~っ』


『最後に深呼吸~っ』


9時55分、グループリーダーのOさんを先頭に先ずはAグループが出発!


続いてBグループが出発。
先頭(リーダー)は会長が務める。


Cグループの先頭(リーダー)はTさんだ。
しんがりは、公民館長が務める。


上りは先月と同じ極楽寺コースである。


目指すは宝篋山山頂(461m)だ。


極楽寺コースの案内標識に従って進む。


10時6分、極楽寺公園前を通過。


五輪塔へ。


10時10分、石造五輪塔に到着。
『ここまでは楽で早いねっ』


五輪塔
この石造五輪塔は、全体として均整のとれた力強い作品であり、
鎌倉時代後期の全国的にも珍しい、本格的な五輪塔である。
鎌倉時代後期の完成された様式の五輪塔の中でも、一連の作風を示すものが西大寺系石工による作品である。
奈良西大寺の叡尊五輪塔、鎌倉極楽寺と大和郡山額安寺の忍性五輪塔がそれであり、
忍性ゆかりの三村山極楽寺の本塔もこの流れに属するものと考えられる。
高さは2.76m。つくば市文化財に指定されている。(説明板より)


一息入れ間もなく、宝篋山を目指す。


『これから上りが始まるみたいねっ』


沢へ通じる杉の木の根元には、


名もない鎌倉墓がひっそりと佇んでいる。
近くにはこの他にも鎌倉墓を見ることが出来る。


最初の沢を渡る。
ここからは沢を縫うように登山道が続く。


沢には、小さい滝のような流れも。
これは、宝篋山トレッキングマップにある「慈悲の滝」だろうか?


沢に沿って上りが続く。
水量は先月より幾分少ない。雨が少ない証拠だ。


沢の音が心地よく響く。


次第に身体が温かくなって、額に汗が滲んで来た。


10時20分、一休みしていこう。
『いやぁ 思ったよりきついなぁ』


宝篋山山頂を目指す。


10時29分、「五條の滝」を通過


沢を渡るのは、これで3度目になる。
水量が少ないので、安心して渡れる。


『半分くらい来たのかしらねっ?』 の声に
『もうちょっと上ると真ん中辺ですよっ』とエールを返す。


左手に「心の滝」を観ながら進む。
極楽寺コースの数ある滝の中で一番美しい流れをしている、と思う。


続いて沢の左へ渡り、「白滝」を通過。
前回に比べてかなり水が少ないように感じる。


「白滝」をさらに上ったところで、


10時46分、ようやく先頭が止まった。
水分補給のための小休止だ。


直ぐ後ろは「葵の滝」である。
極楽寺コース最後の滝だ。


『いやぁ けっこう汗がいちゃったよな~っ』と
美味しそうに水を飲む公民館長。


水分補給後、再び宝篋山目指して、出発!


「葵の滝」を過ぎると、大木が点在する。
木の名前は分からないが、かなり古そうだ。


こちらは「太郎こぶし」という名前が付けられている
胸回は2m70Cmとある。


小田休憩所から1.7Km地点の純平歩道への分岐点を通過すると、


視界が開けた場所に出た。


『大分上って来たんだねぇ』


しかし、あいにくの天気で眺望はあまり良くない。
『もうちょっと眺望が良ければね~っ』


気を取り直して宝篋山山頂を目指す。
山頂まで残り1.3Kmほどだ。


『山頂はまだ先だったかなっ』


『この坂道、まだ続くのかしら?』


ここで引き返す訳にもいかない。
ここは、上るしかないのである。


堪らず一休みするグループも。
『いやぁ 意外に堪えるねぇこのコースは』
先日下見をしたという公民館長も上着を脱いだ。
ここが踏ん張りどころだ。


極楽寺コース最後の難所といわれる岩場を縫うように上り、


11時26分、「こぶしの森展望所」に到着。
『ここまで来れば後は楽だからねっ』と美味しそうにミネラルウォーターを口に含むOさん。


「こぶしの森展望所」からの眺望。
既に紅葉も終り、山全体が茶色に包まれている。


「こぶしの森展望所」を過ぎると道はほぼ平坦になった。
『こんな道ばっかりだったら楽で良いのになっ』


11時33分、常願寺コースとの分岐点を通過。
宝篋山山頂まで残り約500mとある。


『山頂は近いみたいねっ』


11時41分、山頂下の広場に到着。


少し遅れていた最後尾も到着したところで、


揃って山頂を目指した。


今回は、山頂の浅間神社の鳥居正面から上ることにした。


丸太の階段を上り切り、


浅間神社の鳥居を潜ると、


11時54分、宝篋山山頂(461m)に到着した。
宝篋印塔は、浄土真宗を除く各宗で建てられている仏塔で、経文を納め祈願の意味で建てられた塔のことである。
宝篋印塔が建てられていることから、宝篋山と呼ばれる。


石造宝篋印塔は、鎌倉時代中期に建てられたもので、茨城県指定文化財となっている。


この日も筑波山はあいにく山頂付近は雲に隠れていた。
前回は、弁当の後に記念写真を撮ったが、この時は全く雲に隠れてしまうといったことがあったので、
今回は弁当の先に撮ることにしたのである。


公民館長から、温かいスープの差し入れを用意しているとのこと。
公民館所属の運動部の方が、先回りしてスープを作ってくれていたと言うのだ。


温かいワカメとコーンのスープが全員に配られた。
『全員分の水を運ぶのは大変だったでしょうにねっ』
『ご苦労さまですっ』


冷えかけた身体に温かくて甘いコーンスープは、とても美味しかった。
『ごちそうさま~っ』


山頂のベンチで弁当だ。


こちらはご夫婦で仲良く。


『山頂で温かいスープは、最高だねっ』


弁当も終わり、各グループ毎に点呼を取って、


12時40分、下山開始。
帰りは、景観良好ポイントのある山口コース(1)を下る。


ゴールの筑波総合体育館を目指す。


『下りは楽で良いわねっ』


一部舗装された道を進み、


山口コース(1)へ。


しばらく緩やかな坂道が続く。


山頂から15分ほど下ったところに「万博の碑」があった。


30年前の1985年「つくば化学万博」へ寄付した人達(関東地方)の名前が刻まれているのだそうだ。


ゴールの筑波総合体育館を目指す。


左側の視界が開け、”景観良好ポイント”に差し掛かった。


この日は、薄雲っており、景色良好とはいかない。
『もうちょっと寒くならないとだめなのかねぇ』


右手にぼんやりとゴールの筑波総合体育館が見える。


今度は右手の視界が開けたが、麓の景色は見えない。


13時14分、宝篋名水前を通過。
名の文字は消されていた。名水ではなくなったということなのか?
あまり積極的に飲むのは控えておいた方が良さそうだ。
市民研修センターまで2.5Kmとある。


杉林の中を進む。


13時23分、小さな広場があったので小休止だ。


山口まで1.7Km、宝篋山山頂まで1.7Kmの案内表示。
『ここがちょうど真ん中ということだねっ』


数分間の休憩の後、ゴールの筑波総合体育館に向けて、出発。


曇っていた空が明るくなって陽が差して来た。
陽が差すと気分も爽快になる。


落ち葉にびっしりと埋め尽くされた道は、歩くと気持ちは良いが、
窪みや小石など全く見えないので、注意が必要だ。


13時37分、山口コース(2)への分岐点(連絡道)を通過。


しばらく瓦礫の道を下って行くと、舗装された道になった。
『やっぱり歩き易いよねっ』


13時48分、民家があった。
山口の集落の端っこである。


山口集落の田園風景の中を進む。


先頭集団と後続の間が開き過ぎたため、後続を待つことに。
『出来れば一緒にゴールしたいもんね』
Oさんの心配りである。


ゴールの筑波総合体育館を目指す。


地元の野菜や果物が売られていた。
白菜や大根の他、里芋、ゆず、キウイなどがビニール袋に入っていた。
どれも全て100円という安さである。


『もう直ぐゴールだよねっ』
女性の皆さんは、余裕のある表情で、足取りも軽い。


こちらは夫婦仲良く歩調を合わせてゴールへ向かう。


左手後方を見返ると、宝篋山山頂のパラボラ鉄塔が・・・
『また来なさい』とでも言ってるように見えたのは気のせいか。


当会の役員がしんがりを務める。
『皆さん、ゴールが近いと足が速くなるねぇ』


14時9分、筑波研修センター前を通過。


右手に北条大池の土手を見ながら進み、


14時11分、筑波総合体育館に到着した。


既に到着待機していた教育委員会の大型バスに乗り込み、一路三中公民館へ。


15時25分、出発地の三中公民館に到着。
ほぼ予定通りの時間である。
最後に公民館長の『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』の挨拶で家路についた。


土浦三中地区公民館行事としての宝篋山ハイキングということで、運良く雨にも降られず、
無事何事もなく実施出来たことにほっと一安心である。
山頂で差し入れされたスープは、温かくて美味しかったし、公民館運動部の心遣いに感激した。

日頃それほどウォーキングやハイキングの経験は少ない、という方達が対象ということだったが、
皆さんしっかりと歩き切り、大いに自信になったのではないだろうか。

公民館館長によれば、来年も別の講習会を計画したいという意向を持っているようであり、
その時は、また微力ながらお役に立てればと思っている。

この日の万歩計は、16,000歩に迫ろうとしていた。

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