ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

有志で一泊忘年会 奥久慈八溝山

2013年12月17日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年12月17日(火)~18日(水)


毎週金曜に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」有志で、「忘年ウォーキング」と称して
一泊旅行に出かけた。
有志での一泊旅行は今回が2度目となる。
昨年は、五浦海岸・大津港だったが、今回は奥久慈の日輪寺から八溝山を歩くことにした。
参加者は会長以下有志(男性のみ)7名である。

一日目(12月17日
土浦市民会館で最後の一人が乗り込み、一路奥久慈を目指した。


友部SAで最初の休憩


女性トイレの行列
最近女性の団体旅行をあちこちで見かけるが、それを象徴するような光景だ。
『大変だねぇ おばちゃんたちも』 同情することしきりである。


奥久慈の「道の駅だいご」で2回目の休憩


奥久慈の名物と言えば今の時期は”りんご”だろう。
直売所の店頭にはたくさんの”りんご”が売られていた。


”日本一優しい裏見の滝”を自認する蕎麦屋「もみじ苑」へ向かう。
坂道を下って行くと・・・


「もみじ苑」があった。
裏見の滝はお昼(蕎麦)を食べてからにしよう。


蕎麦を注文して待つ間に「もみじ苑」のパンフレットに目を通す。
『へえ~っ 蕎麦にこだわってるんだぁ』


『なるほどっ』 ”日本一優しい裏見の滝”の説明に納得した様子だ。


注文した蕎麦(もり蕎麦:800円)がきた。
細麺だが、腰がしっかりしている。
少し量が少ない感じがする。しかし、大盛はないため、これで我慢しておこう。
お腹いっぱいだと、この後八溝山を歩くのに支障があるかもしれないので、腹八分目が良いだろう。


”日本一優しい裏見の滝”の採点結果表
店の主人が全国の裏見の滝を見て回り、自分なりの条件で採点した結果である。
「月待の滝」が”日本一優しい”という結論に至ったそうだ。
条件としては、滝の裏側に入れるか、滝裏のスペースは広いか、滝裏でマイナスイオンを浴びれるか
などは当然として、国道や駐車場からの距離、滝を見ながら飲食できる環境などなど、なかなか興味深い。


蕎麦を食べ終わったので、実際に「月待の滝」(裏見の滝)を見てみよう。
二筋の滝が流れ落ちている。パンフレットよりも水量はかなり少ない。


滝の裏側はかなり広い。
”裏見の滝”の条件としては申し分ない。


水量がやや少ないので、マイナスイオンの効果はいかほどだろうか?


”裏見の滝”から約35分で八溝山登山口である。
ここから山頂の駐車場まで約7Kmの坂道が続く。
車で約15分だが、歩くと2時間以上はかかるだろう。


13時5分、八溝山駐車場に到着した。
会長の掛け声でいつもの準備体操をして・・・


先ず、日輪寺に向かう。リュックなどは車に置いて行くことにした。
八溝山から日輪寺一帯は湧水個所があちこちにある。
主なところでは、金性水・銀性水・龍毛水・鉄水がある。
この白毛水もその一つである。
坂東33観音霊場巡りで訪れた時に、ポリバケツで持ち帰ったことを想いだした。


舗装された道路を日綸寺へ向かう。


雪が降った痕跡があった。道の中央は凍っていて滑るので道の両側を進む。
日輪寺の住職の話しでは、2日前に降ったそうだ。


日輪寺への近道(約260m)があるが、かなりな急坂である。
『下りは良いけど、上りは大変だろうなぁ』と言い合いながら日輪寺へ。


日輪寺に到着。
坂東33観音霊場21番札所である。
平成21年(2009)4月に坂東33観音霊場巡りで参拝している。


日綸観音菩薩像
腰の辺りが何となく艶っぽい感じがする、なんて書くと不謹慎だろうか。


『日綸寺から筑波山が見えるよっ』とご住職。
左側のうっすらと見えるのが筑波山だ。


先ほど下って来た急坂を上る。
『やっぱ、これはきついわ』


息を上げながら急坂の歩道から車道に戻り、
ここからは車道を歩いて八溝山へ行くことも出来たが、約1.1Kmの山道を上ることにした。


八溝山への坂道が続く。
日輪寺への近道ほどの急坂ではないが、息が上がる。


白毛水を経て駐車場へ至る道への分岐点を通過


車道から20分ほど歩いたところで、一息入れて山頂へ向かうことにした。
ずっと上りが続いたため、かなり汗をかいてしまった。
上着を脱いで体温調整をするが、気温も低い。


八溝山へ残り0.2Km付近
右に折れると銀性水へ70mとある。


八溝嶺神社の鳥居の先に本殿が見える。


八溝嶺神社に到着。
この1年間何事もなく無事にウォーキング出来たことに感謝しよう。
お賽銭は少し弾んでおいた。


14時14分、八溝山山頂(1,022m)に到着した。
『茨城県で一番高い山だから、一度は登っておかなきゃねっ』
山頂の標識には福島県棚倉町と書かれていた。ここはちょうど県境なのだ。


山頂から一段下がったところに天守閣を模した展望台がある。
こちらは茨城県大子町が建てたものだ。


展望台に上ると日光連山や那須方面の眺望が望める。
『あっちが那須方面だねっ』


那須方面
『今日は素晴らしい眺めだねぇ』
『来た甲斐があったと云うもんだよねっ』


左手には、左から日光男体山(2486m)、大真名子山(2375m)、女峰山(2483m)が見える。


八溝山眺望


展望台を吹き抜ける冷たい風に身体が冷え切ってしまった。
『早く温ったかい温泉に浸かりたいねぇ』


15時32分、この日の宿泊先ホテル「奥久慈館」に到着した。


ホテル「奥久慈館」玄関


チェックインして前払いを済ませると部屋の鍵を渡された。
通常365日7,800円と謳っているが、12月1日から3月20日までは優待券(新聞折り込み)を持参したので、
一室3名以上の場合は5,800円となる。一人2,000円の割引はありがたい。
夕食は17時30分からと言うから、ちょうど良い時間に到着した。


ひと風呂浴びて夕食タイム。
酒・ビール・ワイン・焼酎など全て飲み放題である。
ビールも自分で注ぐ。


『かんぱ~いっ』
『一年間お疲れ様でしたぁ』


料理はバイキングだ。
品数はそこそこ多いし、味もまあまあと云ったところ。


『けっこう美味しいよねっ』
タラバガニに舌つづみを打つ皆さん。


普段はあまり飲まないTさんだが、この日ばかりは良い飲みっぷりである。


『ささっ 一杯いこうっ』


『今日は酒が美味いねっ』
飲み放題でドリンクバーになっているので、いちいち注文しなくて済むのが良い。


夕食時間は20時までとなっている。
お腹も一杯になり、かなりの数の銚子をテーブルに並べたところで、いったんお開きに。
Oさんの音頭で一本締めだ。
『いよ~ぉっ はいっ!』


部屋に戻っての二次会で再び盛り上がる。


『今日はいくらでも飲めるねぇ』


会長もOさんもご機嫌である。



二日目(12月18日
翌朝、ホテルの窓から外を見ると空は曇っていた。
TVでは午後から雨の予報が流れている。
早目にチェックアウトした方が良さそうだ。


朝食もバイキングなのでついつい食べ過ぎてしまう。


アルコールドリンクバー
さすがに朝からは使用できない。
右は生ビール用だ。


ホテルのロビーで土産物を買い求めた。
部屋到着時にあったお茶受けだが、意外に美味かったので、かみさんにも食べさせてあげよう。


奥久慈と言えば「袋田の滝」が有名だが、ここ数年毎年のように訪れているので、今回はパスだ。
代わりに「こんにゃく関所」に立ち寄ることにした。


自由に持ち帰りできる”おから”が目的なのである。


朝9時15分前だったが、土産物店は既に開店していた。
刺し身こんにゃくの試食も準備されていた。特性のタレで食べてみたがなかなか美味かった。
めいめい土産物を買い求め、次の目的地、湯沢峡不動滝へ向かった。


来年度のハイキング候補地としている「篭岩つつじヶ丘コース」から直ぐ近くのため
湯沢峡不動滝だけは見て行こうということになった。
ここから約400mほど先に不動滝がある。


民家の横を通り抜けて沢沿いに不動滝へ向かう。


山道を400mほど進むと大きな岩があり、岩の間を抜けると・・・


目の前に不動滝の鳥居が現れた。


『あれが不動滝かぁ』
滝を見上げる。


滝から流れ落ちる水は少量である。
今の時期は仕方がないことなのだろう。


ここで引き返すことにしていたが、皆さんこの先の沢に設けられた鎖のことが気になるらしい。
昨年下見をした際に、鎖の杭が抜けていて危険を感じたために、例会を中止にした経緯があるのだ。
『鎖が直されているか確認していこう』
と云うことになり岩を上り始めた。ここは付いて行くしかない。


『きつい上りだねぇ』
『滝の上の沢まで行くのは難しいんじゃないの?』


と云うことで、沢の鎖を確認する前に引き返すことに。
『このコースは女性には無理だろうねっ』という結論に落ち着いた。


不動滝を後にして、つつじヶ丘に向かった。
来年度は湯沢峡コースの代わりにつつじヶ丘コースで、篭岩を目指すことにしている。
その下見を兼ねてつつじヶ丘を見ておこうという次第である。


一番見晴しが良い、と思われるつつじが丘展望台へ向かう。


駐車場から数百㍍先につつじヶ丘展望台があった。


『いやぁ 素晴らしい眺めだねぇ』


左に長福山(496m)、その右が男体山(654m)だ。
『つつじヶ丘コース、なかなか良いんじゃないっ』
皆さん納得してくれた様子である。


湯沢峡眺望


たまたま居合わせた老夫婦のご厚意で、全員揃って記念撮影だ。


つつじヶ丘を後にし、常磐道那珂ICへ向かう途中、”日本一の毘沙門天”という看板に釣られて、一乗院へ。
『あれが日本一の毘沙門天かぁ』


”日本一の毘沙門天”
高さ13m、台座から16m、台座も含めると20mあるそうだ。
毘沙門天は、仏教における天部の仏神で、持国天、増長天、広目天と共に四天王の一尊に数えられる武神である。
日本では四天王の一尊として造像安置する場合は「多聞天」と呼ばれ、
独尊像として造像安置する場合は「毘沙門天」と呼ぶのが通例である。(Wikipedia)
四天王は、東を守護する持国天、南に増長天、西に広目天、北に多聞天がいる。


身代わり不動尊の本堂
北関東36不動尊霊場の第25番札所になっている。


こちらは毘沙門堂だ。


毘沙門堂内部
ここから毘沙門天像は全くと言っていいほど見えないが・・・


順路に従って進むと、毘沙門天像の真ん前に出れる。
鎌倉時代初期というかなり古いものらしく、茨城県の文化財に指定されている。
”日本一の毘沙門天”の原型となった、とのこと。


一乗院にはその他にもいろんな神様が祀られている。
勝軍地蔵、初めて聞く地蔵様である。
合格必勝にご利益があるらしい。


これは廻り七福神。上の丸い石を軽く押すとぐるぐる回り、
停まったところに示された七福神にお参りするとご利益があるとのこと。
境内にはそのためにか七福神の像が安置されている。
ミニ七福神巡りも出来るが、来年早々に「隅田川七福神巡り」を予定しているので、今日はパスしよう。
この他にも病気の神様や恋愛成就(夫婦円満)の神様もあるとのこと。
まことに賑やかな寺社という印象である。


この日境内には参拝客の姿はちらほらとしか見えなかった。
あと2週間後に新年を迎えることになるが、正月の3日間に毘沙門天大祭「だるま市」が開催され、
大勢の参拝客が訪れるという。

一泊忘年会を終えて「健康ウォーキングの会」今年の全てのスケジュールが終わったことになる。
あと2週間で新年を迎えることになるが、来年早々には「隅田川七福神巡り」が予定されており、
こちらも大勢の参加者が見込まれる。
また忙しい年になりそうだ。無事に過ごせる佳き年でありたいものである。


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