2015年11月3日(火)
”ウマさんの「続関東ふれあいの道を歩く」”では、2011年までは主に
茨城県の「関東ふれあいの道」(全18コース)を歩いてきた。
『たまには県外を』という声が上がり、2012年は東京都(全7コース)を踏破した。
続いて2013年1月から2014年4月にかけて神奈川県(全17コース)に挑み、これも無事踏破した。
次は埼玉県(全13コース)を目指すことになり、2014年9月から開始することになった。
埼玉県の第13回目となる今回は、コースNo.10「下久保ダムを望むみち」(約11.2km)を歩いた。
当初予定していた11月15日(日)は地域の文化祭などで都合が悪くなり、
1週間後の22日(日)という案もあったが、『22日は都合が良い』という人が複数いたことや、
折しも紅葉シーズンで、また昨年は11月上旬に”冬桜”の見頃を迎えた、という情報もあり、
希望を採ったところ、22日よりも参加者が多いことが分かり、この日の実施となった。
なお、今回で埼玉県のコースは最後となる。
荒川沖5時27分発の電車に乗り、6時27分、上野駅に到着。
この日の参加者は7人である。
6時40分発の高崎線車内は、空いていた。
朝食も気兼ねすることなく食べることが出来た。
8時2分、本庄駅に到着。
南口のバス時刻表を確認すると、神泉総合支所前行は8時58分発となっている。
40分以上時間がある。
振り返ると、バス停の後ろにコーヒー店があった。
あさ7時から営業しているではないか。
『時間があるので、コーヒーでも飲んで行くことにしましょう』
券売機でそれぞれ好みの飲み物券を買い、スポーツ新聞を見ながらしばし待つ。
コーヒーとトーストが出てきた。
高崎線車内でサンドイッチを食べたが、何か物足りなかったのだ。
淹れたてのコーヒーを飲みながらゆっくりとひと時を過ごす。
8時58分、神泉総合支所前行バスに乗り込む。
乗り込んだのは我々以外には数人いたが、途中でみな降りてしまった。
結局終点まで乗ったのは我々だけだった。
9時36分、神泉総合支所前に到着。
ここから神川町営バスに乗り換えることになる。
神泉総合支所前の裏手はお墓になっていて、神川町名物の”冬桜”が咲いていた。
『城峰公園に行けばたくさんの冬桜が見られるんだよね』
神川町営バスの到着を待つ。
10時8分、神川町営バスがやって来た。
見覚えのあるバスである。
乗り込んだのは我々だけだった。
「関東ふれあいの道」では、城峰公園手前の登仙橋バス停から歩くことになっているが、
帰りのバスに間に合わせるため、終点の城峰公園まで乗ることにした。
1本乗り遅れると2時間待ちとなるので、ここは大目に見てもらおう。
神泉総合支所前から17分ほどで、城峰公園に到着した。
公園入り口で城峰公園の環境保護と”冬桜”維持のため協力金を集めていた。
各自200円を払って園内へ。
園内を進む。
”冬桜”は咲いてはいたが、満開とまではなっていないようだ。
花びらが小さくて、ソメイヨシノのような華やかさはない。
展望台へ行ってみた。
展望台から神流湖が一望できる。
『この景色は200円分の価値があるんじゃないっ?』
城峰公園でこれ以上時間を費やすわけにもいかないので、園内を散策しながら公園入口へ向かう。
園内のところどころで紅葉を見ることが出来た。
『これはきれいだねっ』
”冬桜”の花の説明板があった。それによると、
冬に咲く桜には、「冬桜」「十月桜」「寒桜」「寒緋桜」などがある。
「冬桜」は一重の白い花を、「十月桜」は八重の淡いビンクの花を、
10月下旬から12月にかけて咲かせ、春にもまた咲く。
「寒桜」や「寒緋桜」は温かい地方(伊豆や沖縄)で1月から2月にかけて咲くが、
花は早春に1回咲くだけである。
城峰公園の桜は、「十月桜」の改良種で、八重咲きの匂いのある可憐な桜である、とのこと。
城峰公園の紅葉は、もう一息といった感じである。
城峰神社
鳥居のところで、柏手を打って参拝を済ませた。
10時54分、あらためて下久保ダムを目指す。
「関東ふれあいの道」は、下り坂の途中から舗装道路を外れる。
「関東ふれあいの道」とは別の案内標識もあるので、安心である。
坂道を下って行くと・・・
右手に神流湖がちらっと見えた。
坂道を下った所は貯木場になっている。
大量の杉の丸太が積み上げられていた。
貯木場に5-6名のグループがいたので、こんな所にいる理由を聞いてみると・・・
皆さん、この地で育った同級生で、同窓会の途中に立ち寄ってみた、とのこと。
貯木場辺りに小学校校舎があり、この広場は運動場だった、そうだ。
『ここに学校があったのかぁ』
下久保ダムが出来るため、後に廃校になったそうである。
皆さん、ここを訪れるのは、60年振りとのこと。
懐かしそうに見上げている目線の先には・・・
当時の桜の大木が立っていた。
まだ健在である。
一行に別れを告げて、下久保ダムを目指す。
11時13分、「冬桜の宿神泉」前を通過。
真っ赤などうだんつつじが秋深しを感じさせる。
錦色の紅葉が美しい。
道路を下って行くと、
道は大きく右に曲がっていた。
古ぼけた建物があった。
神社のようだが、何と言う神社かは分からない。
参拝だけはして行こう。
一段高いところに建物が見えた。
下久保ダム管理所である。
下久保ダムが見えてきた。
湖面は乳白色である。
さらに下って行くと、
11時42分、下久保ダムに到着した。
下久保ダム
埼玉県神泉村・吉田町、群馬県鬼石町・万場町の境界を流れる利根川水系の神流川を堰き止めてできた、
流域面積332.9㎢、満水面積3.3㎢、総貯水量1億3000万㎥を有する直線重力式コンクリートダムである。
昭和34年から10年余の歳月と205億円の巨費をかけて建設された。
下久保ダムは、洪水・干害調節、水道用水、発電を目的とした、多目的ダムである。
ダムの手前の端が「関東ふれあいの道」になっている。
扉は閉められているが、
”歩行者のみ通行可能”の表示が。
『ここから下って行くんだぁ』
少し時間があるので、ダムを渡ってみることにした。
弁当を食べるのに適当な場所があれば良いのだが・・・
ダムから下を見下ろす。
『いやぁ けっこう高いんだね~っ』
叢石橋(そうせきばし)らしき橋が見える。
『あそこが証明写真を撮る所なんだぁ』
中央付近から神流湖を望む。
乳白色に濁っているのは、三波石の影響だろうか?
ダムは中央付近で大きく曲がっている。
『真ん中付近で曲がってるダムなんて珍しいんじゃないっ?』
道路も左へほぼ90度急カーブしている。
ダムは、来た分と同じほど続いていた。
ここから先へ進んでも反対側から下りられる保証はないので、ここで引き返すことにした。
時刻は11時55分、中央付近の銘板の前で弁当タイムにしよう。
時々車が通るが、他に適当な場所はないし、戻った辺りは日当たりが悪い。
『まぁ ここで我慢するしかないねっ』
『お腹空いちゃったもんねっ』
弁当を食べ終えて、またダムの道を戻る。
神流湖
光線のせいか、水の色がやや違って見える。
ダムを下る。
少し下ると、ダムを見上げる形で道が続いていた。
『いやぁ こうやって見ると凄く高いねぇ』
叢石橋を目指す。
少し下ると、木々の隙間から叢石橋が見えてきた。
途中から舗装の道ではなくなった。
『ようやく「関東ふれあいの道」らしくなったねっ』
ダムを下ること約20分、
12時40分、叢石橋に到着した。
叢石橋上で全員の証明写真を撮り終えた。
叢石橋から三波石峡(下流)を望む。
叢石橋から三波石峡(上流)を望む。
叢石橋を渡ったところに碑が建てられている。
名勝及び天然記念物「三波石峡」
この峡谷は約1Kmに及び、河床・河岸には、主に三波石と通称される緑色片岩類の転石が横たわり、
特異な美観をつくり、神流川における代表的勝区をなしている。
三波石は神流川の特産で、古くから庭石として珍重され採石されたため、
自然の状態で現存するのはこの峡谷のみである。
しかもこの峡谷のものは豪壮な巨石や奇岩が多く、古来名のあるもののみで四十八石ある。
特に新緑や紅葉のときの美景はひとしおである。
三波石峡へ下るところに、”三波四十八石”の看板があった。
最下流の”一番石””二番石””三番石”から叢石橋上部の”そで石””あみだ石”まで
全部で48個の石に名前が付けられているのだ。
この中のどれかにも名前の付けられた石があるのかも・・・
三波石峡から叢石橋を望む。
下久保ダムが壁のようにそそり立っている。
三波石峡に沿った道をゴールの登仙橋バス停を目指す。
間もなく紅葉も見頃を迎える。
三波石峡
見えているのは四十八石かもしれない。
振り返って下久保ダムを望む。
登仙橋バス停を目指す。
『今日は下りばっかりで楽だったわねっ』
余裕で笑顔が溢れる。
登仙橋が見えてきた。
合流点を城峰公園方面へ曲がり、
三波石峡の碑を見ながら100mほど進むと、
登仙橋である。
登仙橋から神流川(下流)を見下ろす。
13時12分、ゴールの登仙橋バス停に到着した。
神泉総合支所行バスまで15分ほどあるので、しばし寛ぐ。
登仙橋の上で何かの撮影をやっている。
若い女性がモデルである。
ディレクターと思しき人が、モデルはフジTVのアナウンサーで、
2日後の5日(木)の5時25分からの「めざましテレビ」で放送する、とのこと。
13時26分ちょうどにやって来た、神川町営バスは、
13時40分、神泉総合支所前に到着。
神泉総合支所前バス待合所でバスを待つ。
13時55分発の本庄駅南口行の朝日バスがやって来た。
14時37分、本庄駅南口に到着。
本庄駅で電車を待つ。
東海道線伊東行の電車で東京駅へ。
東京駅まで1時間半はあかかるので、ひと眠りして行こう。
東京駅で品川発の常磐線土浦行に乗り換える。
この時間、上野駅からだと座れない確率が高いのだ。
『座れて良かったよねっ』
『皆さんっ、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
「関東ふれあいの道」(埼玉県)第13回目コースNo.10「下久保ダムを望むみち」(約11.2Km)を
無事歩き終わった。
城峰公園では、”冬桜”と紅葉を同時に観ることが出来た。
下久保ダム横断道路の中央で食べた弁当は、良い思い出だ。
今回で一応埼玉県の全13コースを歩き終わったことになる。
ということで、今回が埼玉県最後のコースとなった。
全てのコースを踏破した人は、踏破認定証の取得に向けて、各自手続きを進めることになる。
コースによっては途中都合が悪くて参加できなかった人も出たが、”補修”という形で
もう一度歩いても良いと思っている。
群馬県・栃木県・千葉県の「関東ふれあいの道」については、具体的な計画は未定であるが、
各県の全てのコースを歩くのは難しいため、選んで歩くのが良いかもしれない。
この日の万歩計は、15,000歩を越えていた。
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”ウマさんの「続関東ふれあいの道を歩く」”では、2011年までは主に
茨城県の「関東ふれあいの道」(全18コース)を歩いてきた。
『たまには県外を』という声が上がり、2012年は東京都(全7コース)を踏破した。
続いて2013年1月から2014年4月にかけて神奈川県(全17コース)に挑み、これも無事踏破した。
次は埼玉県(全13コース)を目指すことになり、2014年9月から開始することになった。
埼玉県の第13回目となる今回は、コースNo.10「下久保ダムを望むみち」(約11.2km)を歩いた。
当初予定していた11月15日(日)は地域の文化祭などで都合が悪くなり、
1週間後の22日(日)という案もあったが、『22日は都合が良い』という人が複数いたことや、
折しも紅葉シーズンで、また昨年は11月上旬に”冬桜”の見頃を迎えた、という情報もあり、
希望を採ったところ、22日よりも参加者が多いことが分かり、この日の実施となった。
なお、今回で埼玉県のコースは最後となる。
荒川沖5時27分発の電車に乗り、6時27分、上野駅に到着。
この日の参加者は7人である。
6時40分発の高崎線車内は、空いていた。
朝食も気兼ねすることなく食べることが出来た。
8時2分、本庄駅に到着。
南口のバス時刻表を確認すると、神泉総合支所前行は8時58分発となっている。
40分以上時間がある。
振り返ると、バス停の後ろにコーヒー店があった。
あさ7時から営業しているではないか。
『時間があるので、コーヒーでも飲んで行くことにしましょう』
券売機でそれぞれ好みの飲み物券を買い、スポーツ新聞を見ながらしばし待つ。
コーヒーとトーストが出てきた。
高崎線車内でサンドイッチを食べたが、何か物足りなかったのだ。
淹れたてのコーヒーを飲みながらゆっくりとひと時を過ごす。
8時58分、神泉総合支所前行バスに乗り込む。
乗り込んだのは我々以外には数人いたが、途中でみな降りてしまった。
結局終点まで乗ったのは我々だけだった。
9時36分、神泉総合支所前に到着。
ここから神川町営バスに乗り換えることになる。
神泉総合支所前の裏手はお墓になっていて、神川町名物の”冬桜”が咲いていた。
『城峰公園に行けばたくさんの冬桜が見られるんだよね』
神川町営バスの到着を待つ。
10時8分、神川町営バスがやって来た。
見覚えのあるバスである。
乗り込んだのは我々だけだった。
「関東ふれあいの道」では、城峰公園手前の登仙橋バス停から歩くことになっているが、
帰りのバスに間に合わせるため、終点の城峰公園まで乗ることにした。
1本乗り遅れると2時間待ちとなるので、ここは大目に見てもらおう。
神泉総合支所前から17分ほどで、城峰公園に到着した。
公園入り口で城峰公園の環境保護と”冬桜”維持のため協力金を集めていた。
各自200円を払って園内へ。
園内を進む。
”冬桜”は咲いてはいたが、満開とまではなっていないようだ。
花びらが小さくて、ソメイヨシノのような華やかさはない。
展望台へ行ってみた。
展望台から神流湖が一望できる。
『この景色は200円分の価値があるんじゃないっ?』
城峰公園でこれ以上時間を費やすわけにもいかないので、園内を散策しながら公園入口へ向かう。
園内のところどころで紅葉を見ることが出来た。
『これはきれいだねっ』
”冬桜”の花の説明板があった。それによると、
冬に咲く桜には、「冬桜」「十月桜」「寒桜」「寒緋桜」などがある。
「冬桜」は一重の白い花を、「十月桜」は八重の淡いビンクの花を、
10月下旬から12月にかけて咲かせ、春にもまた咲く。
「寒桜」や「寒緋桜」は温かい地方(伊豆や沖縄)で1月から2月にかけて咲くが、
花は早春に1回咲くだけである。
城峰公園の桜は、「十月桜」の改良種で、八重咲きの匂いのある可憐な桜である、とのこと。
城峰公園の紅葉は、もう一息といった感じである。
城峰神社
鳥居のところで、柏手を打って参拝を済ませた。
10時54分、あらためて下久保ダムを目指す。
「関東ふれあいの道」は、下り坂の途中から舗装道路を外れる。
「関東ふれあいの道」とは別の案内標識もあるので、安心である。
坂道を下って行くと・・・
右手に神流湖がちらっと見えた。
坂道を下った所は貯木場になっている。
大量の杉の丸太が積み上げられていた。
貯木場に5-6名のグループがいたので、こんな所にいる理由を聞いてみると・・・
皆さん、この地で育った同級生で、同窓会の途中に立ち寄ってみた、とのこと。
貯木場辺りに小学校校舎があり、この広場は運動場だった、そうだ。
『ここに学校があったのかぁ』
下久保ダムが出来るため、後に廃校になったそうである。
皆さん、ここを訪れるのは、60年振りとのこと。
懐かしそうに見上げている目線の先には・・・
当時の桜の大木が立っていた。
まだ健在である。
一行に別れを告げて、下久保ダムを目指す。
11時13分、「冬桜の宿神泉」前を通過。
真っ赤などうだんつつじが秋深しを感じさせる。
錦色の紅葉が美しい。
道路を下って行くと、
道は大きく右に曲がっていた。
古ぼけた建物があった。
神社のようだが、何と言う神社かは分からない。
参拝だけはして行こう。
一段高いところに建物が見えた。
下久保ダム管理所である。
下久保ダムが見えてきた。
湖面は乳白色である。
さらに下って行くと、
11時42分、下久保ダムに到着した。
下久保ダム
埼玉県神泉村・吉田町、群馬県鬼石町・万場町の境界を流れる利根川水系の神流川を堰き止めてできた、
流域面積332.9㎢、満水面積3.3㎢、総貯水量1億3000万㎥を有する直線重力式コンクリートダムである。
昭和34年から10年余の歳月と205億円の巨費をかけて建設された。
下久保ダムは、洪水・干害調節、水道用水、発電を目的とした、多目的ダムである。
ダムの手前の端が「関東ふれあいの道」になっている。
扉は閉められているが、
”歩行者のみ通行可能”の表示が。
『ここから下って行くんだぁ』
少し時間があるので、ダムを渡ってみることにした。
弁当を食べるのに適当な場所があれば良いのだが・・・
ダムから下を見下ろす。
『いやぁ けっこう高いんだね~っ』
叢石橋(そうせきばし)らしき橋が見える。
『あそこが証明写真を撮る所なんだぁ』
中央付近から神流湖を望む。
乳白色に濁っているのは、三波石の影響だろうか?
ダムは中央付近で大きく曲がっている。
『真ん中付近で曲がってるダムなんて珍しいんじゃないっ?』
道路も左へほぼ90度急カーブしている。
ダムは、来た分と同じほど続いていた。
ここから先へ進んでも反対側から下りられる保証はないので、ここで引き返すことにした。
時刻は11時55分、中央付近の銘板の前で弁当タイムにしよう。
時々車が通るが、他に適当な場所はないし、戻った辺りは日当たりが悪い。
『まぁ ここで我慢するしかないねっ』
『お腹空いちゃったもんねっ』
弁当を食べ終えて、またダムの道を戻る。
神流湖
光線のせいか、水の色がやや違って見える。
ダムを下る。
少し下ると、ダムを見上げる形で道が続いていた。
『いやぁ こうやって見ると凄く高いねぇ』
叢石橋を目指す。
少し下ると、木々の隙間から叢石橋が見えてきた。
途中から舗装の道ではなくなった。
『ようやく「関東ふれあいの道」らしくなったねっ』
ダムを下ること約20分、
12時40分、叢石橋に到着した。
叢石橋上で全員の証明写真を撮り終えた。
叢石橋から三波石峡(下流)を望む。
叢石橋から三波石峡(上流)を望む。
叢石橋を渡ったところに碑が建てられている。
名勝及び天然記念物「三波石峡」
この峡谷は約1Kmに及び、河床・河岸には、主に三波石と通称される緑色片岩類の転石が横たわり、
特異な美観をつくり、神流川における代表的勝区をなしている。
三波石は神流川の特産で、古くから庭石として珍重され採石されたため、
自然の状態で現存するのはこの峡谷のみである。
しかもこの峡谷のものは豪壮な巨石や奇岩が多く、古来名のあるもののみで四十八石ある。
特に新緑や紅葉のときの美景はひとしおである。
三波石峡へ下るところに、”三波四十八石”の看板があった。
最下流の”一番石””二番石””三番石”から叢石橋上部の”そで石””あみだ石”まで
全部で48個の石に名前が付けられているのだ。
この中のどれかにも名前の付けられた石があるのかも・・・
三波石峡から叢石橋を望む。
下久保ダムが壁のようにそそり立っている。
三波石峡に沿った道をゴールの登仙橋バス停を目指す。
間もなく紅葉も見頃を迎える。
三波石峡
見えているのは四十八石かもしれない。
振り返って下久保ダムを望む。
登仙橋バス停を目指す。
『今日は下りばっかりで楽だったわねっ』
余裕で笑顔が溢れる。
登仙橋が見えてきた。
合流点を城峰公園方面へ曲がり、
三波石峡の碑を見ながら100mほど進むと、
登仙橋である。
登仙橋から神流川(下流)を見下ろす。
13時12分、ゴールの登仙橋バス停に到着した。
神泉総合支所行バスまで15分ほどあるので、しばし寛ぐ。
登仙橋の上で何かの撮影をやっている。
若い女性がモデルである。
ディレクターと思しき人が、モデルはフジTVのアナウンサーで、
2日後の5日(木)の5時25分からの「めざましテレビ」で放送する、とのこと。
13時26分ちょうどにやって来た、神川町営バスは、
13時40分、神泉総合支所前に到着。
神泉総合支所前バス待合所でバスを待つ。
13時55分発の本庄駅南口行の朝日バスがやって来た。
14時37分、本庄駅南口に到着。
本庄駅で電車を待つ。
東海道線伊東行の電車で東京駅へ。
東京駅まで1時間半はあかかるので、ひと眠りして行こう。
東京駅で品川発の常磐線土浦行に乗り換える。
この時間、上野駅からだと座れない確率が高いのだ。
『座れて良かったよねっ』
『皆さんっ、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
「関東ふれあいの道」(埼玉県)第13回目コースNo.10「下久保ダムを望むみち」(約11.2Km)を
無事歩き終わった。
城峰公園では、”冬桜”と紅葉を同時に観ることが出来た。
下久保ダム横断道路の中央で食べた弁当は、良い思い出だ。
今回で一応埼玉県の全13コースを歩き終わったことになる。
ということで、今回が埼玉県最後のコースとなった。
全てのコースを踏破した人は、踏破認定証の取得に向けて、各自手続きを進めることになる。
コースによっては途中都合が悪くて参加できなかった人も出たが、”補修”という形で
もう一度歩いても良いと思っている。
群馬県・栃木県・千葉県の「関東ふれあいの道」については、具体的な計画は未定であるが、
各県の全てのコースを歩くのは難しいため、選んで歩くのが良いかもしれない。
この日の万歩計は、15,000歩を越えていた。
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