ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

意外に広くて気持ち良い 茨城県民の森

2014年09月12日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2014年9月12日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成26年度第16回(2014年第26回)、「茨城県民の森」ウォーキングに参加した。
「茨城県民の森」は、全員初めてである。

この日のコースマップ
「茨城県民の森」を歩く、という企画である。
園内を縦横に走る遊歩道の総延長は7Km超とあるが、今回は、メインコースを中心に、
なるべく距離が長くなるように設定している。
この日歩く距離は、約6Kmとしているが・・・


第一集合場所の土浦市民会館に集まったのは15名。


9時33分、到着したところは「県民の森」ではなく、「茨城県植物園」だった。
植物園の係の人に訊ねると、「県民の森」はここからおよそ400mほど離れたところで、そこには駐車場もある、とのこと。
先に「茨城県植物園」の駐車場で準備体操を済ませ、


9時40分、そのまま歩いて「県民の森」駐車場へ向かうことにした。
この日は歩く距離がやや短いため、準備運動も兼ねてのことだ。


「県民の森」駐車場へ。
『400mくらいなら大したことないわよねっ』


5分ほど進むと、「県民の森」駐車場が見えてきた。
ここで、直行した5名と合流し、この日の参加者は20名となった。
まずまずの人数だ。


「県民の森」地図で、現在地と歩くコースを確認し、


9時52分、出発!
「県民の森」は、明治100年を記念して昭和43年に開設された施設で、広さ65haの緑豊かな自然の中に、
適度なアップダウンのある遊歩道が整備され、要所には道標や休憩所などもあって、快適な散策が楽しめる、
と謳われている。


先頭はいつものOさんだ。
この日も元気で頼もしい。


遊歩道は、全体的にウッドチップが敷き詰めてあり、弾力があって軟らかく歩き易い。


木の橋を通過。


交歓広場方面へ向かう。


交歓広場へ
砂利道もところどころにあるが、整備されているので歩き易い。


我が家の回りからは、今では全く蝉の声は途絶えてしまっているが、
回りの林からは、ツクツクボウシやミンミンゼミなどの大合唱が聞えて来る。
最後の力を振り絞って鳴いている。


森の道を歩くのは、本当に気持ちが良い。


交歓広場付近を通過。


第一広場付近を通過。


10時19分、交歓広場と第一広場の中間あたりに東屋があったので、ここで一休みすることに。


この日の気温は昨日までと比べてやや高い。
出発して30分ほど歩いているので、汗をかいた。
その分、冷たいお茶が美味い。


第一広場付近を通過。
(どこが第一広場だったかは不明のまま)


第一広場付近の「ひばり橋」を通過。


モニュメント「理想」


これもモニュメント?
『うさぎのようだし、それともキツネかしら?』


第一広場を過ぎ、松見本林へ。


松見本林付近の杉林
枝打ちされて、真直ぐに伸びている杉の木が美しい。


杉林を過ぎると、道の両側は、松林になっている。
道はウッドチップが敷き詰められてあり、軟らかく気持ちが良い。


この辺りには、いろんな松が植えられている。
キリウエ松(長野県産)、アレーチ松(北米産)、ポカ松(北米産)などの銘板が見える。
この木はポカ松と云い、昭和35年に植栽されたもの、だそうだ。


赤松林を進む。


松見本林には、少しばかりの坂道もあり、変化に富んでいる。
『こんな坂だけんど、しばらく歩いてないからきついねぇ』


松見本林を一周し、桜山へ向かう途中、展望台があった。


『いやぁ~っ なかなか素晴らしい眺めだねぇ』


『とても素敵な眺めよねっ』


展望台からの眺め


写真では左から、吾国山・三峰山・高峰山・鶏足山・高田山などの名が記されているが・・・


展望台を後にして、桜山へ向かう。


もみじ谷
間もなく、この谷が紅葉に染まるのだろう。
その頃にもう一度訪れてみたいものである。


林を抜けると、


一面に桜の木が植えられている場所に出た。
どうやらここが「桜山」らしい。


200mほど進むと、


「桜山」の東屋が見えてきた。


東屋で軽く腰を降ろして一息入れる。


「桜山」を後にして、「森のカルチャーセンター」へ。


「子供の森」があった。
たくさんのアスレチック遊具が並んでいる。
孫も気に入ってくれるかもしれない・・・


などと考えながら、「子供の森」から「森のカルチャーセンター」へ。


「森のカルチャーセンター」の案内標識に従って進むと、


11時31分、「森のカルチャーセンター」に到着
建物のフォルムは、「森の中で羽を休めている野鳥」をイメージして設計されている。
また、全て県内の木材を使用して造られている、とのこと。


「森のカルチャーセンター」入口
林業・野生鳥獣・木製玩具などを展示し、「森の素晴らしさ」を理解し、
木造建築物の普及・促進を図るため、平成2年に開館した施設、とのこと。


「森のカルチャーセンター」内部
植物の種子の展示に見入る会員の皆さん。


野生鳥獣の展示も見ることができる。
これはオオタカやチョウゲンボウなど猛禽類の仲間


郷土の林業の展示


展示を観て回る皆さん。


屋上には展望室もあるが、木に囲まれているため、見晴しはあまり効かない。


この日は弁当持参だが、このペースでは昼前に「県民の森」を一周し終わってしまう。
そこで、急遽当初の予定を変更して、「植物園」も観て行くことにした。
「植物園」内であれば、弁当を食べるところもあるだろう、という判断である。
ということで、11時8分、「森のカルチャーセンター」を後にして、「植物園」へ向かった。


美女に囲まれて、満面笑みのTさん。
思わずVサイン『いえ~いっ』


「県民の森」入口に到着。
続けて「植物園」を目指す。


11時50分、「植物園」に到着
植物の知識が学べる憩いの場として昭和56年に開園した。
約600種、約5万本の植物が、四季折々に来園した人の目を楽しませてくれる、そうだが、
今の時期、どのくらいの花が観られるか・・・


入園料は、70歳以上は無料で、70歳未満は300円となっている。
ただし、20名以上ということで団体割引が可能となり、200円となった。
70歳未満者が4名いたため、合計800円を窓口で払って中へ。
かなり得した気分。


「植物園」を入ると、正面に沈床園がある。


『どこか弁当を食べれる良い場所はないかなぁ』
(植物園には園内で食事は可能を確認済み)


沈床園の花を眺めながら食べるのも悪くない。


『ここが良さそうねっ』


『ここにしようっ』
ということで、沈床園を見渡せる藤棚の下で弁当タイム。


弁当を食べ始めようとした途端、噴水から水が勢いよく噴き出した。
まるで、我々のために噴水のスイッチをオンにしたかのようだ。
『いやぁこれは絶妙のタイミングだねぇ』


食後は1時間の自由時間を設けて、めいめい植物園の中を散策することに。
この木何の木?
ムクロジは、本州(茨城・新潟県以南)、四国、九州に分布する、高さ15mくらいになる落葉高木。
とのことだが、あまり見たことはない。


この時期は花は殆ど終わってしまっているので、熱帯植物館へ向かうことにした。


熱帯植物館
東南アジアの熱帯・亜熱帯に生息する植物、約240種、約23,000本を集め、
四季を通して観察できる施設として、平成6年に開館した。


熱帯植物館へ入ると、可愛らしいウーパールーパーが迎えてくれた。


また、ランの花をはじめ、


ブーゲンビレア、


アトラスオオカブト(ミンダナオ島他)など熱帯・亜熱帯に棲息する花や昆虫も迎えてくれる。


熱帯植物館への入口を潜る。


熱帯植物館内部


最初は、花よりも実が生っている植物に目が行ってしまう。
これはバナナ


ミズレンブ(インド、マレーシア)
果実は多汁質で、甘味があって生食され、サラダやデザートに添えて彩りをつけるのに良い、そうだ。


キミノバンジロウ(熱帯・亜熱帯アメリカ、西インド諸島)
果実は甘く風味があり、イチゴとグアバをミックスしたような味を持つ、とのこと。


パイナップル


植物観察
『珍しい植物がいっぱいあるねぇ』


ヘリコニア・ロストラタ(ペルー、アルゼンチン、ハワイ)


クフェア・イグネア(メキシコ、ジャマイカ)
花は温室内では冬でも咲く、そうだ。和名はタバコソウ


ベニヒモノキ(西インド諸島)
ひも状に垂れた赤い花を観賞する。


ハキスタキス・ルテア(ペルー)
日なたを好み、耐寒性があり、比較的栽培は容易、とのこと。


順路に沿って進むと、展望台入口に着いた。そこには、
珍しい亀(ケヅメリクガメ)が飼われていた。
名前はメリーちゃんというそうだが、重さは25.5Kgもあるそうだ。


展望室


展望室からの眺め(植物園入口方面)


展望室からの眺め(県民の森方面)


熱帯植物館内部


まだまだ観ていたいが、そろそろ集合時刻、沈床園へ向かう。


沈床園


沈床園の噴水をバックに記念撮影を済ませた。


その直後に噴水が止ってしまった。
後で聞いたところ、30分間隔で噴出させたり止めたりしているとのこと。
ほんの数秒遅れていたら、記念撮影を30分間待たされる? ところだったのだ。


帰途の途中、日本一との呼び声が高い、一乗院の毘沙門天にお参りしていくことにした。
法満山一乗院は、佐竹氏や徳川光圀公ゆかりの寺と云われる。


不動尊本堂(身代わり不動尊)
一乗院の本尊不動明王は武運長久・戦勝祈願のお不動様として信仰され、身代わり不動尊とも言われている。
北関東36不動尊霊場25番札所となっている。


毘沙門堂


右(写真左)に善尼師童子、左(写真右)に吉祥天を従えて、中央に毘沙門天像が構える。
北方の守護神として水戸城を守るため、鎌倉時代初期に彫られたものだそうで、運慶作と伝わる。


一乗院の境内には実に様々な神様や仏様が祀られている。
どの神様にお参りすれば良いのか正直迷ってしまう。
皆さん、それぞれの想いに沿ってしっかりとお参りを済ませたようで、
一乗院を後にして、帰路についた。

初めて「県民の森」を歩いたが、意外に”広い”という印象が残った。
森のあちこちで散歩を楽しんでいる人を見かけた。
自由にコースを設定できることから、散歩にも良いコースだと思う。
当初6Kmほどとしていた距離だが、植物園も含めると実際には2-3Kmは余分に歩いたと思う。

また、当初計画していなかった植物園も回ったが、バラ園を始め、ボタン園・しゃくなげ園・ツバキ園・カエデ園など
四季の花を楽しむところは多い。花が咲き誇る時期にあらためて訪れることにしたい。
その時は、熱帯植物館の植物も、もう少し時間をかけてゆっくりと楽しみたいものである。

『皆さん、今日は大変お疲れ様でしたぁ』


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