ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

逆回りで正解 峰寺西光院から湯袋峠へ

2012年12月07日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2012年12月7日(金)

毎週金曜に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成24年度第28回(2012年第39回)「峰寺西光院から湯袋峠」を巡るハイキングに参加した。


この日第一集合場所の土浦市民会館に集まったのは21名。
まずまずの参加人数である。


車5台に分乗し「つくばねオートキャンプ場」に向かう。
1か月前に開通したばかりの朝日トンネル。
こちら側から通るのは今日が初めてだ。


9時41分、つくばねオートキャンプ場に到着
朝日峠越えだと、今頃は峠の坂道を走っている頃だろう。
朝日トンネルのおかげで約15分近く短縮されたことを実感した。


早速いつもの準備体操だ。


9時50分、出発!


この日の先頭は、コースを推薦した会長が務める。
付いて行くのがやっとで、とても後期高齢者マークを付けているとは思えない速さだ。


湯袋峠の分岐点で、”峰寺西光院から湯袋峠”の逆コースに変更になった。
”湯袋峠から峰寺西光院”への道は最初の上りが急だからという理由である。


最初は楽な下りの坂道コースを選択したという次第である。
皆さん足取りは軽い。


道端で手作りのざるや筑波名物の福来(ふくれ)みかんが売られていた。


振り返ると筑波山が見えた。
いつも見ている姿と少し違う。


この日の天気は予想を上回る気温で、空は快晴、絶好のハイキング日和である。
快調なペースに、汗も大分かいてきた。


ニックン紫山堂
線香の工場だ。
地元のTV放映で杉の葉を線香の原料に利用しているということを知ったのは最近のこと。
もうすぐ家の線香がなくなるので、次は一度試してみようと思う。


美味しそうな富宥柿。
これだけの数で一山1,000円は安いっ!


出発して約40分、ここらで一休みして水分補給だ。


正面の峰寺山中腹に峰寺西光院の屋根が見える。
『あそこまで登るんだぁ』


一団となって進む姿は元気いっぱい・笑顔いっぱい。


大山祇神社おおやまづみじんじゃ
愛媛県今治市大三島町にある大山祇神社が全国にある山祇神社や、多くの三島神社の総本社となっている。


峰寺西光院への登山口で、近くの特別養護老人ホームで体調整理している間、しばし待っているところ。
『ここから上りになるんだね』


道端に佇む子安観音の石仏にそっと手を合せる。


上りは舗装された緩やかな坂道が続く。
『この道は楽で良いわねっ』


ところどころに残っている紅葉を楽しむ余裕もある。


筑波山
先ほど見たものより少し姿を変えて、山頂付近の鉄塔やつつじヶ丘のロープウェイが見える。
『ここから見る筑波山も良いねぇ』


11時30分、二度目の休憩は木陰にしよう。
お日様が当ると暑いので、木陰がちょうど良い、といった天気である。


恒例のお茶タイム
『どうぞっ』 『いただきま~す。御馳走さまっ!』


峰寺西光院はもう直ぐだ。


11時52分、峰寺西光院に到着。
『弁当は、お参りしてからにしましょうっ!』


立木観音堂


木造立木観音菩薩像
高さ5.9mの巨大な十一面観音像で、元々は麓の立木山高照院長谷寺の本尊と伝わっている。


峰寺西光院本堂
本堂は寄棟造で、崖の上に柱を組み上げた、総高22mの懸造(かけづくり)となっている。
本堂には高さ3mほどの自然岩でできたご本尊の馬頭観音像が安置されている、とのこと。


本堂の廻廊は、関東の清水寺と呼ばれ、茨城百景の一つに数えられる。
標高約370mの本堂舞台から見降ろす景色は絶景である。


遠くに石岡風土記の丘の龍神山も見える。


動画で見るとこんな感じ。


峰寺西光院にもお参りしたことだし、弁当にしよう。
平日のこの日は車も滅多に通ることはないだろうし、道端で弁当を広げる。


お日様を浴びながら食べるのは気持ちが良いものだ。


日本猿芸塾
ちょっと覗いてみることにしよう・・・


何とびっくり!! 猿ではなくて、可愛い猪の子供が繋がれていた。
この近くで捕えられた(保護された)のだろうか?


12時40分、湯袋峠を目指して出発!


東筑波ユートピア前を通過
中から動物の鳴き声が聞えて来る。しかし、人影は見えない。
平日は訪れる人も少ないのだろう。


球状花崗岩を見るためには長く急な階段を下りなければならない。
この日は帰宅時間に制約がある人がいるため、見るのは次の機会にして今日は通過することに。


昨年1月に「関東ふれあいの道」で歩いたときに撮ったもの。


まだ残っている紅葉を愛でながら進むと・・・・


視界が開けた場所に出た。
『下からガードレールが見えたのはこの辺りかしら?』


『素晴らしい景色だねぇ』
西光院本堂から見た景色をもう一度楽しめた。


峰寺山のコース案内板
順路としては、峰寺山から湯袋峠へ抜ける方が良い、と紹介されている。
湯袋峠側からだと最初に急坂の上りがあるためと案内されている。


案内板に従って「いばらき森林浴の道」を進む。
最初は少しばかり上りが続く。
この日初めての登山らしい道である。


後半の先頭はOさんが務める。


弁天岩への分岐点で軽い休憩。
弁天岩までは250m、上り下りのため往復に20分は要すると予想される。
『今回はパスしたいわねっ』ということで・・・


弁天岩には寄らずに湯袋峠を目指すことにした。


山頂(414m)付近で最期の休憩。
『この辺が一番高い所なんだ』


湯袋峠まであと0.6Kmの標識
『もう直ぐだねっ』


急な下りが続く。
『これを上るのは大変だよぉ、逆回りにして正解だったよなぁ』


しかし、下りも決して安心は出来ない。
落ち葉で滑って転倒する人が続出。
幸い誰も怪我をする人は出なかったのは何よりである。


湯袋峠の道路が見えた。


13時58分、湯袋峠に到着。
あとは「つくばねオートキャンプ場」を目指すだけである。


「つくばねオートキャンプ場」への分岐点
朝方通ったところだ。


西日を浴びながらもくもくと進む。
皆さんやや疲れた様子。


右側が「つくばねオートキャンプ場」へ通じる道である。
疲れ切った上に、最後に急な坂道が待ち構えていた。


最後にこの上りは堪えた。
皮肉にもこの日一番きつい場所がこの坂道だったとは・・・・


14時11分、「つくばねオートキャンプ場」へ到着!
帰宅時間に制約がある人も十分間に合って一安心。


『最後に疲れちゃったわ~っ』
と言いつつも全員無事完歩、めでたし、めでたしである。


整理体操をして、


『今日も一日大変お疲れ様でしたぁ』


この日は当初、時計回り(湯袋峠から峰寺西光院)を計画していたが、
会長の『最初に急な上りがあるから逆回りでいこうっ』と言う一声で、急遽予定を変更し、
反時計回り(峰寺西光院から湯袋峠)に歩くことにした。
おかげで、距離があったにも関わらず、意外と楽に歩くことが出来た、と思っている。
会長の経験が生きたハイキングであった。


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