ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

新年ウォーキング 利根七福神巡り

2013年01月11日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年1月11日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成24年度第30回(2013年第1回)、「利根七福神巡り」に参加した。
新年第1回は、「利根七福神巡り」と称して茨城県利根町を歩こうというものである。
距離があるため車で巡る人も多いと聞くが、そこは「ウォーキング同好会」、歩いて回ることに意義がある。

第一集合場所の乙戸沼公園には25名が集まった。
『あらぁ 久しぶり~』 『今年もよろしくお願いしま~すっ』
あっちでもこっちでも新年の挨拶が交わされる。


公園の鶏が近寄って来る。
最近は人を怖がらなくなってきたように見える。
人を見ると近寄って餌を求めるのが当たり前のようになって来ている。


車数台に分乗し、第二集合場所の利根町公民館へ。
直行した4名と併せ、この日の参加者は29名に。
新年を飾るに相応しい賑やかな顔ぶれが揃った。


早速、会長の音頭でいつもの準備体操だ。
『大きく精一杯背伸びをして~っ』
雲ひとつない青い空が目に沁みるほど眩しい。


10時ちょうど、利根町公民館を出発!!


この日の気温はかなり低く、北風も強い。
しかし、手袋・フード・ほっかいろなどなど、皆さん防寒対策は万全である。


この日の先頭を務めるのは、Oさん。
昨年、愛車に若葉マークを貼り付けるようになったが、まだまだ若々しい。
『やはりこの位置が一番合ってるんじゃねえかな』
今年も元気いっぱい、頼もしい限りだ。


この辺りは一面の田んぼで、回りには風を避けるものは何もない。
しかし、話しに夢中の二人には向い風も大して気にならないらしい。
『かいろ入れてるから身も心も温っかいのよっ』
なるほど! 納得である。


皆さん、元気いっぱいである。


布川フレッシュタウンの住宅街を進む。


10時29分、最初の訪問地、徳満寺(真言宗豊山派)に到着。


先ずは徳満寺本堂にお参りを済ませる。
七福神巡りということで、お賽銭をいっぱい持って来たとのこと。
本尊の木像地蔵菩薩立像は利根町の指定有形文化財になっている。


徳満寺の七福神は、毘沙門天
四天王の一人。北方を守る神で常に如来の説法を聞くところから、多聞天と云われている。
財宝福徳・名誉・神通自在を司る神様である。(案内板より)


新年を記念して、皆で揃って撮影することに。
参加者を全て覚えきれないため証拠の写真を撮っているのだ。


徳満寺から6分ほどのところに、次の訪問地来見寺らいけんじ)(曹洞宗)があった。


来見寺の赤門は、来見寺の中で最も古い建造物で、宝暦五年(1755)に再建されたもので、
利根町指定有形文化財になっている。
徳川家康ゆかりの寺の門ということから、特別に赤く塗ることを許されたもので、
普通は通ることを遠慮したものだと云われている。
今は大分色褪せてきている。


先ずはお参りを済ませる。


この寺の七福神は弁財天だ。
福徳・財宝を授けるとされる、女性の神。また音楽・美芸文学を司る神様でもある。
竹生島、宮島、江の島の三弁財天は有名。(案内板より)


来見寺から数分のところに、布川神社がある。


少しばかり急な階段を上り切ると・・・


正面に拝殿がある。


拝殿の左脇に七福神の恵比寿神が祀られている。
七福神の神様は、そのどれもがインド、中国を起源とする神様達だ。
その中にあって、唯一「純国産」の神様が恵比寿神なのだ。
恵比寿神は、海の神様で、商売繁盛を司る神様でもある。


次の訪問地、応順寺に向かう。


利根ニュータウンを左手に見ながら一直線の道を進む。


利根町国保診療所付近。


稲荷大明神の脇を通り過ぎ、羽中の住宅地を進むと・・・


応順寺(浄土真宗大谷派)があった。


応順寺の七福神は、寿老人
不老長寿・開運・厄除・妙薬を司る神様である。
福禄寿とは同神異体で中国の宗時代に居た人と云われている。(案内板より)


ここまで4つの七福神を巡ったが、時計を見ると既に11時50分。
距離的にはちょうど半分位歩いたと思われる。
このペースではゴールの利根町公民館への到着は13時30分を過ぎるかもしれない。
ここで恒例のお茶タイム、お茶菓子で一時ほどお腹を満たすことにしよう。


軽くお腹を満たしたところで、冷たい風が吹く中を次の蛟網神社こうもうじんじゃ)を目指す。


大型のトラクターが通る。茨城ならではの風景?
田んぼの土起こしの作業に向うところか。既に田植えの前準備は始まっているのだ。
それにしても恰好良いトラクター、一度運転してみたい。


蛟網神社を目指して田んぼ道を進む。
『この道で良いのかなぁ?』


蛟網神社の案内表示が現れた。
良く見ると”次の十字路を右折”とある。
不案内の我々にとってはこれは助かる。


次の十字路を右折すると、案内どおり蛟網神社こうもうじんじゃ)に到着。


蛟網神社は、2300年の歴史を持ち、例大祭の神事は1400年ほど続いていると云われている、
関東で最古の水神様の神社ということである。


珍しい形をした注連縄(しめなわ)だ。
このような形をした注連縄は布川神社でも見たが、この辺りの神社ではこういう形なのだろうか。


蛟網神社の七福神は、大黒天
仏法を守る神として、また恵比寿天と並ぶ福の神として信仰されている。
特に農村では農業の神様として崇められている。(案内板より)


『天気が良くて気持ち良いねぇ』
回りを家に囲まれているので、風が遮られて温かく感じる。


12時43分、次の訪問地、円明寺えんみょうじ)(浄土宗)に到着した。


本殿は建て替え工事中でお参りは出来なかった。
その分のお賽銭は布袋尊にあげよう。


円明寺の七福神は、布袋尊
占いの達人と云われた禅僧で、吉凶占いはもとより、
増長花実・円満完成・家運隆盛を司る神様である。(案内板より)


お墓の先に利根中学校が見える。
校庭の直ぐ隣がお墓というのは子供達は気にならないのだろうか? こちらがちょっと気になる。


利根中学校前を通過


横須賀の二宮神社辺りを通過し、


県道4号線の横須賀交差点を渡る。


円明寺から約25分、この日最後の訪問地早尾天神社に到着した。


『注連縄がなかったら拝殿とは分からないよね』
神社らしくない造りではあるが、由緒ある神社のようだ。
お参りだけはしておこう。


来る1月27日(日)に、学問の神様、菅原道真公の御神体を御開帳するとのこと。
”33年に一度の御開帳”とある。
どのような御神体なのか、一度見ておきたい気もする。
次の御開帳まで生きている自信はない。


早尾天神社の七福神は、福禄寿
七福神の首位におかれ、幸福・慶祝・家内安全・良い配偶者を得る・長命を司る神様である。(案内板より)


『利根七福神全てを回ったのよねっ』
皆さん、満足そうな表情である。


間もなくゴールの利根町公民館だ。
『公民館が見えてきたわよっ』


13時41分、利根町公民館に到着。
10時ちょうどに出発したから、3時間40分かかった計算になる。
『いやぁ結構歩いたなぁ』
『お腹空いちゃったわ』


締めは整理体操だ。
『はいっ深呼吸をして~っ』
『今日は新年から大変お疲れ様でしたぁ』


利根町公民館で一応解散ということにし、めいめい途中のファミレスなどで昼食をして帰ることに。
我車一行は、竜ヶ崎馴柴東交差点の「かつ太郎」へ。
ラーメンが好きという人は向いの「ゆきむら亭」へ。近くには洋食ファミレスや寿司屋もある。
ソースひれかつ丼。
キャベツがびっしりと乗ったひれかつ丼は、ソースだれが沁み込んで美味かった。


『お腹が空いてるので美味しいよねぇ』


新年ウォーキングは大勢の参加者で賑やかなうちに無事終了。
風は幾分強かったものの、好天に恵まれ快調なスタートを切ることができた。
今年も元気で楽しく歩きたいものである。


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