コーヒー職人標さん、コーヒーの香とともに

先日、私のｍｉｘｉの足跡帳にコメントを書いて下さった方がいました。
“「吉祥寺「もか」の標交紀さん」で検索したら辿り着きました”とのこと。
昨年３月に書いたブログの記事がヒットしたらしい。
その方が自身の日記を読んで下さいと書いてあったので、読みにいってみたところ、東京吉祥寺にある名コーヒー店『もか』の標交紀（しめぎゆきとし）さんが昨年末に亡くなられていたことを知ったのでした。そしてそのコメントを下さった方は２月１０日に行われた標さんの「お別れの会」に参加したとのことだったのでした。

コーヒー職人しのぶ　吉祥寺で「お別れ会」

日本のコーヒー自家焙煎の御三家といわれた標さんだが、昨年３月に書いたブログの記事のとおり、残念ながら私は「もか」に一度しか訪れたことがありません。それも９年前の話。コーヒーは確かに美味しかった記憶はあるのですが、標さんの記憶はないんですよ。連れて行って下さったNIFTY SERVEのコーヒーフォーラムの仲間の方達に「ここはあまり大きな声で話したらいけないんだよね」と言われたのと、「焙煎に専念したいといって、もうすぐ『もか』はカフェをやめて豆売り専門になるらしいよ」と話していたのは覚えているのですけどね。

やはり御三家の中の１人であるカフェバッハの田口護さんの支持者である私としては、標さんに特別な思い入れはないのですけど、コーヒーを愛する者としては、常に美味しいコーヒーを追求していたコーヒー職人である標さんが亡くなられたという事実はちょっとショックであります。まだ６７歳という若さでしたしね。

できることならもう一度標さんの『もか』のコーヒーを飲んでみたかったです。
標さんのご冥福をお祈りいたします。