宇治茶だより

宇治茶の情報をお届けします

『早摘み玉露』

2011-05-17 20:30:09 | 日記
お茶摘みが始まって、今日で5日目。
連日、好天でありがたいです

朝から夜まで時間に追われるので、ブログをupする時間が取れません


14日の茶畑の写真と、『早摘み茶』を急須で入れた写真です。




水色は、透明で薄い色です・・これが宇治茶の特徴なのです。
新鮮でコクのある味わいです

お茶摘み開始・・・

2011-05-14 13:58:47 | 日記
一昨日までの梅雨のような雨を忘れるほどの、『五月晴れ』です。

昨日から、ようやくお茶摘みを始めることができました。

朝4時半に目覚ましとともに起きると・・・小雨が降っていて・・・
“よ~~し、頑張ろう” という気持ちが・・・
一度に、テンションが下がりました

天気予報を見ても、6時には降水確率〇になっていたので、6時からは止めて、
全員9時から始めることにしました。
6時からでは、新芽がびしょびしょですので、機械で露を飛ばします。

9時頃には良いお天気になり、一年ぶりに会われる方や、お茶摘みがご縁で
定期的にお食事会をされている方、初めて参加される方・・・など、賑やか
に集まってくださいました。
ありがたいです

昨日は、お煎茶「宇治みどり」を製造しました。



今日は、早摘み玉露を摘んでいただいています

増水した宇治川

2011-05-12 17:00:01 | 日記
天気予報がよく当たります

昨夜の雨は、かなりの雨量でした。
今日、宇治川岸を車で走っていると、川の水位が道路の高さ
と変わらないくらいでした。

携帯で撮ったので薄暗いですが、お昼前の写真です。

宇治川の中の島(向かって左側)が水没しそうです。多分
立ち入り禁止になっているでしょう
中央に朝霧橋が架かっています。



上流の写真です



明日は、晴天を祈って、頑張ります

緑茶機能性成分・・2

2011-05-11 22:05:49 | 日記
 今日も明日も雨です。
自然現象なので、仕方がないですね・・・


さて、昨日の続きです

ビタミン類
   茶には数種類ものビタミンが含まれていますが、このうち
   脂溶性のビタミンA、ビタミンEは湯には溶け出さず茶ガラの
   中に残ってしまいます。そのためこれを摂取するには、抹茶
   や、煎茶を粉にして料理のトッピングに利用したり、茶ガラ
   を佃煮にするなどの方法が有効です。  
   最近では抹茶だけでなく、煎茶やほうじ茶の粉末を使ったチ
   ョコレートやクッキーなども市販されるようになってきてい
   ます。
   また玉露やてん茶にはビタミンUの含有率が高く、覆い茶特
   有の青海苔のような香りは、製造過程におけるビタミンUの
   熱分解により生成されるジメチルスルフィドであることが明
   らかにされています。

テアニン
   緑茶にはグルタミン酸、アルギニン、アスパラギン酸、セリン
   などのアミノ酸が含まれますが、中でもテアニンの含有量が最
   も多く特有の旨みを出す成分です。アミノ酸は一般に高級茶ほ 
   ど含有量が多くなる傾向にあり、煎茶よりも玉露やてん茶に多
   く含まれています。
   またテアニンは単に旨みの成分としてではなく、カフェインに
   よる興奮を抑制し、脳波に影響してリラックス効果が得られる
   という研究効果や、老齢マウスの実験により、テアニンとシス
   チンを同時に摂取すると加齢による免疫機能の低下を抑えて、
   インフルエンザの感染に対する抵抗力が増強されたといった研
   究結果が報告されています。

γ・アミノ酪酸
   茶葉をチッソガス充填などの方法により嫌気状態に置くことに
   より、茶葉に含まれるグルタミン酸がγ・アミノ酸(GABA)に
   変化します。GABAは高血圧の予防に効果が期待されギャバロン
   茶として市販されています。


        以上です・・・


緑茶機能性成分

2011-05-10 18:23:55 | 日記
今日は、朝からしっかりと雨が降っています。
明日も、予報では雨ですが、早く晴れてほしいです。


 緑茶の機能性成分についてご紹介します

緑茶には眠気抑制、利尿作用、疲労回復などに効果のあることが
古くから知られており、タンパク質、ビタミン類、アミノ酸類、
ポリフェノール類、カフェイン、ミネラルなどたくさんの機能性
成分が含まれています。

カフェイン
   緑茶の苦味成分で、お茶の芽が若いほど含有量が多くなります。
   カフェインの覚醒作用は、古くから知られ、大脳などの中枢
   神経に作用して知的作業能力や運動能力を高め、利尿作用、
   ストレス解消、疲労回復などに効果があるといわれています。

カテキン類
   ポリフェノール類の一種で4種類の変異体があり、そのうち
   エピガロカテキンガレート(EGCG)が茶には最も多く含まれ
   ています。  
   カテキン類は茶の渋み成分で冷水には溶けにくく、湯の温度
   が高いほど溶けだす率は高くなります。長く浸漬すると溶出
   率は高くなり渋味が増すのはそのためです。
   ガン抑制の効果は、このカテキン類の作用によるもので、カ
   テキンには発ガン抑制・抗腫瘍のほか、胃潰瘍の原因となる
   ピロリ菌に対する抗菌効果に対する抗菌効果、血圧・血糖の
   上昇効果など多くの健康機能が期待されます。


   その他の成分につきましては、次回に書きます・・・