宮の散歩

近場の花の名所と観光地、催し物をのんびり散策しています。

ど田舎にしかた祭り

2019年12月10日 | 催し物
栃木市北部で行われた「第9回 ど田舎にしかた祭り」を見て来ました。
若手農商工関係者が、地域の魅力を広めるべく開催するお祭りです。
快晴の元、子供の「奉納 田んぼ相撲」と、大人も参加できる
「力じまん俵飛ばし大会」や「トラクター試乗体験」、スケボー場、
舞台での演奏、お菓子まき、打ち上げ花火等が行われました。
ポン菓子と、しもつかれの無料配布をされていました。無くなり次第終了。

田んぼ相撲では、幼児と小学1~3年で、男の子が女の子に負けるのが
3回ありました。(会場は盛り上がりますが男の子の親は複雑そう、
 でも、田舎のゆるいお祭りなので気にしないで。)

俵飛ばし大会は幼児と小学1~3年、4~6年、中学高校生男、女
 大人男、女の7つの区分で行われました。(幼児用2kg、小学生以上5kg)


トラクタの試乗会は、3台(フランス製、クボタ製、ヰセキ製)で、
初めて乗りました。 クボタ製でした。
同等のヰセキ製は新品で税込み 690万円と書いて有りました。
速度は設定され 2.75km/h で走りハンドルも軽かったです。


にしかた農村舞台は江戸時代まで、歌舞伎が行われてた証拠の襖絵が
沢山見つかったそうで、一部が飾られていました。
去年に比べて、天気が良く新聞にも載ったので大勢の人が来ていました。
特に、鉦に三味線、笛、太鼓を使う「せっぷくぴすとるず」の演奏は
お客も舞台前で踊り、盛り上がっていました。
祭の役員に聞いてもよく分からないので、楽団の責任者に聞いたら民謡と
お囃子を混ぜ合わせたものとの事でした。(楽団員は全国から来ている)
足利の八木節と似てると思い聞いたら、八木節と同じようなものですと
言ってました。阿波おどりの演奏のように元気になる演奏でした。


他に農村舞台では、奄美大島 竪琴演奏と鹿児島 南九州板三味線の歌と演奏、
西方産バンド演奏が有りました。
江戸時代に農村舞台では、地芝居(主として歌舞伎)が行われていましたが、
明治になって盆踊りなどと共に禁止されたそうです。
他に娯楽がない時代に、お祭りだけが楽しみだったはずなのに。
田舎の自然に恵まれた、のどかな楽しいお祭りです。
こうゆう田舎のお祭りが好みです。一日楽しめました。
お祭り広場は、田圃 4000㎡+ 2000㎡+トラクタ試乗会用 2000㎡+道路
 +道の駅でした。

日時:2019年12月8日(9:30~16:30)
会場:道の駅にしかたと、向かい側の田んぼ
主催:にしかたふるさと祭り実行委員会
住所:栃木市西方町元369-1