天候は雨がぱらつく程度で
まとまった雨にならないで良かったです。
約2000人がスタート!
序盤は長い行列が続きます。
とても蒸し暑く、大量に汗が出てます。
私は安易に考えてました。水のことを。
コース上最初にある水場は42km地点。
コースマップを見ると、
第一関門すぐ25km地点に「水」マークがあったので、
じゃ、
コースから少し降りてココで給水するかと考えていたのですね~。
地図を見て考えるのと、現実は違う・・。
すでにあたりは真っ暗で自分の足元しかライトが照りません。
山道がよくわからず、
降りる場所も、「水」の場所もわからなかった・・。
ハイドレーションの水が少なくなり、
まだまだ山を登るのに
28km地点で水がなくなるという非常にまずい状況に陥る!!
しかも、
だんだん朦朧とし始めた。
転びやすくなったので休憩をとり、快復したら登る。
するとまた朦朧とするのです。
できるだけ体力温存しながら、休憩を何度も取り、登ります。
標高1430m・35km地点にも「水」マーク!
しかし(キケン)の文字が・・。
全く水がないまま、1人で暗闇のキケンな山道を行くのは
もっとキケンではないか・・。断念・・。
次第に舌が乾燥して、ガサガサになり、
自分から水分がなくなっていくのを感じます。
極限の中、少しでも1歩1歩前に進んでいけば、
いつか必ずたどり着くと信じてた。
山越え、峠越え、第一関門から7時間かけて
やっと!やっと!第二関門に到着!
水だー!!!
「生き返る!」
ハイドレーションに水1.5リットル入りました!!
緊張していたんですね、
一気に安堵感が広がり、同時にどっと疲れました。
まだ残り30kmあります・・。
つづく・・。