五月十八日の音楽祭に出演した団員の中には、初めての塾生もいましたね。
みなさん緊張しましたか?人前で物事をなすときは誰だって緊張します。
どんなプロの演奏家でもそうなのです。
それは、失敗は許されないなんて思うと、ますます、あがってしまいます。
面接試験のときなんて本当に自分にとって大事な瞬間ですし、誰も助けてくれません。
しかし、こうした合唱の場合は、皆と一緒ですから心強いですね。
今回は、塾生代表としてあいりさんが弾き語りとしてソロ出演しました。
初のソロデビューです。
たったひとりで、しかも、コンサートの一番バッターでの取り組みだったのです。
そして、中学生三年生のときに作詞作曲した「きっと大丈夫」も初披露しました。
本人に後で聞いてみると、大ホールに入る前は、緊張していたけど、
観客の前に座って歌い始めたら落ち着いて取り組めたと話していました。
塾生全員、あいりさんの歌を何度か聞いているので、随分、急にうまくなって来たなあ~と思ったでしょう。
また、歌い方や、その振り付けも随分変わったなあと気付いたと思います。
これは、諸冨先生の歌唱と、振り付け指導の賜物です。
それと、あいりさんのお母さんの子供に対する熱心な心遣いの結晶でもあります。
塾生の皆さんも、それぞれ、様々な違った能力を持っています。
必ずあるのです。
それが発揮できるように、自信をもって塾で頑張ってください。
親は子供の成長が生きがいですからね。
by 大藪光政