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『DR.NO』 007シリーズ

2006-04-29 | 映画ってホントに…
Jump Up Jamaicaの原曲を聴きたくて、007シリーズの『ドクター・ノオ』を借りて見た。かの有名なジェームス・ボンドのテーマ音楽をバックに展開するオープニングシーンから、非常にかっこいい。今から44年前に制作されたとは思えない、色あせない斬新さを感じる。これだけでも一見の価値があると言える。
実は、この映画は007シリーズ第一作目だ。この作品が映画化されるまでには、紆余曲折あったらしい。(そのあたりのメーキングヒストリーもオプションで紹介されている)一部要約すると、当時、まだ無名俳優だったショーン・コネリー(引退報道はどうやら誤報だったという情報もあるね・・・)がジェームス・ボンドの個性を作り上げたと言われ、制作スタッフの手によって、スーツ、シャツ、ライターに至るまで、ひとつひとつ吟味されてキャラクターが作り上げられたそうだ。とにかく、1シーン1シーン吟味された感、一生懸命さが伝わってくる。使われているインテリアが非常にステキだ。現代の映画のように展開がめまぐるしく変化しないので、その辺り、見ている方もゆっくりと楽しめた。(レトロなインテリアが好きな人は楽しめるよ)それにしても、映画のストーリーはいたって単純、内容もレトロでちょっと笑ってしまう滑稽さもあるが、ほのぼの出来る。

一番の目的“Jump Up Jamaica”は、非常にアップテンポでノリノリだった。映画の舞台はジャマイカのダンスホール。バイロン・リー楽団の生演奏に乗せてガンガン踊っているシーンに使われていた。作曲はボンドのテーマ音楽も担当したモンティ・ノーマン(ロンドン舞台音楽作曲家)。演奏者のバイロン・リー楽団は、50年代バンド結成以来、ジャマイカの音楽を代表すると言われるほど、当時は有名だったらしい。ジャマイカといえば、ReggaeやSkaのイメージが強いけれど、いい意味で土臭さを感じるカリプソも聴き応えがある。[jump up]って何かな?っと思って調べたら、カリプソがディスコやソウルミュージックと融合して“ジャンプアップ(Jump-up)”→“ソカ(Soca)”っと強烈なリズム音楽に発展していったらしい。確かに、、、映画でも、超・熱いリズムでみんな踊り狂っていた。

話は変わって、劇中音楽に使われていた「マンゴーの木の下で」という歌も忘れがたい。浜辺でジェームス・ボンドがコノ歌を歌いながら美女に近寄っていくシーン、、、今の時代からしてみると「うわぁ~くさーいっ」といったところがまた笑えてしまったりする。
忘れられないわっ「マンゴーの木の下で」。。。歌いたいわっ、いや!歌いかけて欲しいわ!ふふふ
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