「ブラジル」ものもこれまで、「Bossa Nova(ボサ・ノバ)」を中心にいろいろ聴いてきたけど、ココまで「A.O.R.(ブルー・アイド・ソウル:ブラジル人なので妥当な表現ではないかもしれんが...)」しているアルバムは初めてですねえ...♪
なんでも『ブラジルはセアラー州出身の「Don Beto(ドン・ベト)」が1978年にリリースしたアルバムで、日本のアナログ市場では「最高のブラジリアンAOR作品」との評価を得て高値で取引される代物』...だったそうで...
コチラは2006年10月にブラジルの「Som Livre」より「シャルレス・カヴィン」監修「Som Livre Masters Vol.2」の一部としてリイシューされたモノ...^^
■ Don Beto / Nossa Imaginacao (1978) (Re-issue:Som Livre, 5152, 2006)
01. Nao Quero Mais
02. Num Paraiso
03. Curtindo O Silencio
04. Nossa Imaginacao
05. Menina Mulher
06. Amor Informal
07. Todos Os Caminhos
08. Tudo Novamente
09. Brenda
10. Saber Viver
11. Renascendo Em Mim
12. Pensando Nela
まずは冒頭「01」のイントロを聴くや「ん(?)ドゥービーズのカバー(?)」と思いきや、作者を見ればオリジナルとのことで、ズバリこれは「訴えられてもおかしないで」の内容だけど(笑)、結果的にはあの曲に似ているんだから悪いわけはナイ...^^
しかしこの後、グッと重心を落とした「02」、心地よいカッティング・ギターにストリングスとラッパ、女性コーラスを配し「フィリー・ソウル」しているタイトル曲の「04」や「09」、「11」なんか、現在のクラブ・シーンでも十分通用するんじゃない(?)
他、「James Taylor(ジェイムス・テイラー)」あたりを彷彿させるアコースティックで素朴な美メロ・ナムバー「05」、「06」、「12」など、内容的には申し分ないんだけど...
「スケキヨ君」ジャケだけはどうにもいただけけないっス...(笑)
確かに“なんちゃってドゥービー”には閉口いたしましたが(笑)、
メロディーは秀逸ですね。
ギターの鳴り方なんて「ジノ・ヴァネリ」を髣髴とさせるものもありますし。
彼の作品はこの1枚だけなんでしょうか?
>確かに“なんちゃってドゥービー”には閉口いたしましたが(笑)、
他の方々のレビューを観ても、コレにはほとんどの方が言及していました(笑)
>彼の作品はこの1枚だけなんでしょうか?
少なくともCDで手に入るのはコレだけのようですね。
アナログまではわかりませんけど(^^;)
では、またヨロシクお願いいたします(^^)