うっちー@狸御殿

ただ過ぎに過ぐるもの…帆をかけたる舟。人の齢(よわひ)。春、夏、秋、冬。

劇団四季 「ジーザス・クライスト=スーパースター」

2013年03月03日 | エンターテイメント
Youtubeをフラフラしとったら、これまた懐かしい劇団四季の「ジーザス・クライスト=スーパースター」(エルサレム版)が!序曲からカーテンコールまでフルで、しかも黄金期94年のキャストざます(゜(゜∀(゜∀゜(☆∀☆)゜∀゜)∀゜)゜)

ジーザス・クライスト/山口祐一郎

イスカリオテのユダ/沢木順

マグダラのマリア/野村玲子

ヘロデ王/下村尊則

シモン/芝清道

ピラト/光枝明彦

ペテロ/佐野正幸

カヤパ/佐川守正

アンナス/青木朗

ヘロデ王は市村さんか、もんたよしのりが好きやけど、山祐&玲子サマ&沢木の兄貴&光枝さんこと"おみっさん"が揃っているだけも貴重。アップしてくださった方、感謝です。

映像は、ずっと引きで、少し暗くなると真っ黒になってしまうけど音源は悪くないので十分楽しめます。通して観ると1時間45分かかるので目が悪くならん程度に。順番通り数字を付けてくださっているけれど、アップ主さまのチャンネルに移動して序曲から始めれば自動で進むょ。

因みに舞台は、こんな感じ(こちらも検索で勝手にひらわせて頂きました)



実際、劇場で見ると、すんごい傾斜で、しかも荒野を模した舞台は、大鋸屑でリアルに表現されているのだけど、舞台に立つ役者さんは、大変だそうで、セミヌードになるジーザスの山祐は千秋楽前にはカラダがキズだらけになったそうな。

余談ですが、マリアの玲子サマはこの舞台でコンタクトレンズを落としてしまい、たまたま照明でキラリと光り気が付いたアンサンブルにひらってもらい無事戻ってきたという奇跡を経験したそう。

さて、キリストの受難を描いたこの作品。宗教的なことを取っ払って観てみると…誰もがジーザスになり得るし、ユダにもなり得る。人生には、受難の種が潜んでいる。

殊、現代は、己のエゴを正当化するために平気で他人を利用し、裏切り私腹を肥やそうとする人間があふれている。無駄に垂れ流される情報は真実ではなく、単なる暴き合いで平穏を取り戻すどころか、ますます疑心暗鬼になり病む人々が増えるばかり(;´Д`)y─┛~~

ナンバー11"ジーザスの神殿"なんか見るとゾッとする。現代でもよう見かける光景。

今更か。

自分以外のものを自分の思いどおりにするという考え方を全部やめる。自分がどう生きるかだけをまず考える。そうするしかこの時代を生き抜く術はないようだ。人が踏み固めた道を後から歩いても、行き着く先はすでに誰かがたどり着いたクズの溜まり場。

加害者ほど人に危害を加えている自覚がなく、そして加害者ほど自分のことを被害者だと思い込んでいる。

ひょっとすると受難ってのも、自らが引き寄せてしまうものなんかもしれないね。

人間関係もひっくるめて、ボクらは地上と言う世界に雇われているのであって「やることさえきちんとやっていれば、和なんてものは、考えなくていいんだよ」というのは、大いなる誤解なのだ。

あー、こんな当たり前のことを、わざわざ言葉にしなあかんってのが馬鹿馬鹿しい。

♫♪苦しむのは およしなさい 落ち着くのです

すべて思うようにゆくでしょう…

今宵は安らかに どうぞおやすみなさい

この世の苦しみは もう忘れて


でも、「解決策がない」という感覚だけは絶対に捨てよう。今すぐ、小さなことでもいいから、今日からできる行動に気持ちを集中しよう。誰かに対して自分なりの評価や感想をもつのは自由。ただ、そのことと「裁くこと」は違う。

捨てにけり今日の命はおしからで なきからになる恥のかなしさ。

♫♪Our life of sweetness here below

Oh, Maria

Our hope in sorrow and in love

Oh, Maria

Triumph all ye cherubin

Sing with us sweet serafin

Heaven and Earth resound the hymn

Salve, Salve, Salve Reginaヾ(´∀`*)ノ


唐突に〆に「天使にラヴソング」を持ってきて、お後がよろしいようで。ぬははー。



※Youtubeは最近、こまめに検閲をしていて、すぐに削除したりしております。万が一リンクが切れていたらすみません。

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