一回目の3連休が終わり、子供たちは宿題の作文を持って登校してきた。土曜日に行われた運動会のことが書かれた作文。みんなの思いが一杯詰まっていた。
運動会近くなると、うちのクラスは朝練があった。リレーの練習をするのだ。教室に行くと黒板にでかでかと「運動場に集合!」と書かれてた文字。ほんとにほんとによく練習した。「運動会の種目の一つ、クラス対抗リレーには絶対に負けられない!」みんなが奮起しバトンパスの練習、隣クラスにプレッシャーを与えるよう心理作戦、そしてなんと祝勝会まで計画していた。
自分たちでつくっていく、「早い子遅い子関係なくベストを尽くすことでタイムを縮めよう」という姿を見れてうれしかった。だから、どうしても勝たしてあげたかった。1,2フィニッシュが目標。でも結果は3,4位。上2つは隣のクラスに持ってかれてしまった。
みんなの作文にはリレーのことばかりが書かれていた。「悔しい」っていう言葉を何回読んだかわからない。でも、「バトンパスもうまくいった。みんなが全力で走った。」これはゆるぎない事実だということもみんなわかっていた。そして私が悔しくて隅っこで泣いていたことも作文に書かれていた。「あんなに練習したのに。。」ってしゃくっていたことまで。運動会で泣くなんて初めてだった。今回、一連の練習を見守っていたつもりだったけど、私もみんなに見守ってもらっていたのかもしれない。そう思った。
そして、祝勝会は。。。がんばったね会&持久走大会に向けての決起会に化けた。勝利の宴はできなかったけど、この26人と一緒ってすばらしい☆
ちなみにうちのクラスは赤組でした。