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(株)にんべんと(株)袋布向春園が、オルヴィエートの食の祭典、Orvieto con Gustoに参加しました。
この祭りは収穫を祝うために始まり、中世の時代からから続いています。
スローフード協会ができて、各地で食の見本市などが行われるようになってきてからは、Orvieto con Gustoはスローフードイベントのルーツといわれています。
中世の面影をそっくり残し、大地が肥沃なこのオルヴィエートは、世界70ヶ所のスローシティの母体地ともなっています。
祭典は二通りに分けられて行われます。
ひとつはご馳走とワインの食べ飲み歩き。
ご馳走は城壁に囲まれた街の中の、ローマ時代の市庁舎や貴族の館、枢機卿の庭園、街の真下に3000年前にエトルリア人によって建設された、古代地下都市の一部などに用意されます。
食べ飲み歩きに参加する人々は、首にワイングラスの入った袋を提げて、街中を歩いてご馳走のある場所を訪れます。
もうひとつは、世界遺産となっている、ドゥオーモのある広場での食品や食材の展示です。
歴史と誇りの尊厳を守るために、この出展に参加する生産者は厳しい審査を通り抜けます。
生産物に伝統があること、良品であることに加えて、信頼性が重視されます。
オルヴィエート市庁舎やイタリアスローフード協会、各生産組合、食文化団体との信頼をを築いた生産者だけが参加することができます。
この出展に参加したにんべんさんや袋布向春園さんは、当協会がオルヴィエートで行っている「ジャパンフェスタ」に以前から参加しており、優れた食品として認識をいただき、各関係機関団体とも信頼を築いてきました。
出展場所は参加する展示ブースの中でも一番目の通る、よい場所を宛がっていただきました。
6日の土曜にディスプレーの準備、7日に試食や販売の予定でした。
でも、6日に準備をしていると人々が集まってきて売って欲しいと言うので、準備をしながらの試食販売になってしまいました。
結果、にんべんさんの鰹節5g入りの小袋は準備の日の6日に完売してしまいました。
翌日は100g入りの袋を開けて、試食品を作り、試食だけをしてもらいました。
この鰹節の試食料理はMozzarella con Paramita seccata(モッツァレッラチーズの鰹節まぶし)。
イタリア人が最も簡単になじめるようにと考えたもの。
モッツァレッラチーズに塩を振って鰹節をまぶしたもの。
鰹節、モッツァレッラ、両方の風味が活きているんです。日本とイタリア、両方いっぺんに味わえるんですね。
小さな子供までおいしいと喜んで食べていました。
鰹節の削り器はみんなおもしろがって次々に削るのを試していました。
150年以上の伝統を持つ、大阪の袋布向春園さん。
女若主人の井上典子さんは、手軽な水出しの煎茶、焙じ茶、抹茶、玄米茶、蕎麦茶を用意しました。
こちらもどれも完売。
どのお茶も大人気で、なくなっていった順番は煎茶、抹茶、焙じ茶、玄米茶、蕎麦茶の順でしょうか。
蕎麦茶は日本茶通の人々や健康志向のある人々の興味を引きました。
お茶に合うと用意した和三盆も大うけで、全部なくなりました。
典子さん、すなわち、のんちゃんといいますが、彼女は「うちのお茶を世界中から来た人達や、イタリアの人に飲んでもらえて、物凄く幸せだわ~!」と感激していました。
この出展にご協力いただいた、イタリアスローフード協会やオルヴィエート市庁舎、アグリトゥリズモ・ロカンダ・ロサーティの方々に感謝です!!!
Vi ringraziamo molto!!!
日伊相互文化普及協会 Emi
P.S
インフォメーション。
Orvieto conGustoは毎年10月です。
展示場の見学は一般に向けてオープンです。
飲食会場の参加は、オルヴィエート市役所のスローフードセクションへの登録が必要です。
登録窓口は食文化や生産、教育などの各機関が窓口になっています。
個人から市役所への登録はできません。
日本では日伊相互文化普及協会のみが登録受付機関となっています。
チケットの配布枚数は制限されていますので、参加ご希望の場合は、お早めのお問い合わせをお奨めします。
現在から受付を受理しています。
(株)にんべんと(株)袋布向春園が、オルヴィエートの食の祭典、Orvieto con Gustoに参加しました。
この祭りは収穫を祝うために始まり、中世の時代からから続いています。
スローフード協会ができて、各地で食の見本市などが行われるようになってきてからは、Orvieto con Gustoはスローフードイベントのルーツといわれています。
中世の面影をそっくり残し、大地が肥沃なこのオルヴィエートは、世界70ヶ所のスローシティの母体地ともなっています。
祭典は二通りに分けられて行われます。
ひとつはご馳走とワインの食べ飲み歩き。
ご馳走は城壁に囲まれた街の中の、ローマ時代の市庁舎や貴族の館、枢機卿の庭園、街の真下に3000年前にエトルリア人によって建設された、古代地下都市の一部などに用意されます。
食べ飲み歩きに参加する人々は、首にワイングラスの入った袋を提げて、街中を歩いてご馳走のある場所を訪れます。
もうひとつは、世界遺産となっている、ドゥオーモのある広場での食品や食材の展示です。
歴史と誇りの尊厳を守るために、この出展に参加する生産者は厳しい審査を通り抜けます。
生産物に伝統があること、良品であることに加えて、信頼性が重視されます。
オルヴィエート市庁舎やイタリアスローフード協会、各生産組合、食文化団体との信頼をを築いた生産者だけが参加することができます。
この出展に参加したにんべんさんや袋布向春園さんは、当協会がオルヴィエートで行っている「ジャパンフェスタ」に以前から参加しており、優れた食品として認識をいただき、各関係機関団体とも信頼を築いてきました。
出展場所は参加する展示ブースの中でも一番目の通る、よい場所を宛がっていただきました。
6日の土曜にディスプレーの準備、7日に試食や販売の予定でした。
でも、6日に準備をしていると人々が集まってきて売って欲しいと言うので、準備をしながらの試食販売になってしまいました。
結果、にんべんさんの鰹節5g入りの小袋は準備の日の6日に完売してしまいました。
翌日は100g入りの袋を開けて、試食品を作り、試食だけをしてもらいました。
この鰹節の試食料理はMozzarella con Paramita seccata(モッツァレッラチーズの鰹節まぶし)。
イタリア人が最も簡単になじめるようにと考えたもの。
モッツァレッラチーズに塩を振って鰹節をまぶしたもの。
鰹節、モッツァレッラ、両方の風味が活きているんです。日本とイタリア、両方いっぺんに味わえるんですね。
小さな子供までおいしいと喜んで食べていました。
鰹節の削り器はみんなおもしろがって次々に削るのを試していました。
150年以上の伝統を持つ、大阪の袋布向春園さん。
女若主人の井上典子さんは、手軽な水出しの煎茶、焙じ茶、抹茶、玄米茶、蕎麦茶を用意しました。
こちらもどれも完売。
どのお茶も大人気で、なくなっていった順番は煎茶、抹茶、焙じ茶、玄米茶、蕎麦茶の順でしょうか。
蕎麦茶は日本茶通の人々や健康志向のある人々の興味を引きました。
お茶に合うと用意した和三盆も大うけで、全部なくなりました。
典子さん、すなわち、のんちゃんといいますが、彼女は「うちのお茶を世界中から来た人達や、イタリアの人に飲んでもらえて、物凄く幸せだわ~!」と感激していました。
この出展にご協力いただいた、イタリアスローフード協会やオルヴィエート市庁舎、アグリトゥリズモ・ロカンダ・ロサーティの方々に感謝です!!!
Vi ringraziamo molto!!!
日伊相互文化普及協会 Emi
P.S
インフォメーション。
Orvieto conGustoは毎年10月です。
展示場の見学は一般に向けてオープンです。
飲食会場の参加は、オルヴィエート市役所のスローフードセクションへの登録が必要です。
登録窓口は食文化や生産、教育などの各機関が窓口になっています。
個人から市役所への登録はできません。
日本では日伊相互文化普及協会のみが登録受付機関となっています。
チケットの配布枚数は制限されていますので、参加ご希望の場合は、お早めのお問い合わせをお奨めします。
現在から受付を受理しています。
今回、ここに伺えなかったのはすごく残念ですが、来年には必ず参加しようと、今から照準を合わせています。
家の女房が焼いたピザで日本のアルタのエタリの塩辛を使っているとご紹介頂いたのでしょうか?
評判は如何でしたか?
来年の展示場はどのようにしようかと考えています。
アイディアがあったらお願いしますね。
今回のブログはジャパンフェスタを含めて、これからあげていく予定です。
エタリについてはブログで触れ、コーさんにメッセージを送りますね。
そろそろ日本でしょうか?シチリアはいかがでしたか?
こんな場所に、「にんべん」と「袋布向春園」の暖簾が、なんともミスマッチでいいですね~
鰹節とお茶、どちらも好評だったようで、なんか日本人としてうれしいですね
のんちゃんの喜びようが目に浮かびます!
毎年10月ってことは・・・
ひょっとすると、来年は行けるかもしんない!?
ありがと。
大成功でした。
ReiさんへのTelのこと別でメールを送ります。
面白かったですよ。
加トちゃんさんのユニークなアイディアで鰹節とお茶のコラボレーション料理がなんかできますかね。
色んな国の方との交流が出来た事も驚きでした。
さすがワインの国。皆さん試飲はワインのテイスティングのように
味わっていただきました。
emiさんありがとうございました。
来年はまたさらに楽しいものにしましょうね。
ディスプレーなんかも楽しいものにしましょう。
成功したのはnonちゃんのキャラもよかったんだと思う。
どう、前向きにいくか、とっても大事だよね。