旅行記

私の旅行記を中心としたブログです。貧乏旅行ではないものの、無駄なコストをかけない旅行を目指しています。

シンガポール空港税(PSC)リファンド体験・その2

2005-10-23 01:03:10 | Weblog
前回、その1で書いたように、PSCなしでの航空券発券はかなり困難です。

そこでいよいよチャンギ空港でリファンド体験です。





どこで誰からリファンドしてもらうのか?


(24時間以内の乗り継ぎで)本来PSCは免除されるはずなのだから、PSCのリファンドを
受けられるのは当然だ、と思うものの、PSCリファンド手続きについての記載は、
チャンギ空港のWEBにないことはもちろん、ネット上にも一切情報がありません。

さて、どうするべきか・・


初回のリファンド(リファンド①)はNRT→SIN→SGNのときです。

NRT→SINはNWの格安航空券、SIN→SGNはSQのWEBダイレクト運賃です。
SINに深夜に到着して、とりあえずトランジットホテルで仮眠したあと、朝になって
シンガポールに入国します。



乗り継ぎの航空券が手元にあれば入国せずにトランジットカウンターでチェックインを
すればいいのですが、この日のSIN→SGNのSQの航空券(SQのWEBサイトで購入)は紙チケット
だったので、入国後のSQカウンターで受け取る必要があったのです。
サイゴン空港が未だEチケットに対応していないようです。


実は、ここで入国するかどうかが、後々のリファンド手続きに大きな影響を与えることになります(詳しくはその4で)。


イミグレーションを通り、シンガポールに入国すると、チケットを受け取るためSQの
カウンターへ行きます。

エクセスフィー(超過手荷物料金)支払いカウンターでチケットを受け取り、とりあえず
そこでPSCリファンドについて聞いてみました。
すると、「ここではわからないのでチェックインカウンターで聞いてくれ」と。

チェックインカウンターへ行き、チェックイン。
再びPSCリファンドを求めました。

すると、カウンターの女性は「PSCは空港の出入国審査とかにかかるコストなのだから
乗り継ぎでもかかります」と。
24時間以内の乗り継ぎだと免除になるはずでは?と言うと、
「コストは同じようにかかりますから・・」と。
たしかにコストは同じようにかかるわけですが・・・
もう少し突っ込んでみましたが、「とにかくここではリファンドはできない」と。


仮に航空会社がPSCを空港公団に支払っているとすれば、リファンド請求の相手は
空港公団になるわけなので、ここでのリファンドはひとまず諦めて、再び出国。
そして、インフォメーションカウンターへ行きました。
空港公団の窓口はインフォメーションカウンターなので。


まず、一ヶ所目のインフォメーションカウンターで聞くと、「PSCは航空会社が
受け取ってるのだから、航空会社のトランジットカウンターへ行って交渉すべき」と。


いったいどっちなんだよ!と思いながらも、すぐそばにトランジットカウンターがあったので、
そこのSQカウンターの人にリファンドを求めると、「ここではできない」と。


半分諦めつつ、別のインフォメーションカウンターで再度リファンド請求。

しかし、「PSCは一人あたり一律に課せられるものだから、乗り継ぎでも払わないといけない」と。
でも、24時間以内の乗り継ぎだから課されないはずだと食い下がる。
すると、「リファンドの手続きには時間もかかるし、最終的にリファンドされるまでには
30日以上かかる」と。

ん?リファンド自体はOKなの?( ̄ー ̄)

「本来、それぞれの航空券のコピー、それぞれの搭乗券のコピー、パスポートのコピーが
必要だけど、あなたは持ってないので、それを私が事務所に行ってコピーしないといけない。
だから30分以上かかる。あなたは乗り継ぎ便に間に合わないのでは?」と。

いや、時間はたっぷりあります( ̄ー ̄)( ̄ー ̄)

ラウンジでゆっくりビールを飲むつもりだったのでw
トランジットホテルに長居すると割増料金だしww

さらに「トラベルエージェンシーから購入した航空券の場合はPSCのリファンドはできませんよ」と。

これは???と思いましたが、

(今回のPSCリファンド対象の航空券は)
SQからダイレクトに購入したものです( ̄ー ̄)( ̄ー ̄)( ̄ー ̄)


さすがのインフォメーションカウンター嬢もついに根負け。
コピーをしに事務所へ行ってくれました。
ちなみに、コピーは本来、リファンド請求者がするもので特例的な感じでした。

20分後ぐらいにカウンター嬢が戻ってきて、リファンド申請用紙を出してくれました。
それに記入して、リファンドの為替送付先住所等を記入して手続き完了。


「じゃあ、30日後以降にこの住所に為替が送られるから」と笑顔のカウンター嬢。

こちらも最大の笑顔でお礼を言います( ̄ー ̄)( ̄ー ̄)( ̄ー ̄)( ̄ー ̄)( ̄ー ̄)


後々わかることなのですが、このPSCはケースによって航空会社の懐に入って
空港公団に支払われていない場合などがあって、安易にリファンド手続きに応じると
あとあと複雑な話になるので、できるだけ諦めてお引取りいただきたいみたいです。
さらに、リファンドの請求をする人じたいが極めて稀で、実際に手続きをした
カウンター嬢はほとんどいないので、本当に手続きを知らないようです。


すがすがしい気分でプレミアラウンジへ。






<続く>
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