旅行記

私の旅行記を中心としたブログです。貧乏旅行ではないものの、無駄なコストをかけない旅行を目指しています。

香港・深セン・アモイ旅行 その7

2008-08-19 16:28:59 | Weblog


朝です。
ホテルで朝食を食べて、観光に。




まずは、台湾領の金門島(小金門)そばまで近づく船に乗ります。
どこから乗るのかわからなかったので、昨日の船の乗り場に行ってみると、
「金門遊覧」の表示が。
売り場前にいた男性が「これに乗りたいのか?」みたいに(中国語なので意味不明)
言うので、そうだと答えると、「この窓口で買え」(たぶんそんな感じ)と。
お金を払うと、その男性は、近くにあったぼろぼろの自転車をもってきて、
「後ろに乗れ」と。
言われるまま乗ると、数百メートル離れた、アモイ港へ。
いわゆる"小三通"でアモイと金門島とを結ぶフェリーも発着する国際港のほうです。




チケット売り場や旅行会社が並んでます。
しかし、金門島まで行くこのフェリーには日本人は乗れません。




日本人でも乗れるのは、あくまで小金門のそばまで行くだけの遊覧船です。
乗り場で自転車から降ろされ、「先に行っておけ」(みたいな感じ)と。
よくわからず、公安・辺防のカウンターへ行くと、「パスポートを出せ」と。

特にスタンプを押すわけではないのですが、パソコンにデータを入力。
台湾領に接近するから、身元を把握しておきたいのでしょうか。

パスポートのチェックが終わった頃に、先ほどの男性が走ってきて、
乗船券を渡されました。

どうやら、代理店のような感じで、彼は、チケットを売ってマージンを
得ているようです。




この船に乗ります。




船に入ると、スタッフ総出で、「歓迎光臨!歓迎光臨!」の声。
そして、こちらへどうぞ、みたいに案内されます。

案内されるまま上の階の客室部分へ。




部屋に入ると、スタッフの女性が中国語で何かを言ってきます。
もちろん、わかりません。
私が日本人だとわかると、その女性も戸惑って、他のスタッフに
「リーベン(日本人)だよ、どうしよう?」(みたいな感じ)。




仕方ないので、メモ用紙とペンを渡すと、お茶のセットを指差して
「200人民元」と。

どうやら、ここは船の中の特別室で、200元を払って、お茶を頼まないといけないようです。

200元と言えば、3千円以上。
とんでもない大金です。

完全に、ぼったくりバーです。

もともと無駄なお金をかけない旅行をしている私にとって、これはありえない
話です。
断って出ようかとも思いました(断って出ることは全然可能)。

が、こういう経験も面白いよ!という悪魔のささやきに負けましたw
200元、払ってみました。
清水の舞台から飛び降りるような気持ちで。

いっきに人民元がなくなりましたorz




しばらくすると、続々と中国人が乗り込んできます。
そして、私と同じように、「歓迎光臨!歓迎光臨!」と言われて、
この部屋に案内されます。
しかし、200元の話をされると、みんな断って出て行きます。
中には、「乗船料を払ってるのに、まだ200元払えとはどういうことだ!」(たぶんこんな感じ)
とスタッフの女性を怒鳴りつける人もいます。

スタッフの女性も負けてはいません。
「嫌なら出て行け!」(たぶんこんな感じ)と怒鳴りあい。

まさに吉野家コピペ並みの殺伐ぶりです。
これが中国か、と感慨w


結局、家族連れが3組ほど入りました。
1組で200元なのだとしたら、5人とかならそこまで高いというわけでもないのか。




出航してすぐに、今度は双眼鏡レンタル。
昨日の船は10元でしたが、今日の船は20元。
時間が長いのでそんなもんなのかもしれませんが、結構高いです。
借りてみましたw







こんな感じで、アモイの海岸線をながめながら、船は一路、小金門沖合いへ。




小金門に最接近したところで、停船。



大きな五星紅旗を振り、鳴り物を鳴らし大騒ぎ。
台湾を威嚇してるつもりでしょうか。

そして、またまた商売ですw
この上の部分にあがって、小金門の「三民主義統一中国」
のスローガンをバックに、デジカメで記念写真をとってくれる
サービスが20元(下船前にプリントアウトしたものを渡されます)。
もうとことん、ぼったくられます。




この写真は携帯で撮ったものなので、はっきり見えませんが、20元で撮ってくれる
デジカメ写真では、「三民主義統一中国」の看板(左真ん中へん)がはっきりと写ってました。




記念写真を撮ったら、後はアモイへ戻るだけです。
先ほどの船室へ。

200元も払ったのだから、たっぷりお茶を飲みますw
スタッフの人が入れてくれるのですが、入れ方が面白いですね。







帰りは、土産物販売です。
さすがにそれは買いませんでしたが、きっとぼったくり。
しかし、中国人は土産物を買うのが大好き。
どんどん買ってます。




土産物販売が終わると、もうここはクローズだと言う事で、
下の船室へ降りるように言われます。
降りてみると、何やらショーが催されています。

よくわかりませんが、台湾の先住民族の女性でしょうか。




これは、剣の上に立ったりするショー。




いよいよ、アモイ港到着というときに、またまた土産物販売。




これが共産主義国家、中華人民共和国の姿なんですね。




アモイ港に戻ってきて、




タクシーで胡里山砲台へ。




世界最大の大砲があることで有名で、砲台からは台湾の
金門島も望める景勝地です。










小さな大砲がたくさん。







作戦指揮所




当時を再現した人形。




リアルw




これが世界一の大砲らしいです。




中はこんな感じ。




お土産屋さんに群がる人民。
本当に中国人は土産物が好きですね。
昔の日本人もこうだったのかもしれませんが。




砲台のそばには綺麗に整備された遊歩道。




アモイは本当に綺麗な街です。
それだけ経済的に潤っているということなんでしょうが。




今日はまた、シェラトンアモイへ移動するのですが、
その前に、鷺江賓館で預かってもらっている荷物をピックアップしなければ。

しかし、タクシーが来ません。
いつまで待っても来ません。
砲台入り口前にあるバス停には、次から次へとバスがやってくるのですが、
事前の下調べができてないので、どれがどこへ行くのかわかりません。
ほとんどのバスが、鷺江賓館のあるあたりは通るだろう、ということで、
とりあえず適当に乗ってみましたw

しかし、バスは、無情にも海岸通を通らず、中の道へorz




これはまずい!ということで、次のバス停で降車。
すると、なんと、アモイ大学前でした。




ということで、ちょっと中へ。
廈門大学は中国全土でも有数の名門大学らしいです。




中は、建物も立派で、自然もいっぱい。




アモイ大学を少しみて、大学前からタクシーで鷺江賓館へ。
荷物を受け取ると、タクシー?エアポート?と聞いてくるので、
シェラトンホテル、シェラトンシャーメン、と。
しかし、通じませんorz

仕方ないので、地球の歩き方を出して、ホテルの載ってるページを見せると

Much more expensive! と。

たしかに、このホテルと比べるとそうなんですが。

でも、この鷺江賓館は、非常にコストパフォーマンスが高いです。
ロケーションは最高だし、景色は綺麗で、部屋も悪くない。
スタッフも親切。
SPGのしばりがなければ、このホテルに連泊しても良かったと思います。




タクシーでシェラトン厦門(シェラトンシャーメン)へ。

一昨日と似たような部屋ですが、より広くて豪華な感じ。
この部屋がジュニアスイートらしいので、一昨日のは違ったのかもしれません。

















シャンプーとかも少し違います。




クローゼットだけで、安いビジネスホテル1部屋分ぐらい。







少しラウンジに







部屋に戻ってネットをしてると、ターンダウンの人が来たので、
你好(ニーハオ)、謝謝、なんて言ってやってもらうと、
中国語の新聞を置いていかれましたw




明日は帰国なので、買い物に。
歩いて5分ぐらいの、SM城市広場という巨大ショッピングモールへ。




TOTOのウォシュレットなんかも。




ウォルマートも入ってます。










すごい購買意欲。




一番安いミネラルウォーターは1本0.9元(約14円)でしたが、その20倍ぐらいする
エビアンを買っていく人もいて、驚きです。




ビールと、




お茶を買いました。
袋は有料です。

ちなみに、レジでは、すべてのお札の透かしを確認していました。
それほど偽札が多いのでしょうかね。


ということで、ホテルへ帰って、おやすみなさい。

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