No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

先入観を外すことで新しい世界が開ける!?~エナンのバックハンドストロークに学ぶ~

2010年01月29日 | 身体の使い方・打ち方
こんにちは。柳原です。

全豪オープンも大詰めになってきましたね。
あまりにもレベルが高くてテレビで観ていても大興奮してしまいます。

今大会の大きな注目は、元女王エナンの復帰ですよね。
復帰してすぐグランドスラムの決勝まで来てしまうなんて本当にすごいです。
でも去年の全米で優勝したクライシュテレス、
2~3年前に復帰してすぐに活躍したヒンギスやダベンポート、
そして日本人では伊達選手の活躍など、
カムバックして活躍する選手は意外と多い気もします。

元々持っている能力が高いということが一番の要因かもしれませんが、
一度引退してから復帰すると、テニスを純粋に楽しめるようになるという、
精神的な側面も大きいように思います。
いくら毎日がんばってたとしても、
精神的な重さがあると、なかなか努力が実らないのものなのかもしれませんね。

技術面で言うと、エナンの一番すごいところは、
バックハンドストロークではないかと思います。
女子で、しかもあの小さな身体で、そしてシングルハンドで、
あれだけのショットが打てるんですからスゴイです。
そして人間の身体はすごい能力を秘めているんだなと気づかされます。

エナンのバックハンドの特徴は、軟式テニスようにフォアハンドと同じ面で打つこと。
他にあまりそういう選手はいないと思いますが、
もしかしたらこの打ち方は、身体の構造上とても合理的なのかも知れません。

つい最近、僕の練習仲間が戦前の日本テニスが強かった頃の映像を見たそうです。
清水善三さん、佐藤次郎さんなど、世界ランキングのトップに日本人もいたのですね。
彼らのバックハンドはまさに軟式打ちなんだそうです。

おもしろいと思いませんか?
僕はとても考えさせられました。

今の主流の打ち方が正解なのか、
軟式打ちが正解なのか、
はたまたダブルバックハンドが正解なのか???

人によって向き不向きがあるでしょうし、
答えは一つではなさそうですが、
少なくとも先入観を外し、いろんな選択肢を知っておくことで、
可能性は広がりそうですよね。

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でお伝えする動画でも、
ストローク、ボレー、サーブ、スマッシュなどにおいて、
実は何種類かの打ち方をご紹介しています。
もちろん基本的な、”脱力の中で力を伝える”というコンセプトは変わりませんが、
力の伝え方も実はいろいろあるんですよね。

人によって向き不向きがありますし、
何種類も試すことで、いろんな気づきが出てくるものだと思いますので、
会員のみなさんは、ひとつの打ち方に固執せず、
遊び感覚でいろいろなことを試しながら、
是非自分に合った最適な打ち方を見つけていってくださいね。

さて、もうすぐ男子シングルスの準決勝フェデラーVSツォンガがはじまりますので、
テレビの前でスタンバイしたいと思います。(笑)
いったいどんな試合になるのでしょうか?
今からワクワクして来ました!

それでは楽しい週末をお過ごしくださいね。
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