No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

流れの中で打つ

2005年09月30日 | Weblog
最近僕がトライしていることは、「流れの中で打つ」ということです。
ストロークもボレーもショットショットが全て個別に独立しているのではなく、
フットワークを含めた全体の流れの中にショットもあるというイメージです。
移動してからしっかり止まって打つというのが一般常識だと思いますが、
その全く反対で、止まらないで打つというものです。

やってみてわかったことは、止まらない方がショット自体も簡単になるし、
身体も疲れないんです。
しかも移動の力がそのままショットに伝わるので、ボールの威力も増します。
レッスンでも随分試しましたが、一般の人にもかなり有効なことがわかりました。

意識しているかどうかは別にして、
やっぱり超一流の選手はこう言った動きになってますね。
もちろんその筆頭はフェデラーですが。
理解してもらいたいのは、フェデラーだから流れの中で打てるのではなく、
流れの中で打つからフェデラーのようなプレーができるという点です。
実はこの概念、武術の世界では当たり前のようですが・・・

それではおやすみなさい。

PS ミキサーを衝動買いしてしまったので、ニンジン、牛乳、パイナップルで
  早速ミックスジュースを作ってみました。
  誇張ではなく、これはマジでマズイです!
  是非試してみてくださいね。

テニスは顔で決まる!?

2005年09月27日 | Weblog
テニスマガジンなのか、テニスジャーナルなのか、何月号なのか、
何もわからなくて申し訳ないのですが、
フェデラーがフォアを打っている写真が表紙の雑誌があります。
最近のものだと思いますが、見たことありますか?

そのフェデラーの表情が印象的なんです。
とても涼しい顔をしていて。
普通インパクトの瞬間って力感がありますよね?
それが全くなく、目がとても静かなのです。
このことからも、彼がどれだけ脱力してショットを
打っているかがわかります。

自分がどんな表情で打っているか、気にしてみるとおもしろいかも知れませんね。
僕も含めてほとんどの人が"鬼の形相"でインパクトしていることでしょう。(笑)
ちなみに以前日記に書いた、「ぼんやり見る」をやると静かな顔になると思います。
トライしてみてくださいね。

それでは

PS 鬼の形相にパンチパーマ

やっぱり軸

2005年09月26日 | Weblog
昨日の話ですが、弟と練習をしていたら、
すごい上手な女の子が隣のコートで練習をしていました。
しばらくすると、
「2,3分で良いので打ってもらえませんか?」
と持ちかけられ、
「上手ですね。ジュニアですか?」
って聞いちゃったりしたんですが、
全日本ランキング8位、WTAランキング180位の久松志保プロでした。

僕と弟対久松さんで2vs1のストロークをしたのですが、
押されまくりで、もうタジタジ。
両方両手で実に良いボールを打つんですよね。
男女差っていったい何なんだろう?
世界で戦ってる人のレベルは、
女性でも相当高いことを身をもって分からされました。

彼女の一番すごいところは、軸がスゥッと通っているところ。
よっぽど左右前後に振られない限り、
身体動作が軸のまわりからズレないのです。
動いていないときのセンターの意識を濃くするだけでなく、
動き方も工夫していかないと、
これは実現できないように思いました。

精進します。

身体で覚えないと出来ない

2005年09月24日 | Weblog
今日は一日雨で暇だったので、ゴルフの打ちっ放しに行ってみました。
もちろんテーマはユルんで打つこと。
スウィングを加速させる原理はテニスと同じハズ。
スーパーショットを連発し、ギャルの視線を一身に集めるべく、
意気揚々と練習をはじめましたが、結果はやはり大したことなく・・・
なんか連動感がないんですよね・・・
普段やってないんだから、当たり前と言えばそれまでですが。

頭である程度理解していても、やっぱり身体で覚えないと出来ないということですね。
今日もまた生徒の気持ちを学べた日でした。
それでは。

PS スーパーショットもありませんでしたが、ギャルもいませんでした。
  いや、ギャルがいなかったから、スーパーショットが出なかったんだな。

鎖骨がユルむと肩甲骨が動く

2005年09月23日 | Weblog
東京に帰ってきました。
さっそく今日から道場に復帰ですが、
今は近くのCAFEでブログを書いてます。
ブレンドコーヒーを注文したら、
「ミルクですか?レモンですか?」
ってワケのわからないことを聞かれ、
僕の頭は???マークでいっぱいになりましたが、紅茶と間違ってたみたいです。
きっとウェイトレスさんが、僕のパンチパーマにビビってしまったんでしょう。(笑)

さて最近まともにテニスの話題について書いてないような気がするので、
少しマジメな話をしましょう。
今回のワールドウィングの合宿で学んだことの一つが鎖骨の重要性。
鎖骨と肩甲骨ってセットで動くので、
どちらかが硬いと当然動作が制限されてしまいます。
小山先生やコーチングスタッフの鎖骨や肩甲骨を触らせてもらいましたが、
感動するぐらいグニャグニャ動いていました。

さらにおもしろいことに、どちらの脚を軸足にするかによって、
鎖骨&肩甲骨の動きが変わってくるんです。
右腕を動かす場合は、軸足は右脚になります。
なのでサーブを打つ際も、右脚になるべく最後まで体重を乗せておくことで、
鎖骨&肩甲骨の動きがスムーズになり、良いボールが打てるとのことでした。

この辺りも僕自身がもう少し試してみてから、
またみなさんにお伝えしていきますね。
それでは。

パンチパーマ

2005年09月23日 | Weblog
今日は久しぶりに神戸の街を歩きました。
懐かしいなぁなんて思いながら歩いていると、
なんとパンチパーマ専門の理髪店を発見。
東京にもこんな店ありますっけ?
「当店自慢のパンチパーマ。
洗髪後、乾かすだけで貴方のヘヤーは即OK!」
なんて自慢げな看板がデカデカとかかってありました。
これぐらい自分の商品に誇りを持ってると、
ある種のすがすがしさを感じますね。

テニスとは全く関係ありませんでしたが、今日はこの辺で。

PS 僕がパンチパーマにしたのは言うまでもありません。

レッスンは先生と生徒の共同作業

2005年09月21日 | Weblog
今日で鳥取ワールドウィングの合宿が終了し、
実家のある神戸に帰ってきました。
日本海から瀬戸内海へ移動するので、
日本を縦断(?)するカッチョ良い旅男になりきるつもりでしたが、
実は電車でたったの2時間の距離でした。

今回の合宿では、3回目の参加ということもあって、
骨子の部分はだいたい理解できました。
しかし、今回やっと理解できた話もいくつかあります。
学ぶ方のレベルが上がらないと、理解できないこともたくさんあるんですね。

これからも一緒にたくさん学んでいきましょう。

PS 僕の子供時代の写真を見つけました。
  きっとこの頃から目を開けて寝てたんでしょう。

身体の使い方でパフォーマンスは変わる

2005年09月19日 | Weblog
今日はワールドウィングに来ているバイオリンの演奏者と話す機会がありました。
スポーツだけではなく音楽も同じなんですね。
身体が硬くなってくると疲れるし、しなやかな音が出ず良い演奏ができないそうです。
身体の理に適ったバイオリンの演奏方法を求めて、
小山先生の指導を受けに来ていると言ってました。

そう言えば、昨日の講演会で小山先生がお話されてましたが、
本を書くときにパソコンを使わずペンを使うそうです。
肩関節から動かしながら文字を書くほうが、
アイディアがポンポン出てきて筆が進むそうです。

改めて身体の使い方の大切さを学んだ日でした。
それではまた明日。

力を出しているのに筋肉が柔らかくなる

2005年09月19日 | Weblog
今日からまた鳥取のワールドウィングに来てテニス合宿に参加しています。
トレーニング自体は町田でやっても同じなのですが、
こちらでは小山先生直々にテニスの動作改善のアドバイスを受けることができますし、
意識の高い人ばかりが集まるので、良い刺激を受けれるというメリットがあります。

今日は通常のトレーニングにプラスして、小山先生の講演を聞きに行きました。
基本的な内容は今まで聞いてきたものと変わらなかったのですが、
何回も聞いてると、何かしっくり来るものがあって、とても理解が深まる感じがします。

「力を出しているのに柔らかくなってる」
これは講演の中でも紹介されていたイチロー選手の言葉ですが、
初動負荷理論を非常に良く表されてると思います。
通常は力を出力するほど疲労感があり筋肉が硬くなっていくのですが、その逆なんですね。

古武術で有名な甲野善紀さんも、
「練習後の方が身体が軽くなる」
と言ってました。
本当に良い動きをすると、そのようになるんでしょうね。
テニスでもプレー後は身体が軽くなるというのが理想なんでしょうけど、
なかなか難しいかな・・・
しかし少なくともその方向性に向けて練習して行きたいですね。

それではおやすみなさい。

PS 今日は朝7時10分の飛行機に乗る予定だったのですが、
  羽田空港に着き、チェックインを済ませた後、
  余裕をかましてカレーを食べていたら、
  乗り遅れて11時15分の便まで待たされてしまいました。
  みなさんもカレーにだけは、くれぐれも注意してください!

全てを受け入れる

2005年09月16日 | Weblog
「観客をシャットアウトしてはダメなんだ。
周りで起こっていることも常に意識していたい。」
これはウィンブルドンの頃のフェデラーのインタビューです。

これを聞いたときにまず思い出したのが、宮本武蔵の話。
まだ武蔵が駆け出しの頃、ある剣の達人と試合をして負けるのですが、
そのときその達人に以下のようなことを言われます。
「武蔵よ、風の音は聞こえたか?鳥のきれいな鳴き声がしたよのう。」
武蔵はきっと勝負に集中し過ぎて殺気立っていたんでしょうね。
周りの状況も把握できるほど、冷静でいなければならないという教えです。

それからもうひとつ感じたことは、
何かをシャットアウトすることはできないということ。
例えば観客を気にし過ぎて集中できないという場合でも、
いないものとしてシャットアウトすることはできないんですね。
その状況を受け入れて、その中でいかにプレーしていくか。
何かの恐れを感じている場合でも、
それを見ないようにするのは不可能で、
その恐れごと受け入れることが一番の解決法なんでしょう。

それでは楽しい連休をお過ごしください。