超高機動銀河恋愛黙示録モロッソスギャラクシー

美少年刑務所の名物所長チャキオと
小悪魔ボディの見習い天使アヴダビが激突する
モロッソスみそっみそっ創作宇宙

筆ペンコラボ91「ドラクエⅣ」

2008-09-30 22:00:22 | 筆ペン画
皆大好きドラゴンクエストから、今回は泣ける話で有名な「Ⅳ」をご紹介いたしましょう。
真ん中にいるのがお馴染みの勇者ですが、このゲームをやった事がないアンディさんに描いていただきました。
でもちゃんとソレっぽいですね、さすがアンディです。
右のトルネコ(?)は見ているだけでやるせない気持ちになります。
これまでの人生、良い事なんて無かったんだろうな……なんて思ってしまいます。
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筆ペンコラボ90「新白雪姫伝説プリーティア 2枚目」

2008-09-27 07:53:20 | 筆ペン画
rinmay先生興味津々のプリーティアの第二弾イラストが届きました!
今回は主人公のプリーティアとその家族をメインに描かれておりますね。
嘘だと思うなら実際に観て確認すればいいじゃない!
本当に右下のチョココロネみたいな人もいるんだから!
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マジモ第18話「切り裂かれて、心つながる」

2008-09-23 11:26:19 | マジカル・モッピング
「ひやあ! 恥ずかしいよ!」
 慌てて前を隠したモップだったが、事態はそれどころではなかった。
「ふおおおお!」
 リディア・カーンの雄たけびが轟いたのだ。
 見れば、リディアの制服もあちこち切り刻まれていた。カラブキのジャージやモップの服が切り裂かれたのはリディアの怒号による突風のせいだ。しかし、リディアの制服がやぶけているのはどういうことか?
「あのクソ生徒会長がああああ!」
 リディアの制服の切れ目からは、極太の鎖がのぞいていた。その鎖が、ブチブチと千切れ、そのたびに制服の切れ目が大きくなってゆく。同時に、その箇所の筋肉がボンと盛り上がる。
 そう、リディアの制服は、盛り上がるマッスルに耐えられずに、内側から破れているのだ。
「やべえ……。このままじゃ、拘束具が……もたねえ……」
 呆然と呟いたのはジョイだった。
「拘束具!? 拘束具ってどういうこと!?」
 手で前を隠しながら必死に詰め寄るモップ。
「へへへ……お前、これでリディアの100パーセントが見れるぜ……」

「まったく、何なのよあの化け物!」
 その頃、カラブキはモップ達を置いて公園の公衆トイレに駆け込んでいた。
「こんなにジョージ(注:ジャージの書き間違いです)を切り裂いて……丸見えじゃない! 許せない! でも……お陰でダイソン様のブレザーを……」
 トイレの個室で、カラブキはブレザーに顔を埋めてウットリした。
「はああ……ダイソン様……」
 カラブキはもう使い物にならないジャージを脱ぐと、全裸の上に直接ブレザーを着た。その肌触りに身悶える。
「私……私今……ダイソン様に抱きしめられてる……! ダイソン様ぁ! ダイソン様ぁ!」
 ブレザーの上から体をさすり、身をよじるカラブキ。
 と、その時、ポケットから、「カラブキ書記、君は何をやっているのだ」という声が聞こえ、カラブキはビクッとした。
「え? え? ……これは……トランシーバー?」
 いかにも、ポケットにはトランシーバーが入っていたのだ。そこからダイソンの声が聞こえる。
「君という娘は、トイレで何をしているのだ。まったくはしたない」
「ダイソン様、ごめんなさい!」
 カラブキはトランシーバーを両手で掲げてぺこぺこした。
「全裸になってからブレザーを着るなんてね……」
「ダイソン様、まさか、私が何をしていたか見えていたのですか!?」
「見ていたよ。何もかもね……何もかも、君の事はお見通しなのだよ」
「ダイソン様に、私の全てが見られている……!」
 カラブキはさらにウットリし、自分の胸を抱いた。
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マジモ第17話 「サイクロンは使わせない!」

2008-09-20 03:00:38 | マジカル・モッピング
 飛ばされまいと必死で電柱に捕まるモップの目に、突風で吹き飛ばされた様々な物が映った。看板、小鳥、猫、そしてアクロン。
 飛んでいくアクロンの袖から、バラの花びらや、キラキラ光る何か、そして、いつも袖の下に付けているスダレのような物などが舞い散った。竜巻とそれらが見事なフォーメーションを組み、まるでファンタジー空間のようになった。
「うわぁ……キレイ……」
 ウッカリ目を奪われたモップ。飛んできた花びらの1枚に、乙女チックに手を伸ばした時、またしてもウッカリしていたことに気づいた。電柱から手を放していたのだ。
「あへゃーーーーっ! 飛ばされるぅーーーーっ!」
 その時のモップは、自分が魔法を使えることを、すっかり忘れていた。

「だれがーーーーっ! だずげでーーーーっ! ヘルプミー!」
 もうおしまいと覚悟を決めたその時だった。ガシッとモップの手を掴んで引き寄せてくれた手の温もりを感じた。
 いや、温もりと表現したものの、その手は意外と冷たかった。そして、まるで風が凍って固まったかのように、一瞬にして吹き止んだ。
 呆然としてモップが辺りを見回すと、そこにはダイソンが立っていた。その数メートル後には、恥ずかしげについて来るジャージ姿のカラブキもいた。
「ダ……ダイソン会長……。ありがとうございます」
 ダイソンは、おずおずと御礼を言うモップにチラッと目をやったものの、特に何を言うでもなく通り過ぎ、ジョイとリディア・カーンの前で立ち止まった。
「ダイソン……」
 ジョイが、申し訳ないアピールなのか、肩をすくめて舌を出し、カワイコぶった。そんなジョイを無視してダイソンは、冷たく言い放つ。
「やっぱりな、ジョイ。お前が女子プロレス部の予算に文句を言えないのは、こういうことだったのか……」
「ヒッ! すまねえ、ダイソン。でも、俺ってばリディアにめっぽう弱くって……」
 時々、業務用掃除機が何かを吸い込むような音が聞こえたが、それはリディアの鼻息だった。2人のやり取りを見て、感情が揺れているようだった。
「そんな戯言はどうでもいい。部費の予算については、我々生徒会が綿密に調査と議論を重ねて割り当てていることを、忘れたのか? 例外は認めない」
 ぐうの音も出ずに、頭を掻いたりニヤニヤしたりして誤魔化そうとしているジョイを見て、リディアが四股を踏んで威嚇を始めた。
「会長! 堅いこと言うんじゃねえよ! アタイ達は、“ビッグり人間コンテスト学生の部”の常連なんだぜ! それを維持する為には、たくさんの薬が必要なんだ。しかも割高のな! 学校の名誉の為だぜ! それくらいの予算は必要なわけよ!」「わけよ……」「わけよ……」「わけよ……」
 リディアの声は、どこかの山に反響して、木霊となって戻ってきた。
「だめだ。それも含めた上で、我々は予算を決めているんだ」
「この……カタブツがぁっ!!!!」
 リディアの怒声は、またしても突風を引き起こした。
「キャアァッ!」
 そしてまた、後にいたカラブキのジャージが引き裂かれていた。しかし、モップが驚いたのは、それではなかった。
 カラブキよりも前に立って、リディアの声の刃をまともに受けたはずのダイソンは、かすり傷どころか、服すら破れていなかったのだ。
「一度決めた以上、予算は変わらない。受け入れられないのであれば、部の存続は難しいと思え」
 ダイソンはそう言うと、制服のブレザーをスッと脱いだ。そして、後に投げる。それは見事にカラブキの肩に掛かった。
「明日、返してくれ」
 それだけ言うと、カラブキには目もくれず、立ち尽くしているリディアとジョイの脇を通り過ぎた。
 ダイソンの一連の動きに、その場にいた者は皆、動くこともできずに見惚れていた。モップも同じくだった。
「ダイソン会長……。いったい何者なんだ……」
 去り行くダイソンの後姿を見送りながら、かっこつけてそう呟いてみたモップだったが、大変なことに気づいた。
 カラブキ同様、洋服が引き裂かれていたのだ。
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筆ペンコラボ89「新白雪姫伝説プリーティア」

2008-09-16 20:50:43 | 筆ペン画
巷で話題の萌えアクションアニメ「プリーティア」です。
本物よりも可愛く描けましたね。
プロの方も見習ってもらいたいものです。
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マジモ第16話「ハリケーンに恋して」(アヴダビ)

2008-09-12 20:46:05 | マジカル・モッピング
「お……俺のはじめて……奪われちゃった……」
 呆然とするモップを尻目に、楽しそうに談笑するイオンとティージホーキー。
「うふふ! モップ君たらすっかり騙されちゃったね!」
「ふぉっふぉっふぉっ。アイツは昔から浅はかなところがあるからのう」
「ねえ、次はこうしましょ。モップ君がお風呂に入っている時にティージホーキーさんが……」
 ついに、モップはムキーっとなった。
「もう! なんなんだよ! お前ら最低だよ! 俺をコケにしやがって! お、俺のキッスをこんな形で奪いやがって! この……このジジイが!」
 モップはティージホーキーの襟首に掴みかかると、ガクガクと揺さぶった。
「モモモモップ、おおお落ち着くんじゃいいい」
「うらららー!」
 ガクガクガクガク!
 しかし。
「やめなさい!」
 パチーン!
 イオンの平手打ちがモップに飛んだのだ。
「イ、イオンちゃん……」
「モップ君! あなた自分が何をしているか分かっているの? 老人に暴力を振るうなんてゲスのやることよ! 頭を冷やしてきなさい!」
 イオンは玄関を指差した。素早くイオンの後ろに非難したティージホーキーが、ニヤリと笑ってみせた。
「くっそーーー! 覚えてろよ!」
 モップは涙を拭って玄関を飛び出した。

「なんで、なんでこうなっちゃったんだろう……。俺はただイオンちゃんと仲良しになりたかっただけなのに……」
 モップはとぼとぼと当ても無く道を歩いていた。こんなにやるせない気持ちは久しぶりだった。
 いつの間にか、空は夕焼けに赤く染まっていた。
「もうすぐダストの家でパーティーが始まるな……。行かなきゃ……」
 その時だった。
 ズシーン!
「な、なんだ!?」
 ズシーン! ズシーン!
「うおお!? 地震!?」
 ただならぬ地響きに、モップはよろめいた。
「いや、これは……あ! 奴だ! 奴が来たんだ!」
 モップの視線の先、夕日の中に浮かぶシルエットは、猛々しい、巨人だった。
「リディア・カーン……!」
 女子プロレス部の部長、リディア・カーンは、悠々と下校中だった。彼女の左肩には、生徒会のジョイがマスコットのように座っていた。ジョイはガトーショコラをモグモグと食べていた。
 リディア・カーンが一歩を踏み出すたびに、アスファルトが砕け、塀に亀裂が走り、電信柱が大きく揺れた。
「あわわわわ」
 モップはその迫力に逃げ出すことも出来ず、ただへたり込み、震えながら、その威容を見上げていた。
「ん?」
 リディア・カーンの左肩で、ジョイがモップに気付いた。
「あ、あの野郎! あんな低い位置から、リディアのパンツを覗いていやがる!?」
 ジョイは勝手にいきり立った。
「このハレンチ野郎ーー!」
 モップに制裁を加えようと、リディア・カーンの肩から飛び降りるジョイ。
「いっつ!?」
 しかし、グキ!
 着地がうまくいかず、足首を痛めてしまったのだ。
「いてええ! 足が! 足がー!」
 ジョイはモップの前で足を抱えて転げまわった。
「ジョイ!? どうしたのジョイ!? なんてことーー!?」
 パニックを起こしたリディア・カーンは、両腕を開き、真っ直ぐに伸ばし、その場でグルグルと回転をはじめた。ダブルラリアットだ。
 回転は速度を増し、最早その輪郭さえはっきり見えなくなり、巨大な竜巻と化していた。竜巻は住宅街を破壊し、屋根瓦やブロック塀を巻き込みながら、さらに大きくなってゆく。
「うおおお! 吸い込まれるー!」
 モップは必死に電柱に掴まったが、その体は鯉のぼりのようになっていた。
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マジモ第15話「ファーストキスの代償」(チャキオ)

2008-09-09 21:20:52 | マジカル・モッピング
 モップは自分の身に何が起きているのか、全く理解できずにポカーンとしていた。そんなモップの様子を、何を勘違いしたのか、照れていると思ったダストは、ニヘラニヘラと締まりの無い笑みを浮かべて見ていた。
「早速だけど、今夜パーティーを開こうぜ! 俺、お袋に言ってくるわ! 今夜8時。必ず来いよ!」
 そう言うと、ダストはチリちゃんの手を取り、自宅の方へ駆けて行った。ウキウキのダストとは対照的に、振り返ったチリちゃんは、目を真っ赤にさせ、恨みがましい表情を作っていた。モップにしてみれば、意味不明の状況で、勝手に恨まれているという気分の悪い想いだった。
 チリちゃんは最初から、人懐っこい方ではなかった。しかし、少しずつ心を開き始めていたというのに……。
 思い返せば、ダストの一家に異変を感じたのは、つい最近のことだった。チリちゃんの視線に何か突き刺さるようなものを感じていた。このことだったのか……と、やっと納得できた。
「って……冗談じゃないよ! なんで俺が同級生のお父さんになんなきゃいけないんだよ!」
 1人で突っ込んでみたものの、誰もいない空間に虚しさだけが残った。
「どどど……どうしよう……」
 モップはその場で、足を踏み鳴らしたり、ピョンピョン飛び跳ねてみたが、何の解決にもならなかった。
「そうだ……。ティージホーキー先生に相談しよう……」
 その時のモップの頭には、もうイオンのことは抜けていた。

走って自宅に戻る。中で何やら楽しそうな笑い声が聞こえてきた。
「なんだ! あのジーさん。俺がこんなに大変だってのに……」
 ブツブツ言いながら扉を開けると、そこには可愛いエプロンを着けたイオンが立っていた。
「あっ! おかえり~。モップ君!」
「わああっ! イオンちゃん!」
 モップは一瞬、何が何だか分からずに口を金魚のようにパクパクとさせた。しかし、そこに、新妻のように可愛らしく振舞うイオンがいることは、疑いようのない事実だった。
「けっこう早かったんだね~。お疲れさま」
 イオンは、モップのカバンをサッと取った。まさに仕事を終えて帰宅した亭主を向かい入れる奥さんだ、と思った。
「イオンちゃんこそ……こんなところで何してるの……?」
 目がくらむほど可愛らしいイオンを前に、ドキドキの止まらないモップ。
「今ね、パンケーキを焼いていたの。昼食まだでしょ? 一緒に食べましょう」
「イオンちゃん……。うん。ありがとう!」
 もはやダストのお母さんも、ダストのことも、そしてチリちゃんのこともどうでも良いと思えた。今が幸せなら……それでいい。
「モップ君。忘れてるよ……」
「え? 何が?」
 モップは慌てて、自分の全身を上から下まで眺めた。ズボンは履いていた。ホッとした。特に他に変わったところも無いように思えた。
「んもう~。モップ君ったら……」
 そう言って、目の前のイオンは、唇を突き出して目を閉じて言った。
「ただいまのキスは?」
 モップの心臓が口から出そうになった。幸せにも程がある。どこかで夢の世界に行ってしまったんじゃないかと、頭を振った。しかし、もうそれでも良いと思っていた。こんな可愛い子とチューできるなら……。
 モップは急いで涎を拭いて、自分も目を閉じた。
 そして……いざ!
 しかし、瑞々しく見えたイオンの唇は、思ったよりもザラザラしていた。とても気持ちの良いものとは思えなかった。レモンの味どころではない。スルメのような味だった。
 思わず目を開けると、卒倒しそうになった。そこにいたのは、なんとティージホーキーだったのだ。
 そして……
「わあ! すごい! ティージホーキーさん、やっぱり大魔道士なのね! ホントに私と同じだわ!」
 そう言って奥から出て来たのもティージホーキーだった。
 しかし、その姿は徐々に変化していき、いつの間にかイオンの姿になった。
「ふぉっふぉっふぉっ。今のは入れ替わりの魔法じゃ。どうじゃ? お嬢さん。魔法ってすごいじゃろう?」
「すごいわ! ビックリしちゃった!」
 イオンは無邪気に拍手をしていた。そんなことより、モップは失意の元にいた。ファーストキスだったのだ……。
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究極!イラストご紹介コーナー91

2008-09-03 21:02:54 | イラスト!
ついにやってくれました!
美少女の体のことは女よりも詳しいと会社でも公言しているrinmay先生が、カラブキさんのムフフイラストを描いて下さいました!
ひょー!
ボインボインだーー!
この、ボインボインがブルンブルンしている躍動感、ダイナミズム、一瞬が永遠になる魔法……
こういうイラストを待っていたんです!
こういうイラストを描くために生まれてきたんです、rinmay先生は。
リディア・カーンとその手下達の悪党ぶりもさすがですね! 怖いです。
そして右下にゲストでティージホーキー先生とモップでしょうか? 芸コマです。
rinmay先生からの贈り物、皆さんお楽しみいただけたでしょうか?
次回も宜しくお願いします、rinmayさん!
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