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僕たちの青春シリーズ ジョギング先生 第四話(チャキオ)

2006-02-10 23:30:56 | ジョギング先生
「ジョギング先生やってくる(ジョギング先生 オープニングテーマ)」

遠い街から 近い街まで ジョギング一筋 駆け抜ける
 寒い夜から 暑い朝まで ジョギング続けて 25年
 あれが我らの ジョギング先生
 言う事きかない不良でも 走れば分かる何事も
 引きこもるヤツはどいつだい? 
 苛められたら耐久勝負
 死ぬか 生きるか 走るか 止まるか
 夢見たいヤツから付いて来な
 俺が走れば異常気象
 やるか 負けるか 走るか 飛ぶか
 ららる~ ららる~ 僕らの街へ ららる~ ららる~ 足音がほら聞こえてくるよ

「万引きは犯罪です」

 あの事件が起きたのは翌日がジャンバーヌ・インターナショナル・ハイスクール(通称:ジャン高)との交流球技大会を控えていた日の午後だった。明日の大会の為に、悪漢高校は午前で授業が終わる。いくつになっても授業が早く終わる日って嬉しいもんだ。僕達は寄り道をして帰ることにした。
「俺、本屋に寄って行っていい?」
 そう言ったのは僕と帰る方向が一緒の深川洋一郎之介(ふかがわ・よういちろうのすけ)だった。
「ああ、いいよ。お前、本屋好きだよね」
「うん。俺って本屋に行くとすぐお腹痛くなるじゃん。そのムズムズ感が好きなんだよね」
 洋一郎之介って何だか良く分からない事を平気で言うから困る。とにかく、馬鹿な洋一郎之介が本を読むために本屋に行く訳ではない事が分かってホッとした。僕もあまり本は読まないが洋一郎之介みたいな馬鹿が僕より本を読んでいるなんてちょっと悔しいし。僕がそんな事を考えていると、僕らのクラスのリーダー、吉見竹豊(よしみ・たけとよ)が教室から出ようとしていた。僕は慌てて竹豊に声をかけた。
「竹豊は本屋寄ってかない?」
 僕は平常心を保って誘ったけど、本当はすごくドキドキしていたんだ。だって竹豊とめくるめく素敵なアフタースクールを送れるかもしれないじゃん。でも……。
「う~ん。本屋はいいや。ゲーセン寄って帰る」
 竹豊から返ってきたのはそんな言葉だった。ガッカリだった。「僕も一緒に行ってもいいかな?」そんな言葉が出掛かっていた、その時! 出たよ。カマ野郎が……。阿部中山聖(あべなかやま・せいんと)が……。
「竹豊君が行くならアタシも行っていいかしら?」
 何てこと言いやがる! お前には主体性というものが無いのかっ! 人が行くから自分も行くみたいな輩は一番嫌いだ! 竹豊もそんな主体性の無いやつが一番嫌いに違いない。断られて粟でも食うがいいさっ! さあ、YOU! あっさり断っちゃいなYo!
「いいよ。行こうぜ」
 そんな事ってあるかい? 随分あっさりだね。僕がそんな二人を見て呆然としていると、聖がニヤリと笑った。こんな悔しい事ってないよ。だいたい、僕はかなり可愛い顔をしているんだ。それはそれは、女の子と何度間違われた事か……。そんな僕が何だってあんなカマ野郎に敗北感を感じなきゃなんないんだっ!! でも、竹豊にベタベタ張り付いて教室から出る聖を見たら、負けたって気がしてならない。僕がポウっと二人が消えて行った扉を見ていると、洋一郎之介が背中を押した。
「帰ろうぜい」
 お前が誘わなきゃ僕だって竹豊と一緒にゲーセンに行けたのに、と恨みがましい目で洋一郎之介を見たんだけど、コイツってちょっとアレだから全く分かってない様な明るい顔をしていたんで、どうでも良くなった。

 結局、書店の横がゲーセンだったから、帰る途中で竹豊に会ったんだ。しかも別に聖と二人きりってわけでもなくて、柳沢基次(やなぎさわ・もとじ)と徳本鼻三郎(とくもと・はなさぶろう)も一緒だった。僕の敗北感を返して欲しかった。本屋の前でとりあえず、僕と洋一郎之介は竹豊達と別れた。でもその後、カラオケに行くことにしてるからまた会うんだけどね。
「じゃあ、また後でね~」
 そう竹豊達にそう言うと、洋一郎之介はニコニコしながら本屋に入って行った。本当に本屋が好きみたいだ。洋一郎之介は一目散に怪しげな世界の不思議コーナーに駆けて行った。そして、嬉しそうに『ジョンソン・ゲルペッカーの黄金都市と世界のUFO』という妙な本を手にしていた。
「ジョンソン・ゲルペッカーってすごいんだぜ。日本に黄金都市があるかもしれないって見抜いてるんだぜ。俺、もうワクワクしちゃってさ……」
 洋一郎之介が何の為にもならない様な話を延々とし始めたから、僕はほっといて「オカリナ入門」を探しに行った。僕は最近、夜な夜なオカリナを吹くのが日課なのだ。

 しばらくするとお腹が痛くなってきたのか、洋一郎之介が本格的にソワソワし始めた。そんな時、事件は起きた。一目散に駆けてアフロとドレッドの学生服二人組が本屋から出て行った。それを見た洋一郎之介が慌ててその二人を追いかけて行ったんだ。僕はその様子を呆然と眺めていた。
 二人組が走る。洋一郎之介が走る。そして店員さんが走る。店長も走る。何だかカートゥーンネットワークあたりでこんなアニメが見れるよなあ、なんてボヤーッと考えていたら、事態はそれどころじゃ無くなっていた。
「店長! コイツです! 万引き犯はっ!!」
 店員さんに捕まっていたのはなんと洋一郎之介だった。
「違いますよっ! 僕は犯人を追って……」
「何嘘ついてんだ! その手に持っている商品を良く見ろ!」
 洋一郎之介の手にはしっかりと『ジョンソン・ゲルペッカーの黄金都市と世界のUFO』が握られていた。
「あっ! あれ? ちがっ! これは違くてっ! あいつ等が漫画を盗んで走ってったから慌てて追いかけたら……」
「とにかく裏に来いっ!」
 洋一郎之介は問答無用で奥へ連れて行かれた。僕は慌てた。洋一郎之介は馬鹿だけど犯罪だけは絶対しない。そういうヤツだ。
「洋一郎之介!」
「違うんだよ~。俺じゃないってっ! これはウッカリ持ってっちゃって……」
 僕は心配だったから洋一郎之介に付いて行った。

「店長! 漫画がごっそり盗まれています! 『メガネ三銃士』の完全版、全30巻が全部無くなってます!」
 いかにも頭の悪そうな顔をした店員が控え室に入って来るなり、そう叫んだ。
「漫画はどこに隠した? 仲間に渡したんだろっ! この悪漢高校生がっ!」
 洋一郎之介に小太りの黒ぶちメガネの店長が鼻息も荒く怒鳴りつけた。僕達、悪漢高校はこの辺りじゃ札付きの悪だから、何もしてなくったて疑われちゃうんだ。それが何となく悔しかった。
「何もしてないんですって! それどころか盗みを見たからとっ捕まえてやろうなんて思ったから追いかけちゃって……」
「じゃあ、何でそんなにソワソワしていたんだ? 私は見ていたんだぞ。君がソワソワ、キョロキョロ、怪しげな動きをしていたのを」
 そう言って小太りメガネが机をダシーーンと叩いた。上に置いてあったホットモカチョコレートのマグカップが漫画みたいにボヨーーンと飛び上がった。零れるんじゃないかとドキドキしたけど、見事に元に戻った。店長はどうやら慣れている様だった。
「違いますっ! 俺は本屋に行くとお腹が痛くなるから、いつトイレに行こうかなって作戦練ってたんです!」
 洋一郎之介の言っていることは嘘じゃない。アイツはいつもそうなんだ。何故か知らないけど、本屋に行ってお腹が痛いとか言ってトイレに行くのをちょっと楽しみにしている節がある。おかしなヤツだ。
「まあ、いい。とにかく親御さんに連絡を……」
「両親はシベリア辺りの超特急で働いているので日本にはいません」
 そうだった。洋一郎之介の両親はシベリア辺りの超特急で働いているから、日本にはいないって洋一郎之介が自慢気に話してるのを聞いた事がある。だから彼は今一人暮らしなんだ。
「じゃあ、仕方ない。先生に連絡するからな」
 僕はドキっとした。恐らく洋一郎之介もドキッとした様だ。先生って……。アレ呼ぶの?しかし、問答無用で小太りメガネは学校に連絡していた。電話越しにジョギング先生の声が聞こえてきた。僕から何メートルも離れているというのに、電話越しに聞こえるとは、どんだけデカイ声を出しているのか、ちょっと驚いた。

 しばらくして、ジョギング先生がジョギングで駆けつけた。
「おおおお……お前ってヤツは~~~っ!!」
 ジョギング先生は珍しく動揺している様だった。ランニングの袖を間違った所に通していた。首を出す所に右手も出しちゃってるから何か古代ギリシア人みたいな格好になっていた。
「すいませんでしたっ! コイツ、普段はこんな事する子じゃないんですっ!! 私からよく言って聞かせますから、今日はお許し願えませんでしょうか?」
 ジョギング先生の誠意を込めた謝罪はサイレンの様に響いたので、おそらく迷惑に思った小太りメガネが僕達をすんなり帰してくれた。
 騒ぎを聞きつけて本屋の前に竹豊達も集まっていた。
「洋一郎之介! 大丈夫かよ!」
 竹豊は意気消沈している洋一郎之介に優しく話しかけた。竹豊が僕らのクラスのリーダーでホントに良かった。
「俺……。やってないのに……」
 洋一郎之介が悲しそうな顔をしているのを見て、僕はあの時どうして洋一郎之介は絶対してないって言ってやらなかったんだろうって思った。
「とにもかくにも、お前にはすまないが、疑わしきは罰するという我が校の掟にしたがってお前には罰を受けてもらう。さあ、選ぶがいい。角刈かジョギングか。さあ、どっち?」
 どっちのナントカショーみたいに言いやがって、と僕は何故だかちょっとだけ楽しそうなジョギング先生を睨みつけた。でも、本当に洋一郎之介って馬鹿だから、うっかり「ジョギング!」って叫んじゃったんだ。
 結局わだかまりは残ったけど、明日の球技大会中、洋一郎之介はジョギングをするって事で落ち着いたんだ。
「洋一郎之介……やってないんだろ? 走る事なんてねえよ……」
 竹豊や僕が何を言っても洋一郎之介は「気にするな」って言い張る。
「俺、走るの好きだから苦じゃないよ」
 とか言ってさ……。馬鹿だけど良いやつなんだ。いつもニコニコ笑ってて。争いごとが嫌いで……。だからこそ、僕達は洋一郎之介がやったなんて信じられないんだよ。

 球技大会の日。憎らしいほど空は晴れていた。でも、僕達の心はどこか曇っていた。だって洋一郎之介だけが球技大会に参加できないなんて、そんなのないよ……。
ジャンバーヌ・インターナショナル・ハイスクールの学生達がゾロゾロと校庭に集合してきた。さすが多国籍だけあって、柄の悪い奴から頭の良さそうな奴まで色とりどりだった。
「センセー! オラタチハイッショケンメータタカーウコトチカマーース!」
 よりによって、ジャン高の生徒が選手宣誓なんかしやがるから、すごく気持ち悪かった。いくら何でもカタコト過ぎる。最近流行りの方言どころの騒ぎではない。
 まあ、そんな事はこの際良いとして、選手宣誓も過ぎて、ラジオ体操も過ぎて球技大会が始まった。それと同時に洋一郎之介がグラウンドを走り始めた。ジョギング先生はその様子をじっと見つめていた。
 僕達のクラスは球技大会でバレーボールをする事になっていた。下馬評では僕達のクラスには最強の竹豊とスポーツ万能な洋一郎之介のツータッグがいるから、優勝間違いなしとまで騒がれていた。それなのに今日はその内の一人、洋一郎之介がいない。僕達は無実の罪で罰を受けている洋一郎之介が気になって仕方なかった。洋一郎之介はそれでも楽しそうにグラウンドを走っていた。

 こんなんでは球技大会なんて身に入らないよ。僕は洋一郎之介が気になって気になって思わず走り出そうとした。それとほぼ同時に、竹豊が叫んだ。
「やっぱダメだ!! 俺、ほっとけねえよ!! ぜってー洋一郎之介はやってねえもん。アイツが罰を受けて走るってーなら、俺も一緒に走る!! 球技大会なんてクソ喰らえだっ!!」
 竹豊ってやっぱりカッコいいよね。僕はそんな竹豊にポウッとなった。もちろん聖もポウッとなっていた。
「アタシも竹豊君と一緒に走るわっ!」
 おっと! 聖に先制されてしまった。僕も慌ててそれに続いた。
「僕も走るよ!!」
 僕がそう言うと、竹豊は嬉しそうに笑った。僕はそんな竹豊に浮かれて驚くべき素敵な事を言おうとした。その時、後から後から「僕も!」「俺も!」とクラスの連中が大合唱。僕の言葉は掻き消されていた。
 僕達は皆で洋一郎之介の後ろに付いて走り始めた。どこから用意したのか鼻三郎が『洋一郎之介は無実です』と書かれたプラカードを持っていた。おかげでデモ行進みたいになっていた。僕達の抗議に洋一郎之介は嬉しそうに泣いていた。
 でも、洋一郎之介より泣いていたのはジョギング先生だった。それはそれは汚いまでに。そして感極まったのか、叫んで僕達の中に飛び込んできた。
「よし! ヒヨコ達!! 先生も走るぞ!! 今日は3年4組ジョギング大会だ!!」
 いつの間にか目的も変わって何がなんだか分からなくなってきた。でも、僕達は球技大会もそっちのけで洋一郎之介の為に走りまくったんだ。前にジョギング先生が「何事もジョギングと光る汗で解決するのだ」って言ってた事があったけど、あり得なくもないな、ってその時はちょっとだけそう思ったんだ。それくらい、僕達の汗がキラキラ輝いていたから……。

 しかし、せっかく僕達が気持ちよく走っていたのに、それをぶち壊すように嘲笑う声が聞こえてきた。正面を見るとアフロとドレッドがニヤニヤしながら立っていた。
「あっ! あいつ等だ! 万引き犯はっ!!」
 それを見た洋一郎之介が咄嗟に叫んだ。確かに洋一郎之介はアイツ等を追って行ったんだ。僕もそれは見た。
「お前らかっ! 俺の大事なヒヨコに罪を被せた不届き者はっ!!」
 ジョギング先生が怒号を浴びせた。少し地面が揺れた気がした。あまりの迫力にアフロとドレッドはどちらもすくんでいた。ちなみにアフロは体操着に『カルロス・ヨシキ』と書いてあった。ドレッドの方は『セルジオ・エジーニョ』って書いてあった。日系かな? それともハーフかな? 完全なる外人かもしれない。まあ、そんな情報は必要ないけど。

 ジョギング先生は大気中の気を吸い込んだ。体中にオーラが漲る。僕達は皆、ジョギング先生の次の攻撃が読めた。手をクロスにした。来るぞっ! アレが!
「ゴブガリータ・エモーショナル・セレブレーション!!」
 僕達が予想していたのとちょっと違ったが、それでも前に見た、あの技と大差は無かった。カルロス・ヨシキとセルジオ・エジーニョは瞬く間に五部刈りになった。カルロス・ヨシキのこんもりしたアフロがパサッと悲しげに地面に落ちた。
「分かるなボウズ。俺のヒヨコに罪を擦り付けるとは百万年早いわっ! 思い知ったか馬鹿めっ!」
 ジョギング先生の奴……。すっかり悪者みたいな話し方だった。でも、僕達は泣いて帰っていく五部刈りの二人を見て、本当にスッキリした。
「ジョギング先生……。ありがとう……」
 洋一郎之介がジョギング先生と拳を合わせた。二人の影が長く伸びて、夕日が背中を押し始めていた。球技大会の成績は僕たちのクラスがダントツでビリだったけど、この日、僕達は優勝より大事な経験をもらった気がした。

あの時、洋一郎之介が持って出ちゃった『ジョンソン・ゲルペッカーの黄金都市と世界のUFO』は領収書をジョギング先生で切ってもらって購入した。洋一郎之介は嬉しそうに、僕にジョンソン・ゲルペッカーの話をしてくれたけど、僕は途中から『オカリナステップ・123』を読みふけって聞いていなかった。まあ、いつもの事だけどね。

「真夜中のジョギング(ジョギング先生エンディングテーマ)」
  
あの雲をごらん どこまでも続くよ 
  流れに身を任せ 自分を捨て どこまでも風に乗せられて
  あの川をごらん どこまでも流れる
  せせらぎに踊らされ 石を転がし どこまでも水に攫われて
  
  君の目に映る物は 何なんだい?
  僕には教えてくれないね
  あの日君がくれた微笑は 僕に何をもたらしただろう
  君といつか星になれると 信じてララバイ


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7 コメント

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今回も面白かったです♪ (Unknown)
2006-02-11 00:55:52
またまた要所要所に萌えポイントが散りばめられたお話でした!

例えばオカリナ。とっても分かります(笑)出てくる飲み物も、ただのコーヒーとかじゃない所がチャキオさんですよね。ホットモカチョコレートは、むしろ洋一郎之介が飲んでそうです。そして本屋よりゲーセンな竹豊がいいですね。自由人。でもさすがクラスのリーダー、今回もカッコ良かったです。

悪漢高校でもラジオ体操やるんですね。みんな真面目にやるのかしら?大人になってからやると、結構\しんどくないですか?

あ、『眼鏡三銃士』私も読みたい!30巻もあるのは驚きましたが。
返信する
すいません (アンディランド)
2006-02-11 01:14:58
先ほどのコメントは私です
返信する
チャキオさんこんばんは (アヴダビ)
2006-02-11 01:27:56
洋一郎之介ってマジでマニアですよね。苦痛を感じたいがために本屋に行くって、腹痛が我慢できなくなったらどうするつもりですか。出入り禁止になりますよ?

あと、ジョンソン・ゲルペッカーって恐らくドイツ系アメリカ人なような気がします。若い頃はよく近所のアメ公から「ナチの豚は出て行け!」とか言われてキラートマトでアタックされていたと思います。そんなつらい経験が、彼に幻を見せる結果となったのでしょう。

オカリナってよく池袋の道端で吹いている人がいますよね。何か妙な匂いのお香を焚きながら。あれってどうなんでしょう?

あと、洋一郎之介の両親が働いているシベリア辺りって、絶対シベリアではないと思います。おそらく水野晴郎にでも「ここはシベリアだ」とか吹き込まれて、青森ら辺で働かされていると思います。何だか哀しくなってきましたね。



なんだかんだ言って、今回も泣かせていただきました。本当に友情っていいもんですね。

エンディングテーマが堪えます。

アンディさんがウッカリぽっくりしたのも仕方ないような気もします。
返信する
アンディさん、ありがとう (チャキオ)
2006-02-11 02:21:23
いつもジョギング先生を楽しみに待っていてくださって、本当にありがとうございます。

嬉しいですよ。アンディさんの応援があってこそのジョギング先生です。

僕はちょっと心が狭いのでオカリナを吹いて、立派な大人になってもらいたいものです。

可愛い顔した子がこずるいと、本当に小悪魔になってしまうので先行きが不安です。



ホットモカチョコレートってなんか美味しそうですよね。

エクセルシオールであったら多分飲みます。

洋一郎之介も甘いものが好きなのできっと飲むことでしょう。さすがアンディさん。よく見抜いてらっしゃる。

そして、いつも竹豊君にラブコールを送ってくださってありがとうございます。

竹豊がクラスのリーダーで本当に良かったとはチャキオも思っています。

彼が居なかったらまとまらないです。このクラス。



ラジオ体操って工事現場の人とかがやってたりしますよね。

それを電車から眺めるのが好きです。

この歳になると意外と辛いんですよね。



チャキオもメガネ三銃士のコミックスが読んでみたいです。

完全版で全30巻も続いたらメチャクチャ大作ですね。

絶対書けません。

返信する
アヴダビさん、ありがとう (チャキオ)
2006-02-11 02:29:17
アンディさん同様、いつもジョギング先生を応援してくださってありがとうございます。

本当に励みになりますよ。感謝。



洋一郎之介ってホント、マニアックですよね。

恐らく怖がりなのにお化け屋敷に入ってしまう、そんなタイプなのでしょう。

取り返しのつかない出来事にならないよう祈るばかりです。

ジョンソン・ゲルペッカーってアヴダビさんの言う通りの人物な気がします。

「世界のUFO」っていう言葉にも酷く矛盾を感じます。



オカリナはチャキオも一度本気でチャレンジしようと思いました。

それも玩具じゃない本格的なのをと楽器店まで足を運んだ覚えがあります。

何故、そんなに意気込んだのか全く覚えていません。

しかも結局買わなかったし。



洋一郎之介の両親はシベリアで働いていないみたいですね。

まあ、あやふやな所が洋一郎之介です。

きっと両親に適当に誤魔化されているのか、それとも両親がすでに誤魔化されているのか、のどちらかでしょう。



アヴダビさんを泣かすことが出来て良かったです。

血も涙も無いアヴダビとの異名を持つアヴダビさんからお涙ちょうだいできたら一人前っていう噂を聞いたことがありますから。

この調子で頑張りたいと思います。

返信する
本屋ブギウギ (天照 史嗚)
2006-02-11 18:06:02
初めてジョギング先生を読んだときは、先生のキャラばかりに注目してましたが、回を重ねるごとに学生さんたちの個性豊かな部分が明るみになってきて凄いいい感じです。

やっぱり学生っていいなぁ~って思っちゃいます。



本屋でトイレに行きたくなのは不変の真理ですね。文庫本をまとめ買いするときなんかに、荷物をどこに置こうかいつも迷います。適当に棚に置いとくと店員さんが片付けてしまうことがありますし。うィ、悲しいです。



一番にお気に入りキャラは安部中山聖ですね。セイントなんていうのはよっぽど親御さんが愛していないとつけない名前ですよ。
返信する
天照史鳴様、ありがとうございます (チャキオ)
2006-02-12 22:04:22
天照史鳴様、コメントありがとうございます。

いったいどちらの方なんだ!!と慌てふためいていたら、ふみを様だったのですね。

改名なさったのですね。とても素敵なお名前です。

オーラが感じられます。



そして、ずっと読んでいてくださったのですね。

ありがとうございます。

あまりのイカレタ話だったので、きっとお気に召さなかったのだろうなと内心冷や冷やしていたのですが、コメントくださって本当に嬉しかったです。



チャキオも書いていて学生達のおバカさん振りが可愛くなってきて、書いていてとても気持ちの良い作品です。

そして、チャキオ自身、学生だった頃を懐かしんで書いています。

今、学生に戻れたら色んなことするのに・・・なんて歯痒い気持ちをジョギング先生にぶつけています。



本屋でトイレに行きたくなるのは切っても切り離せないものです。

チャキオは本屋に限らず、レンタルビデオ屋、コンビニ、様々な場所で腹痛を感じて逃げるように飛び出ます。

おちおち立ち読みなんてできません。



阿部中山聖を気に入ってくださってありがとうございます。

聖と書いてセイントと読ませる。こんな高等テクニックは今の日本で許されているのかは分かりませんが、ジョギング先生の舞台がどこかもいまいち分からないので、良いだろうと判断しました。

セイントの親御さんの顔が見たいです。
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