日々是後悔也 ver.3.60

備忘録代わりのちょっとした旅行記と書き物

お花見

2018-04-15 16:54:35 | Weblog
休日を利用して書こうと思っていたのになぜか気乗りがしなくて一向に筆が進まず、寝てばっかりの週末でした。
どれだけ寝ても眠気が取れません(休みの日は
春眠暁を覚えずを地でいっている@なかのひとですがいかがお過ごしでしょうか。

ほんとはお花見第2段でのと鉄道にいこうかと思っていましたが、週末が大荒れと聞いてやめておきました。
地元は高温のためにあっさり散ってしまって単に通り過ぎるだけ。去年もそうだった気もしますが・・・


3月の最終週に開花宣言が出てからというものあまり期間をおかずに満開に。そしてあれよあれよという間に葉桜に、とチャンスを逃すかと思っていました。

そんな中、大井川鉄道では恒例のさくらダイヤに。いままではSLのみだったのがELが片道運行するとなったので行くことにしました。
今までは(記憶のある分だと)新金谷⇔千頭で通常のSLと同じ運行だったのが、今回は家山まで。
「え。家山までってほとんどのポイントが家山から千頭側なんですけど・・・」

こ、困りましたね・・・。わたしのよく行くポイントもほぼ千頭側。ということで事前にちょっと調べてみると家山に入る直前に渡る鉄橋がよさそうです。
今回はこの鉄橋(家山川橋梁)に集中して撮ってみたいと思います。




桜のシーズン、家山付近は桜のトンネルのおかげでとても混雑します。なので(仮に)このシーズンに訪れるときには家山付近はスルーするのが通常。
なので今回の撮影は初めて。行ったことのないポイントはわくわくしますねw



いつもは深夜から下道を使っていくのですが、直前まで行こうかどうか迷っていたために出発が5時半に。(直前になるといつもめんどくさくなるw
ということでいつもは使わない高速で移動します。島田金谷ICは新東名にあるので三ケ日から乗換え。が、岡崎IC→島田金谷ICまで1時間以上。下道もほぼ同じところに出る(R1バイパス金谷IC)わけですが、帰りに下道を使ったときには2時間弱。
これ、高速の意味なくね?(うちから東西に向かい場合)


ということで島田金谷ICから北上し、走ること30分強で家山の集落へ。直前のコンビニで休憩と昼食の買出し。
R473から家山川を渡ってすぐに川沿いにそれると桜祭りの準備をしています。まだ朝早いのでそのまま河川敷に乗り入れして止めておきます。
まずは1枚・・

28-70mm(70mm) 1/500 f5
あー、いい時期に来ました。ばっちりです。

家山で交換するのでもう1枚

(上と同じ)
この日はどうやら近鉄と南海のようですな。





さて、次まで1時間くらいあるのでパンをかじりながらちょっと移動します。
橋を渡ると桜並木があるのでこれと絡めて撮ってみましょう。

ホント満開ですねー。
満開、というより散りはじめで風が吹くと”ざざーっ”と花びらが舞います。



花吹雪と合わさるとよかったんですが、そうはうまく行くはずもありませんね。


車は家山グラウンドの脇の河川敷に止めたのですが

家山グラウンドの脇も満開。


山奥の風景にも見えますが、すぐ脇には鉄道線が通っている車窓からも見えるようなところなんですよね。

車窓からも、といえば

この大井川を渡るこいのぼりも見えることでしょう。



お次はさくらダイヤ用のさくら号。
朝に撮ったところで三脚は広げたままなので戻って撮ります。

80-200mm(80mm) 1/640 f4
少し期待しましたが、やはりトーマス用でしたか・・・。通常のSLにはやっぱり見慣れないこともあって似合いませんね。





サブ機のD200でも撮ったのでついでに。順光はやはり素直に露出が出ますね。


逆向きのぼりは家山にターンテーブルがないこともあってELが頭になります。(千頭にターンテーブルがなかった時代もバック運転だった
家山で付け替えを省略するのと同時にELを目玉にするというアイデアと簡略化を狙ったものなのでしょうね。

15分弱で戻ってきてしまうので1往復目は場所を動けずに

後ろから。
E34が牽引した側はカマが派手目のせいか、結構似合ってる印象でした。




さてお次はSLが連続。通常のかわね路号とさくら号が続けてくるので、さっきの家山橋梁を渡って桜のトンネルを中心にしたいと思います。
既に時間はお昼を回り、一般の観光客もSLを待つように。


カーブでいいところですね。7両なのでどうせ後ろまで入りませんし色が色なので逆に目立たなくしてしまいましょう。

まずはかわね路。

80-200mm(125mm) 1/640 f4.5
曇りと晴れを繰り返している中、桜を強調したかったので1,5段くらいを開けで。



(上と同じ)
勾配はないので煙ははかなくていいはずなのですが、きっとサービスですねw(スピードは出ている上に絶気状態でも駅にはきっと入れるはず


さくら号のときにはいい具合に花びらが舞ってくれて満足ですw
この復路も15分くらいで帰ってくるのでいったん鉄橋の下を通って逆側に渡ります。
線路を渡って逆側、大井川側で撮ると

こんな感じ。
これはEL列車と家山で交換する普通。

お目当てのELが頭になるさくら号は

80-200mm(86mm) 1/640 f5
SLに露出を合わせていたのでちょっと開けすぎですね。もう半段アンダーくらいがELにはちょうどいいかも。
うす曇だったので半逆光でもあまりつぶれずにサイドは出ましたが・・・。


最後のさくら号の1往復は下り側にELが付くのでまたさらに家山川を渡って駐車場側に戻ります。
ついでに露天でから揚げを買って遅い昼食のおかずにしながらのんびり待ちましょう。
ちょっと風が強くなってはきましたが、桜を見ながらの外で食べる昼食はピクニック気分でいいものです。


バックに山、いい具合に張り出した桜に鉄橋を渡っていく車両、と条件はドラ3つ分w 大本命の出来は・・・

80-200mm(125mm) 1/640 f3.5
想定どおりのパリッ!カリッ!びしっ!と決まりました。桜と花曇を意識して1段明けたところもばっちりです。
今年1番の出来ですね。これが撮れただけで大井川まで来た甲斐があったというものです(個人的感想



17-70mm(62mm) 1/640 f4.5
サブは鉄橋側に振っていたので中途半端な出来に。Dfと同じように退避コーナーの手前で切っておくべきでした。




往路はDfで撮る気がなかったのでD200だけで。
対岸にいれば蒸気が出ているのでいいカットが撮れたかもしれませんが、わたしの今回の目的はELなので正直あんまり興味がわかなくて・・・



復路のSLはきちんと撮れているので最後のは(メインでは)スルーパス。その間にいったん機材を閉まって往路のSLかわね路のためにまたも家山川を渡って対岸に向かいます。
メイン、サブ、三脚とフルで持っていくため重いのなんのって・・・。(いつもは車に積んでの移動で、出来うる限りポイントに近いところに止めて負担を最小限にするので
かわね路の往路は1時間後なのでそんな急ぐ必要もありませんが。




さて、何往復したでしょうか(わたしも覚えていないw)。またも線路をくぐって桜の根元までやってきました。
16時も間近になっているので太陽の光もやわらかくなっています。SL用の露出としては最適ですね。
家山で交換する普通は

24-120mm(66mm) 1/640 f5.3 ISO800
レンズ自体が暗いのでISOで補填。



かわね路は往路で見ているので客車が茶色なのは確定。これであれば撮りたいのできちんと〆で

(上と同じ)
バシッと決めなくてはここまでいた意味がありませんね。サービスの蒸気とドレン吐き付きはやはり画になります。
夏は臨時も出て撮れる回数が増えますが、気温が高いので蒸気は見えにくく、ドレンを吐いても目立たなくなってしまいます。


17-70mm(25mm) 1/500 f3.8
D200のほうは直前まで引く画角にしたので逆にドレンと蒸気が消えてしまい、かなり寂しい画になってしまいました。



定期のかわね路が通過したのでこれにておしまい。時間も16時を回ったので帰る方向に移動しましょう。
再びR473を南進し、島田方面に出ます。
そのまま島田金谷IC、R1バイパスの金谷ICに直結しますが、大井川にきたらもう1つのお楽しみは通称大代川側線。
積極的に解体をしない大井川鉄道は、千頭駅構内とともにここに留置をして保管をしたり解体までの間を放置したりしているので引退した車両が見れるのです。



昔来たときよりも住宅地が増え、曲がるところを見失って若干迷子になりましたが、今日は何がいるんでしょうか




ギャー!!


あぁぁぁぁぁぁ・・・・・・


ひぃぃぃぃぃぃ・・・・

なんとまあ痛ましい姿に。
ボディは既になく、下回りだけがパーツとなって整然と並んでいるだけに。

この日は千頭にいっていないのでどれが犠牲になったかかがさっぱりわからない状態。
ただ、次の餌食は

かさかさになった3500なのだろうということだけ。(すべて望遠で敷地外から撮っています

3500のドアは万博公演で開催されたイベントで1枚だけ売りに出された模様ですが、敷地外からではどのドアかまでは不明でした。
最後の画像にある台車はどう見てもE101-103のうちのどれか。千頭で数年前、トーマスのイベントが始まるまではE103がかさかさ状態で放置されていましたが、数年前にとうとう解体された由。
「この台車はE103のもの?」とも思いましたが不明。
(帰ってからちょっと調べたらE101が整備のときに神戸電鉄にいた701の台車をもらって履いているとか何とか・・・。もしかしたらそのときに外された101のものかもしれません。

あ。ちなみに

312の亡骸はそのままでした。





ここまで来たらついでなので新金谷の側線も見ていきましょう。


おお、いますね。(旧)やまぐち号の12系700。
でもずいぶんと塗装が悲しいことになっています。大丈夫なんでしょうかね。



アントと一緒にいるのはいぶきとE33。
E33はほぼ整備が完了しているようでぴかぴかでした。近日中にこの日のELを担当した34とともに補機に回るのでしょう。
が、気になるのはいぶき。検査表記を覗きましたが30,3の記が。あ、あれ・・・?今日、何日でしたっけ?
ああ!今月で検査が切れるじゃないか!通りで補機として使ってないわけで・・・
しかし、ここでE33,34が活躍してしまうといぶきが厳しい立場に立たされることは間違いありません。
502は既に解体されてしまっていて(保存したときに内部機器類は外したらしいが)既に僚機はいません。今後の全般検査はいったいどうなるのでしょうか・・・。



最後に新金谷の駅舎だけ見ていきましょう。(駅に止まっていたE101の後姿も気になるし・・・

あいかわらず年季の入った駅舎ですが・・・



ええ?!なんでスハ43+お座敷車をつないで待機してるの?

あわててサイト上の桜ダイヤを見ましたが、やはりSL牽引の列車はありません。駅構内に入ると会議机に係の人と人ごみが。
机に貼り付けた紙には夜桜花見列車の文字が。

・・・・すっかりELに気をとられていて存在すら忘れて気が付きませんでしたが、この日(3/31)は事前募集の臨時がもう1往復あったのでした。
まあ、気分的に満足でしかもほぼ撮れないような時間帯なので新金谷で動画を撮っておしまいにします。・・・とはいえ、動画はコンデジですが。



いつもは沿線で撮るので発車シーンは逆に見たことがありません。盛んに吹き上げる蒸気、短く鳴らすホイッスル。新鮮ですね。
やはり間近に見る”生きているSL”というのは魅力があります。
家山で撮り終えたらすぐ帰るつもりでしたが、いいものが見れました。 


時間は18時も回り、周りも暗くなってしまいました。
夜桜号の発車も見れたのでこれで帰ります。
復路は高速は使わずにバイパスで。途中、夕食もとったので23時にはなりましたが、意図したものも撮れたので大満足でした。

































□今日の1枚

カンのいい方は気が付いたかもしれませんが


某雑誌のWebサイトに載りました!




実はこれ、失敗しているんです。

ガッツリ決めようと準備はしてあったんですが、気を抜いて一服していたら近くにいた親子連れのお父さんが「あ、来たよ」の一言で気が付いてあわててシャッターを切った最初の一コマ。
ホントはもう少し手前から切っていっていいカットをPCの壁紙にするつもりでした。

まあ、あれですね撮ったもん勝ちということで(テヘペロ
(実名で載っているので気が付いた方はナイショにしといてください
























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