日々是後悔也 ver.3.60

備忘録代わりのちょっとした旅行記と書き物

大人の遠足 (ブルートレイン信州編

2014-10-05 16:14:00 | Weblog
この記事を書いている日曜の時点でまだ来ていませんが、どうやら直撃コースの模様。
新たな災害やらが起きませんように・・・。







さて。5月に発表になった夏の臨時列車では今年、いろんなネタを残すことが出来ました。
先回行った115シリーズなどはなかなかに美味しかったです。

夏の〆として青森車を使ったブルートレイン信州は1回限りのイベントながらも日中を走行するあの青い車体を見れる絶好のチャンス。行かない手はありませんw 現に1月以上も前から楽しみにしていました。
いつも同行するO氏は前乗りするどころか、信越線を回ってから参戦する力の入れようw
H君もずいぶん前から参戦表明をしていましたが、前日に電話をかけると「いやぁ。実は急に外せない用事が・・・。」と。
一人で道中を行くのもつまらないので鉄道に興味がないといいつつもいつも連れ立っているK君とともにかますことになりました。
・・・後で聞くとブルートレイン信州、と聞いてジュニア君の目が(☆_☆)キラーンと輝いたようですが、次週に運動会があるとかでママににらまれて断念した様子。まあ、大事な行事の前に遊びに行って体調を崩されてもそれはそれでザンネンでしょうし・・・。




わたし、K君共に土曜も休みだったので「この際前日から入ってやれ」ということでお昼に出発。K君宅を昼過ぎに出てのんびり向かいます。
天気予報は土曜の夜半から晴れて日曜は1日晴れ。願ってもないピーカンなのでまずは温泉→夜は夜空撮影→ブルトレ信州の順で動くことに。まずはなじみの松本郊外の温泉に。

R19を北進中、十二兼の駅のそばを通ると南松タンカーが運転停車をしていました。いつもなら生き返りの道中は深夜帯なので見ることはできません。ふと車のバックミラーで牽引を見てみると「(゜д゜)!原色じゃねぇか!」
偶然にも総括の前機の運用に64でも数少なくなってしまった原色が入っているところに遭遇。「これはもう撮るしかないて」
さらに偶然は重なり、もう少し行けば有名ポイントでもある大桑ー須原で捕らえられます。

既に5人ほどの同業者の方がポイントで待機中。下りのしなのが行った後に

80-200mm(80mm) 1/640 F2.8 ISO640 -2
既に17時を回っていてしかも山の中。手持ちのレンズで1番明るい80-200mmを使っても開放で1/125しか上がらずにISOでかさ上げ。
さらに露出補正で露出稼ぎ。ほぼポイントが谷底なのでほんとにぎりぎり。しかも結構な速度で来るのでタンカーという種類もあいまってなかなかの迫力。いやぁ本チャン前にいいものが撮れました。

いいものは撮れましたが温泉の閉まってしまうのが8時なのであんまりのんびりしている暇がなくなってしまいましたw
松本市内の混雑を考えるとちょっとぎりぎりです。

19時過ぎに塩尻を抜けて松本市内へ。いつもの温泉は市街地の北、明科にあるのでまだまだ走らないといけません。
20時前に到着したものの、お目当ての温泉は既に閉まっていましたorz 閉まっていては入れるはずもなく退散。
時間が時間なのでお腹だけでも満たさないと・・・。

長野といえばテンホウしかありませんわねw K君テンホウは初体験とのことでちょうどよかったw
昔懐かしい味のラーメンと意外と安い副菜で個人的に大好きです。



テンホウだけなら普通に長野県内にありますが松本の温泉に行こうとしていたので結果寄り道になってしまいました。
日中は少し曇っていましたが、夜はどうせ長野に来たのなら、と夜は星の撮影に選んだポイントは原村の八ヶ岳自然文化園。
聞いたところ清里などとともに随一を誇るスポットなのだとか。
現地着は0時を回って。既に星マニア(?)の人たちが天体望遠鏡などを持ち込んで数人が観察中でした。

それではわれわれも早速・・・



(どっちも12-24mm(12mm) F4開放 30秒露光 ISO640)
北東側は山がバックなのでオリオンが上がってくるのがはっきりと判ります。
星が流れないよう、30秒の露光+手持ちのレンズの広角が以前に買った12mm。最近のボディは高感度番長ばかりなのでもっといい画像で撮れるかと。


数十カット撮ったのですが2時を回るとかなり寒くなってきました。
松本で標高が800メーター。さらに八ヶ岳のふもとにある原村は1000メーター近く。当然標高が上がればそれだけ気温も下がります。体感温度は4度か5度くらい。撮影の最初からパーカーを着こんでいましたが使い捨てカイロが必要なぐらい。
3時ぐらいまで撮影をする予定でしたがあまりの寒さのため退散。


さて。ここからは本職(?)に戻ります。
先行していたO氏に坂北での1回目の撮影ポイントを取っておいてもらい、われわれは2回目を考えていた塩尻ー小野のΩカーブのポイントを押さえに。
前回クモハ123を撮ったところであれば午前中に順光で狙えるはず。ポイント的にはここしかないと踏んで三脚を置いておきます。




塩尻から坂北まで1時間半。R20からR403に乗り換え坂北の道の駅に着いたときには夜も明けていましたが、駐車を予定していた道に駅坂北の駐車場は既に同業者で埋まっていましたw
やっとのことで端っこに車を止めO氏と合流。ポイントを確認に行きましたが既に四重にもなろうかという勢い。
三脚を目いっぱい伸ばし、脚立で前の人を抜いてセッティングしたものの急遽同行をしたK君の場所までは確保できませんでした。
ジュニア君のためK君のD300とビデオカメラを預かりわたしの三脚にくくりつけておきます。
まだこの時点で6時を回ったところなのに一度中に入ってしまうと出れなくなってしまうほどの人出。ぎりぎりまで入らないように見ていましたが7時過ぎからはじめてみます。


18-70mm(55mm) 1/640 F5.6
ケツ撃ちではありますが211もあまり撮ったことがないので。
時間が早いので山はまだかすんだまま。


(データは上とほぼ同じ)
なぜか松本方面に行っていた彩(いろどり)が戻ってきました。何しに行ってたんでしょうかね?w


(データは上と同じ)
おはようライナーの時間辺りであずさが通過。長い編成がよく合います。


(データ同じ)
この日のしなの2号は10両。日も昇ってきて山がきれいに見えるようになってきました。

ブルートレイン信州は9時前の通過予定。本番はちょっと遅れ気味の様子。

(上と同じ)
いつもであれば24-120mm辺りを使うのですが、高倍率レンズなので周辺がの色がゆがみます。4月に中古カメラ市で見つけてきた18-70mmが安いながらもED入りで無理のない設計なのか、いい色が出るので今回のメイン。
足元には高嶺ルビーの赤いそばの花が咲いていたのでこれと絡めてもいいものが撮れたのではとちょっと思ってみたり。


9時を回って1発目が終了しました。それと同時ぐらいで同業者は撤収を始めあっというまに思い思いの次のポイントへ散っていきました。
午後にある長野行きは撮れるポイントがほぼないので午前中に富士見行きでおしまいにする予定です。
2回目のポイントは三脚を置いておいた塩尻ー小野へ移動しましょう。

下道は1時間半かかりますが、高速を使えば停車時間の間に追い越して塩尻の南で捉えることが出来ます。道の駅のそばにある麻績ICから塩尻ICまでは高速で移動。
Ωカーブの南側には既に同業者が20人ほど集まっていました。われわれの三脚は・・・と。ああありました。が、
この前のときより木が育っていて線路が見えませんorz これではサイドを効かせた客車+機関車が見えるものの木が邪魔で全く意味がありません。
夜に置いたときには遠くが当然見ええないので以前のポイントを頼りに置きましたがこれでは台無し。急遽畑の奥のあぜ道に三脚を置きなおします。11時前の通過なのでほっと一息。
坂北の道の駅で朝食をとろうとバーナーを持ってきたのですが、2時間脚立の上で立ちっぱなしになってしまったので食べそびれてしまいました。ほんの20分くらいの間ですがこの間でお湯を沸かしてカップラーメンを食べます。

11時を少し回って本番。

18-70mm(34mm) 1/640 F5.6
最初は三脚にくくりつけて撮るつもりでしたが、プレートに三脚座を取り付けたまましまってしまったので手持ちで対応。

もう1発

(上と同じ)
午後は撮影しないのでこれが最後。1回目に撮影したときにMFで合わせたのでMF→AFに戻すのをすっかり忘れていましたが5.6に絞っていたので何とかピントは合っていた様子。



これにて撮影は終了。復路もありますが上に書いたとおり日照時間や日没時間、ポイントも考えるとほぼないので天気はいいですが本日はおしまいです。
月曜はわたしもK君も仕事なので早めに帰ります。
前日に温泉に入れなかったので帰りに温泉に入るのを目指してハードオフの松本平田店にも寄っていきます。
残念ながらわたし的には何もありませんでしたが、K君的に良いギターがあった模様w 「知り合いのミュージシャンに教えてあげる」んだとか。

阿寺に露天風呂がある日帰り入浴施設があるようなのでちょうど良い立ち寄りになります。R19を南下しながら道の駅で休憩をしつつおやつと給油。が、木曽福島の辺りでK君の体調があまり思わしくなくなってきたので温泉はスルーすることに。
K君宅着は夕食をとっていたので22時過ぎ。家着は0時を回ったところでした。


楽しみにしていたH君はザンネンではありましたが、なかなかにいいネタにはなりました。






























□今日の撮影

K君、実は霊感があるそうで。わたしにはそういうのは全くないのでにわかには信じがたいのですが「ざわざわする」とK君が言うと行き帰りのどこかで必ず事故現場に出くわします。

ブルートレイン信州を撮っている間に隣のおじ様がiPadでいろいろ調べていましたが、この日はちょうどあの戦後最大の犠牲者を出してしまった御嶽山噴火の日。
富山から帰ってきたときに出くわした一宮での逆走バスのときも同じように「ざわざわする」といっていました。

自分で見えない、感じないものを信じるというのはやはりにわかには信じがたいものではあります。
(が、K君とは既に10年以上の付き合い。「第六感」という言葉もありますしあっても不思議ではありませんがね)




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