徳ちゃん繁昌リポート

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【商店街探訪】懐かしさ残る大阪千林商店街

2012年03月23日 | 出張先々
京阪電鉄千林駅から連なる「千林商店街」は大阪でも1、2を争うほどの活気のある商店街です。なんと商店街オリジナルのテーマソング「千林商店街テーマソング」なるものがあって、歌詞の中に「いち・じゅう・ひゃく・せん・せんばやし」と、アーケード中に響き渡る音量でテーマソングが流れることもあるそうですよ。また商店街オリジナルのキャラクターなどもつくって他の商店街とは違った独自の手法で知名度アップに努めています。

その商店街のほぼ真ん中に位置する「千林くらしエール館」。1階は新鮮!こだわりの食品フロアとしてスーパー「ニューマルシェ」があり、ここはその昔、物販の共同店舗たったとか!?そのあと業態転換して現在のスーパーマーケットになったそうです。最初にお邪魔したのは6~7年ぐらい前?当時の理事長さんにもお会いし、いろいろとご苦労話しを伺った記憶があります。おそらく当時の売場の坪効率は全国でトップクラスだったと思いますよ。今でも惣菜のデリカよしもと、とり肉の鳥藤 たなか、あげたてパラダイス、海産物の「伊勢屋」、「武田鮮魚店」、「すし倶楽部」、「リカーショップ」と新たに去年から黒毛和牛専門店「萬野フレッシュミート」とヘルシーな焼きドーナツ「千林どーなつ」が加わり全10店舗で地元客を取り込み大繁昌しています。
2階のファッションとくつろぎのフロアでは、婦人服の「マルマン」、暮らしの衣料「マルマン」、きものサロン「よろずや」、和食&甘味処「味芝居」、そして「ベストカット」の5店舗が軒を揃えています。また3階では「エール館文化講座、コミュニティ施設」、地域の文化を育み情報を発信する活動をしていました。

スーパーマーケットの前身「主婦の店・ダイエー薬局」は故中内功氏が経営していた店で、その後大手スーパーのダイエーが現在の千林駅前に1号店をオープンしたのでした。私達のような業界にたずさわるものにとってはスーパーマーケットの草分け的に存在です。その後すぐにニチイがオープンしてからはスーパーの2大勢力VS商店街の小資本店舗との熾烈な競争が始まり「日本一安い商店街」としても有名になったそうです。
そんな懐かしさ残る商店街の端から端まで歩き終えてふと顔を上げると、人混みの中から自転車が急に飛び出してきてぶつかりそうになりました。すかさず聞こえないような小声で「気いつけんかい!」と言ってやりましたよ。ちょっと寒いけど雨のお陰で花粉症も安心な大阪千林商店街の探訪でした。

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