昨日のオフ会の会場はカフェ・アンソレイエさん。
訪れる方が笑顔になり幸せになれ
そしていろいろな人や情報が行き交うような
「人の駅」となれるような空間にしたいと
女性オーナーさんが話してくださいました。
そこは、ほんとに落ち着いた開放的な空間で
石を使ったテーブルなど調度品もとても素敵なカフェでした。
お手洗いに行ったとき
手のひらにすっぽり隠れてしまうほどの
キラキラしたきれいな象さんの置物が
そっと置いてあったのが印象に残りました。
そんなアンソレイエさんで
子供達はオーナーさんに懐いてたくさん遊んでもらい
親子ともどもとっても楽しい時間をすごすことができました。
そして一夜あけて今朝の出来事。
子供と夫を送り出した後
子供達が昨日着ていた服を洗濯しようとしていたら
あのキラキラした小さな象さんの置物が
コロン と 床に落ちました。
どうして これが ここに?
息子くん 5歳 と 嬢ちゃん 3歳。
どちらのポケットからすり落ちたかは
わかりませんでしたが、どちらにしても、
よそ様の物を勝手に盗って帰っていいかどうかは
十分 分別はつくはずです。
もしかしたらもらったのかもしれないし・・・
うちの子に限って・・・
とりあえず、夕方、子供達が保育園から帰ってから
ゆっくり話をしよう。
そう、自分に言い聞かせて
帰ったらすぐ見えるように
テーブルの上に置いて仕事に行きました。
夕方、仕事が立て込んでバタバタしていたので
義母が保育園のお迎えに行って先に帰宅してくれました。
私はそれからずいぶん遅れて帰宅。
子供達はよその部屋で遊んでいましたが
朝、置いたはずのテーブルに象さんはいませんでした。
二人を呼びつけて、自分の前に座らせて
静かに聞いてみました。
息子の表情がぴくりと動きました。
あぁ。
この子だ。
きっと、もらったりなんかしたわけじゃない。
「ここに置いていた母ちゃんが大事なもの、知らない?」
当初はしらばっくれていた息子も根負けして
かくしていた象さんを持ってきました。
「これ、誰にもらったのか、それともどこにあったのか 誰か知ってる?」
二人ともしばらく首を横に振っていましたが
「母ちゃん、この象さん。昨日ある場所で見た気がするんだけど」
の言葉に観念したのか
トイレにあったのがあんまりかわいかったので
ポケットに入れて持って帰ってしまった
人のものを盗ってはいけないと思う
ごめんなさい
というようはことを
消え入るような声で白状しました。
さて、こんな時、親としてどうするか。
母ちゃん、初めての壁に直面。
今まで赤ちゃんから幼児期の間、2歳違いの二人を育てることに
大忙しで、イヤイヤ期のぐずる子らと向き合い、追い掛け回し
怒鳴り散らすドタバタ子育てのここ数年でしたが
やっとほんの最近になって、子供達も落ち着き、物分りもよくなり
「手がかからなくなって楽になったなぁ」
と安堵していた矢先でした。
身辺動作が自立して手がかからなくなると
子育てってこうやって、違う問題がでてくるのですね。
とりあえず
内心、ショックと怒りに震えながら
「今頃おばちゃんはこの象さんを探しているに違いない。
もしも、おばちゃんのとっても大事な人からプレゼントされた
大切なものだったりしたらどうするんだ とても悲しんでおられると思う
そして、母ちゃんもとても今悲しい
人のものを盗ったらどんな小さなものでもそれは泥棒
警察さんに逮捕されてしまうような悪いことなんだ」
というようなくだりの説教。。。。
どうしたらいいと思うかの問いに
「おばちゃんに謝りたい」と言ってくれたので
夜分忙しい時間だというのにオーナーさんに電話をかけさせていただき、
母ちゃん、とりあえず平謝り。
そして、電話を息子に代わると
やっとこさ声を振り絞って謝ることができました。
それに対してオーナさん。
5歳の息子を相手にしっかりと向き合ってお話をしてくださいました。
おばちゃんにひとこと言わずに持って帰ったのは悪いことだったこと
それでも正直にお母さんに話せたのはえらかったこと
ぞうさんはかわいかったので着いていってしまったんだろうから
がんばって正直に話してくれたごほうびに
そのままかわいがってもらってもかまわないけど、どうしたらいいかは
おかあさんとよく話してね
と。
こんなことに巻き込まれてしまってご迷惑だろうのに
「いいよいいよ、気にしないで」
なんて軽い言葉をかけずに、よその子なのに
じっくり言葉を選んでお話をしてくださったオーナーさんの優しさに
母ちゃん、ほろり。
電話をきってから、息子ともう一度話し合った結果
「ちゃんと返しに行きたい それまで母ちゃんが大事にしまっておいて」
とのこと。
本人が今の気持ちを忘れないうちにうかがおうかと思います。
あとは、父ちゃんにも明日の朝、ちゃんと自分の口から話して
あやまっておくこと
と約束して、この話はおしまいにしました。
小さな置物ひとつといえど
人のものは人のもの
将来、中学校高校と思春期を迎えたときに
少々のやんちゃはいいけど
警察のお世話になるようなことだけはしてはいけないと
ちゃんと踏みとどまれる子になってほしい。
一年一年、成長していく子供達とともに
親としてのハードルの高さも高くなり
難題をかかえていくことになるんだなぁと。
改めて、「人」を育てることの重みと、
それをささえてくださっている周囲の方の助けを感じた一日でした。
アンソレイエさん、本当にありがとうございました。
&申し訳ございませんでした。
あぁ、
母ちゃんなんだかどっと疲れたよ。
こんなときに限って、父ちゃん、まだ帰ってこんし(怒)
これで よかったのかな?
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感心させられてばかりですが
今回は特に…
私たち夫婦だったら多分、
頭ごなしに叱ってしまい、
大変なことになってる気がします。
私も、これからはもっと
冷静な判断ができる親になりたいなと
思いました。
実際、若かりし頃ヤンチャしてた時にそう思いました。
息子ちゃん、持って帰った事を話して、その上、母ちゃんやオーナーさんの話をちゃんと理解して、「返しに行く」って言ったのは偉いよ
子育て経験のない私は、何も言えないけど、壁にぶち当たりながら、肝っ玉母ちゃんになって欲しいかな
私はまだ本で読んだだけだけど、
子供にどうしたいか考えさせてから親も助言するのがいいと思ったから、
実践できててえらいなと思ったよ。
私はまだバタバタで、
いざのときに実行できるか自信ないなあ。
なほさん。おひさしぶりですぅ~!!
今回はたまたま象さんを発見したときに、
すでに保育園に行ってしまってたので
カッとならずにすんだだけですよ。
たぶんそのときにいたら
「ちょっと来なさい!!!怒!!!」という結果に・・・
夕方まで時間があったので
どうしたもんかなぁと考えれたので。
なかなかとっさには怒り狂うぐらいしかできません。
>明美ちゃんへ
若かりし頃ヤンチャだったあなたがいうならそうに違いない(笑)
いつもなら「コラー」といったが早いかぱっちん!な我が家なので、逆に利いたかなぁとは思ってます。
大人にになるとわかる親の悩みだわ。
>よーこちゃんへ
今までは悪気なくやってたいたづらとかだったのに
5歳にもなると確信犯なわけよ。
都合が悪いことは隠そうとしたり
親に嘘ついてみたり
保育園にシールやカードを持っていきたさに
親の目を盗んでかばんにいれようとして
挙動不審な動きをしてたりね(笑)
難しくなってきたわ・・・。
我が子のことの様に胸に響いたよ。
母ちゃんの対応も 息子くんの謝れたことも すごく良かったと思う。
ここで この時期の経験 逆に良かったと思うよ。
そのアメは、店で娘が持っていて「今日は買わないから返しておいで」と言ったのに、返してなかったのです。
もちろんレジにも出さなかったので、意図的にやったのでしょう。
家に帰り、手ににぎられたままのアメを私が見つけた途端、大泣きをしました。
2歳だけど、悪い事をしたのは分かってるんだと思い、「今日は買わないって言ったでしょ。お店の人が困るから返しに行こうね」と言うと、泣きながらうなづいていました。
それからずーっと泣き続けるので、結局私が一人で返しに行きましたが、今のところ同じような事はやっていません(私が見る限りですが)。
2歳なので、お互いが納得いくまで話は出来ませんでしたが、今でも覚えているのかな~?
きっと息子くんも、もうやらないと思いますよ。
身に沁みまんな~
でもね。
その問題を逃げずに正面から向き合えた。
親の謝るところを
見せることができた。
これでいいと想うの
息子くんの心に刻まれるその想いが
将来のクサビになってくればいいよね(ニコニコ)
そこで譲れない結論みたいな部分として・・・子供だからそういう失敗を経験しながら成長していくんだけど、それをうまく経験させたり、いけないことが社会にはあることを教えていく親の姿勢が必要だねと。それは、わが子を親だけが教えるだけじゃ不十分で、一緒にお友達の家で遊ばせたりして、ほしい感情をおさえたり、親じゃない大人からも注意されたり、親も一緒にしかったり、叱られたりが大事なんだねと、お互い確認したよ。
そして、それをお父ちゃんにも共有してもらわないといけないよね。
なので、最近は、一人の親の元でたくさんの子を見るということを交代でしてみたりしてるよ。
一緒に立ち向かうって、かなり体力いるよね・・・ショックだっただろうけど、いい経験になると思うよ。
それにつゆまめさんが気がついてよかったよ。一番困るのが、母親が気がつかないでいたり、母親に言えない関係だったりするよね・・・と。
こういう私も日々葛藤ですよ。
わしゃおやじとして大したことはしとらんが
人として間違ったことをした時にゃ
じっくり話したり
頭から怒鳴りつけたりもしてきました
(たま~~~にですが・・・)
子供も成長
親も成長じゃね(^^)
アンソレのおばちゃんも困ったろうけど
話してくれてありがとね
息子ちゃん偉かったね。
かあちゃん1人でようやっちゃったです。だんだん肝っ玉母さん似合うように・・・^^
我が家はなんせ・・・目の離せない特徴を持つ子たちでしたゆえ・・この時期はへとへとじゃった記憶ありです。しみじみ、ワンコのリードの子供版欲しいって何度思ったことか!
息子さんは場の雰囲気で何してもええ気分じゃったんじゃろうね(なんせ大人は愉しくってしょうがない感じだったし)
↑に書いておってのように・・小さいうちの親の姿勢が子どもを決めると思うと最近になってわかった私。やっぱり躾けって必要。絶対”人としてしてはいけないコト””人として言ってはいけないコト”これを教えるのが大人であり親であり教師であると思っています。子どもは屁理屈を言いますが・・・”人として・・”って部分は譲ってはいけないの。そして叱った後には生クリームなめるよに甘く甘くね。大家族なら叱る父ちゃん、あとでこそっと子どもに優しくするかあちゃんorばあちゃん、じいちゃん。って我々は育ってきたもの・・
最近は親が小さな子どもに万引きさせます。目を見張るような本を買わせます。詳しくは手口を公表するようなんで書けないけどね。そんな子が大きくなると・・・・スリルを求めて更にエスカレートすることと思います。じゃからツユマメさんあなたはええお母ちゃんよ~
うちの子は消防団に役場に出動させたぐらいじゃけど・・・ええ子に育ってくれましたもの(自画自賛)あんときは子ども引き連れ関係各所を平謝りしに歩いたもんです(笑)