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土の上にも三年

農への道

檜原村回想録その4

2011-04-02 22:53:55 | おとおさん日記(私生活系)
余計疲れました。

でも心は晴れやかです。

こっそりお土産も買いました。

「ひのはら漬け」です。

何なのかは知りません(笑)

今夜はカレーだったのですが、RIEさんが

「あれ、福神漬けじゃん。なんで?カレーって気がした?」

「え!?あ、当たり前じゃん!何年夫婦やってると思ってるの(汗)」

完璧誤算です。

普通に漬物だと思ってました。

結果オーライ!


ホントはですね、夫婦(めおと)携帯ストラップ・下駄がハートでいやんエッチ、にしようと思ったんです(命名:ボク)

でも値段見てやめました。

店員さんに見られてないから財布と相談したんです。

ここまでで使ったお金、2,214円。

十分格安です。

ここまでで使った労力、2,214万馬力。

十分倒れそうです。

もう思い残しはありません。

あとは自宅の布団をニンジンにして走るだけです。


朝方は気付かなかった多摩川の土手道を走りました。

人がいっぱいいました。

のどかです。

「最近ちかんが増えてます」の看板がありました。

確かに夜は危険そうです。

鬱蒼とした茂みには、昼間でも視界を遮る危うさがあります。

人間にとって、電気は非常に大きく生活水準を変えました。

安心や安全をもたらしました。

だからRIEさんの、「(檜原村の)夜は真っ暗なんでしょ?無理(笑)」

という気持ちも分かるんです。

でも今は節電をしている都会。

地元も真っ暗です。

ある意味、都会こそ真っ暗になると危険な気もします。


分岐に差し掛かり、土手から出れば元の道になりそうですが、土手は遥か先まで続いています。

通りかけのおばさんに道を訊ねました。

「この土手はここで登らなくてもまだ登る場所ありますか?」

グーグルマップを見れば一発ですが、なんだか誰かと喋りたかったのです。

「ええと、この先行くと。あ、あの先に曲がっている場所あるでしょ?あそこに登る場所あるわね。でもその先は八王子のほうに行く道路までは登る場所ないから、そこで登るといいわよ。もっと先に行くつもりなら行ってもいいけど。」

はい。そこは折り返し地点ですらありません(笑)

「ご丁寧にありがとうございます。」


言われた場所をあっさり過ぎ、八王子へ向かう道路で登りました。

まだ先は続いてましたが、あまり土手沿いに行くと遠回りになる気がしてやめました。


道路は車が増えてました。

平日ですもんね。

排気ガスがきついです。

アスファルトと排ガスの混じった臭いにいそいそと走るトラック。

進むにつれて悲鳴をあげる足腰。

駅周辺の人だかり。

たった数時間檜原村にいただけなのに、この違和感は何なんでしょう。

これから経済は悪化するでしょう。

ずーっと先まで悪化するなら、日々の仕事に未来を感じられません。

そんな現実から逃れられない不甲斐ない自分。

足腰の痛みだけが、現実を忘れさせてくれた檜原村の証になりました。

確かに檜原村で生活をするとしたら大変でしょう。

でも、そこでは無限の未来を感じました。

ゆっくりとした時の中で、日々生きるに足る分だけを自然から戴く暮らし。

そんなにつまらないのでしょうか。

その気になれば、新宿だって二時間で行けます。

きっと華やかできらびやかな暮らしは、人の欲望を満たし、そしてどこか満たされないからこそ抜け出せないのかもしれません。

人間の欲望は無限です。

満たされると次を求めます。

次を求めない都会人は、きっと永遠に満たされないのかもしれません。

ボクは、せいぜい次を求めたふりをして、果てのないお金という麻薬にうつつを抜かし、自然に憧れ、そして自然から離れて暮らすのかもしれません。

檜原村の方々は、みんな素敵な眼差しをしていました。

決して楽ではないと思います。

同じ理屈で言うなら、自然に満たされないから次を求めないのかもしれません。

同じ満たされないなら。

いつかそういった暮らしをしたいものです。

回想録おわり

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