音楽は語るなかれ

音楽に関する戯れ言です。

ラ・フォリー ~狂人館~ (ストラングラーズ/1981年)

2013-08-15 | ロック (イギリス)
パンクロックはリアルタイムで遭遇したポップ音楽の一大ムーブメントであったが、実は個人的には当時、今ひとつピンと来ていなかった。理由は三つあって、当時音楽活動をやっていたにも関わらず、周囲では然程話題にならなかったし、勿論、誰も演奏してみようなんて言わなかった。二つ目に、当然、ピストルズがその中心であったが、パンクロックという括りでいうと、ロンドンとニューヨークのアーティストの括りが当時の日本の . . . 本文を読む

ウォーレン・ジヴォン

2013-08-14 | アーティスト ア行
このブログで取り上げているウォーレン・ジヴォンのアルバム . . . 本文を読む

カリフォルニケイション (レッド・ホット・チリ・ペッパーズ/1999年)

2013-08-12 | ロック (アメリカ)
この世にたった二人だけ存在する、目に入れても痛くないだろうと思える年上の方が、かれこれ7年前になるだろうか、女子高校に入ったばかりの頃、なにを思いついたのか中学まで頑張って来たテニスを捨てて、「ケイオン」に入ると言い出し、パートはベースをやると言うことになり、そういう面倒臭い話だが喜んで引き受けることになったが、弦楽器は略経験のない娘だったので、フェンダー・ジャズベースのコピーモデルを神田楽器 . . . 本文を読む

ヘイル・トゥ・ザ・シーフ (レディオヘッド/2003年)

2013-08-11 | ロック (イギリス)
多くのミュージシャンがそうであったように、後々に名盤を呼ばれるような大作や超大ヒット作品を残したりすると、暫くはアルバム発売がなかったりする。しかし、レディオヘッドに関しては、そういった過去の慣習も、あるいは一般的な悪しき礼儀も、更には音楽ファンに対するプレッシャーの何れも持ち合わせていなかったようだ。違う言い方をすれば、これまで、ミュージシャンの作品発表の形式というのが常に「音響装置」という . . . 本文を読む

戦慄の王女 (クイーン/1973年)

2013-08-10 | ロック (イギリス)
クイーンというバンドに関して、結構、筆者の評論は実はいい加減だと思う。レビューの順番もかなりいい加減だ。また、サードアルバムに関して言えば、多分かなりこのブログの初期に書いたものなので全く考察ができていない。なので、近々書き直す。ただ、冒頭の理由として、まだ、ロック音楽の情報が国内では中々乏しかった頃に、真っ先に市民権を得た"MUSIC LIFE"という専門誌の偏向記事と読者層の偏りによるもの . . . 本文を読む

ノー・コード (パール・ジャム/1996年)

2013-08-03 | ロック (アメリカ)
前作、「バイタロジー」のレビューでも少し触れたが、パール・ジャムの去就、というか彼らのスタンスが否応無しに注目される作品となった。そして、それに対しての彼らからの回答はヘヴィなロックの王道の提言であった。 少しだけ、カート・コバーンとグランジをおさらいすると、グランジの発祥は(筆者は・・・)ソニック・ユースだと思っているが、この音楽を世界的なものにしたのは当然ニルヴァーナでありその集大成は「 . . . 本文を読む

錯乱のドライヴ (カーズ/1978年)

2013-07-31 | ロック (アメリカ)
カーズのデビューアルバムである。このバンドに関してはセカンドアルバム「キャンディー・オーに捧ぐ」のレビューを2009年12月に書いて以来このブログではなにも触れていなかった。理由として、カーズの作品の中では、セカンドが一番好だし、作品の出来栄えも一番いいと思う。で、その作品に関して最初に書いてしまったので、中々、書き辛いというのが本当のところである。だが、最近、またカーズの作品をすべて聴きなお . . . 本文を読む

ゲット・ビハインド・ミー・サタン (ザ・ホワイト・ストライプス/2005年)

2013-06-30 | ロック (アメリカ)
バンドの存在と作品は既に聴いていたものの、ジャック・ホワイトという人を最初に知ったのは、勿論、映画「コールド・マウンテン」に出演していた姿だった。映画とは、現在休眠中の別ブログでも散々書いて来たように「総合芸術」であって、だから、その時の旬な芸術として最新の音楽も欠かせないが、このときの出演はこの映画作品の主題に関わる部分のシーンでもあったために大変印象が強かったし、全体的にも作品の中で一息つ . . . 本文を読む

ザ・スミス (ザ・スミス/1984年)

2013-06-18 | ロック (イギリス)
スミスが英国ロック・ファンの中において、共通して語られていることに「1枚も駄作を出さなかったアーティスト」という認識がある。無論、筆者もそう思う。ただ、筆者が残念だったと思うのはスミスの出た時代であった。この作品は彼らのファースト・アルバムとして1984年に発表になっているが、この時代、ニューウェーヴは収束していた。そして次の大きなムーヴメントであるオルタナティヴが発生するまでの間、ロックは絶 . . . 本文を読む

アクシス:ボールド・アズ・ラヴ (ジミ・ヘンドリックス)

2013-06-13 | ロック (アメリカ)
なにかの評論で読んだことがあるのだが、ロックミュージシャンをパート毎のベストワンを選ぶのはたいへん難しい作業だが、ギタリストは、ジミ・ヘンドリックスがいるから楽だといった人が居た。まさに、これは蓋し名言だと思う。ジミ・ヘンの前にジミ・ヘンなく、ジミ・ヘンの後にジミ・ヘンはない。まさに彼はロック、いや、ポップギタリストの、ということは、こと、ギターという楽器の演奏者としての頂点に位置する存在であ . . . 本文を読む