12月10(土) 水郡線営業所でイベントが開催されました。
調べてみると家の最寄駅から常陸大子まで片道およそ5時間半。そんなに掛かるの?と驚きましたが営業キロを見ると東京経由で250km近くありました。
これは同じく東京経由で静岡市内まで行く距離に匹敵します。茨城県広し
常陸大子駅本屋
会場は線路を挟んだ2箇所にあり、行き来には少し離れた踏切を使います。
その道の途中にあった国鉄コンテナ。
レイアウトで再現したらいいアクセントになりそう。
運輸科事務所の外階段には水郡線で使用されたヘッドマークが展示されています。
1Fでは鉄道模型の運転会が行われていました。
検修庫
随分と屋根が高いですね。右側の入り口だけアーチ状の柵が付いています。
お目当ての転車台にはキハE130が載せられていました。
使用していないそうですが車両が載っていると今にも回りだしそうな雰囲気です。
転車台に続く線路にはアッシュピットが残っていました。
水郡線でSLを走らすときは転車台共々ぜひ使ってほしい設備です。
その脇にはマジックボーイが展示されています。
今年は展示のみでしたが、過去には乗車体験などもあったようです。
その代わりに軌陸型バックホーによる枕木交換作業の実演をしていました。
↓木マクラギをPCマクラギに交換しているところ。
絶妙な操縦でレールの下へマクラギを通していきます。
↓パンドロール形の締結装置を専用の工具で締めつけている様子。
その後、タイタンパーでつき固めます。
これで終わりかと思いきや、再び木マクラギに戻す作業を始めました。
ウニグモの荷台に元のマクラギが置いてあったようです。
木マクラギは昔ながらの犬釘で固定します。
犬釘の位置決めが難しそうです。
バックホー実演の場所から直ぐのところには古そうな詰所が建っています。
中を覗いたら物置になっていました。近くにもう一棟あります。
ミニ電車にはE501系が活躍。実車は上野口から撤退して久しいですね。
マルチプルタイタンパーも展示されていました。
しかも乗車体験が出来るということなので早速潜入。
イベント展示で良く目にするマルタイも乗車体験は珍しいです。
運転席
鉄道車両とは計器類がまるで違います。運転席が右側なのは輸入車だからでしょうか。
通路は電気機関車のような感じ。内装の淡緑色が国鉄車両を彷彿させます。
中央部につき固めを行う場所があります。
操縦席からの眺め。まるでロボットのコックピットのようです。
これを一人で操作するというのだから大変だなあ…
ちなみにこのマルタイはオーストリア製とのこと。
展示車両のDE10 1603
宇都宮運転所所属。常駐先は水戸かな
キハE131+キハE132
キハE130系列の鮮やかなカラーリングはJR九州の車両に見えてしまうのですが、
白いフロントマスクを見るとやっぱりJR東日本の車両だなあと思います。
レールスター
到着後、車体中央に支柱を出して向きを変えます。
レールスターの折り返し地点のマクラギに何やら表記が
←駅扱い線閉 境界 | 運輸科扱い線閉 境界→
どうやらこの継ぎ目で管轄が分かれているみたいです。
注意して探せば他の車両基地などにもありそうです。
お昼手前、リゾート奥久慈清流号(クルージングトレイン)が帰ってきました。
リゾートしらかみとして4両編成で登場、その後3両編成に短縮して運行していましたが、ハイブリッドの後継車両が登場してからはクルージングトレインに姿を変えて2両編成で運行中です。段々と短くなっていますね。
元中間車2両はリゾートしらかみのブナ編成とくまげら編成にそれぞれ組込まれてます。
小腹が空いたのでしゃも饅頭を買ってみました。
特産品である奥久慈しゃものほか、こんにゃくやニンジンなどが入っていました。
美味しかったのでもう1個買えばよかった…
駅前のC12 187
副灯が主灯より高い位置にあります。現役時代もそうだったのかな?
かれこれ2時間ほど滞在して帰路につきました。
おまけ
水戸駅のフレッシュひたちコンビニと大洗鹿島線のラッピング車両
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