気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Vanilla Lucy ( バニラルーシー )

2011-01-13 | Pop



바닐라 루시
Vanilla Lucy
バニラルーシー
HanMack(韓脈:한맥) Entertainment

〈 Member 〉
  HaeRa ヘラ (유혜라:ユ・ヘラ) 1981年8月16日生れ  (Celo)
  JiYoun チヨン (오지연:オ・チヨン) 1985年10月21日生れ  (Violin)
  SoRa ソラ (정소라:チョン・ソラ) 1988年2月24日生れ  (Sax)
  은화 ウナ[ウヌァ] (이은화:イ・ウナ) 1986年9月14日生れ (Vocal)

  DaHae タヘ (배다해:ペ・ダヘ) 1983年9月7日 (Vocal) - 1集


〈 Music Video 〉
   Bugs MusicVideo 全2映像(60秒)
   DaumMusic MusicVideo 全2映像

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   2011.06.16 ペ・ダヘがミニアルバムをリリース、そしてVanilla Lucyも
   2011.01.10 Vanilla Lucy、ペ・ダヘの穴はウンファが埋める
   2010.12.30 ペ・ダヘ、Vanilla Lucy脱退
   2010.09.29 男の資格合唱団のペ・ダヘ
   2010.05.18 エレクトロニカ・ガールグループ Vanilla Lucy !?


  
  
  
  
  
  
  


《 Genre 》
  Pop

《 Audition / Video 》
   DaumMusic
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   VANILLA LUCY
   miniHP HaeRa
   miniHP JiYoun
   miniHP SoRa
   DaumCafe




《 Album 》
    1集 「Vanilla Shake」 2010年6月

《 myCollection 》
  1集
  Vanilla Party




【 2011.06.25 / Vanilla Party 】
Vanilla Lucy、ペ・ダヘが抜けた後、新しいボーカル이은화:イ・ウナでの日本活動を終え、5月にデジタルシングル「Happy Song」をリリースした後のシングルアルバム「Vanilla Party」のリリースとなる。
今回リリースする新曲は「Vanilla Party」である。
オフラインでは2枚目のリリースであり、新しいメンバーでの初めてのオフラインリリースとなる。
リリースのタイミングが、ペ・ダヘのアルバム「Love Me」から12日後という、ほぼ同タイミングとなっている。
また、ジャケット仕様も、同じ事務所ということだからだろうか、ペ・ダヘの「Love Me」とは同じ仕様となっている。(正確にはCDメディアと歌詞カード位置が反対となっているが)。

インナーの写真は、シンプルにメンバーひとりひとりを紹介する形のもので、皆きれいに撮れていて悪くない。

「Vanilla Party」の収録曲は、「Vanilla Party」と「Happy Song」の2曲で、もう1曲「Happy Song」のバージョン違いが収録されている。
プロデュースは前回の1集「Vanilla Shake」からは変わったようで、한태수:ハン・テスとなっていて、ほかのスタッフの名も全員変わっているようだ。
しかし、作詞・作曲の方は、前回、プロデューサーでもあり、ほとんどの曲の作曲・編曲をした(あるいは一部作詞もしている)한군:ハングンが、今回の2曲の作詞・作曲・編曲者である(「Vanilla Party」の作詞は共作)。
なんだか不思議に思って調べてみると、한군:ハングンの本名が한태수:ハン・テスであった。
なんと、紛らわしい書き方だろう。
つまり、やはりVanilla Lucyは、한군:ハングン(한태수:ハン・テス)ということのようである。

Track List
  01. 「Vanilla Party」
     lyrics: 한군:ハングン & 강우경:カン・ウギョン  composed & arranged: 한군
  02. 「Happy Song」
     lyrics & composed & arranged: 한군:ハングン
  03. 「Happy Song」 (Acoustic Ver.)
     lyrics & composed & arranged: 한군:ハングン

リードトラックは当然、新曲の「Vanilla Party」で、典型的なダンス曲で、なかなか悪くない。
「Happy Song」の方は、曲・編曲も物足りなく感じるのだが、新しいVanilla Lucyとなって間が無い頃の録音だからだろうか、新しく加わったイ・ウナが、当然かも知れないが、いまひとつな印象を受ける。
歌としては、むしろAcoustic Ver.の方がいいかもしれない。
あるいは、曲と編曲により「Vanilla Party」の方は、それが目立たないだけかも知れないのだが。

Vanilla Lucyは国立公園管理公団の広報大使活動を終えた後、再び6月末に日本に向けて出国するようだ。


【 2011.01.13 / 1集 】  (※Vocal: ペ・ダヘ)
なんか、いまさらのVanilla Lucyである(汗/笑)。

もともと、デビュー当時から関心はあったが、いわゆるK-popの範疇ではないので、コレクションとしてはスルーしていたが、元メンバーの배다해:ペ・ダヘをチェックしているうちに、やはりコレクションしておこうか、なんて思っていたら、ペ・ダヘが抜けてしまい、いまさらのコレクションとなってしまった(笑)。

いまとなっては、ペ・ダヘのVanilla Lucy唯一の1枚ということで貴重になるかも知れない。
ペ・ダヘの後のボーカルポジションは은화:ウヌァということだが、まだ彼女の声はまったく聴いたことはない。
もしかすると、彼女の声が聴けるまでには、かなりの時間を要するかも知れない。

Vanilla Lucyの構成は、バイオリン、チェロ、サックスにボーカルを加えた、ちょっと異質なグループで、弦の音はアコースティックも使うが、売りは電子楽器を使ってのElectronicaな演奏となる。彼女たちの曲はクラシックと歌のクロスオーバーで、音自体は悪くない。好きなサウンドだ。

「Vanilla Lucy」というグループ名は、やわらかくて甘いという意味の「Vanilla」と、ダイヤモンドの輝きを意味する(たぶん)「Lucy」の合成語のようで、やわらかくて甘美な弦楽器の旋律をベースにダイヤモンドのように強いビートで永遠に忘れられない感動をプレゼントするという意味が含んでいるらしい(訳を間違ってるかも)。

構成メンバーは4人で、韓国芸術総合学校音楽院を卒業したバイオリニスト오지연:オ・チヨン、慶煕(경희)音楽大学を卒業したチェリスト유혜라:ユ・ヘラ、韓国芸術総合学校音楽院を卒業したサキソフォン奏者정소라:チョン・ソラ、そして1集の時のボーカルであった、계원:ケウォン芸術高等学校声楽科経て延世(연세)大学声楽科を卒業した배다해:ペ・ダヘで構成されている。
(なお、ペ・ダヘは、2006年8月、既に朱蒙(주몽)のOST「천애(天愛)2」でデビューしている)
つまり、いわゆるアイドル歌手のように所属事務所の練習室でトレーニングを通じて作り上げられたグループでなく、幼い頃から音楽を専攻して音楽と共に生活してきたアーティストたちによるグループである。

ジャケットのインナーの写真は、Electronicaなグループらしいタッチで仕上げられ、なかなかいい。好きだ。
プロデュースは한군:ハングンとなっていて、全10曲の収録曲の内、9曲の作曲、編曲が彼によるものである。また、内1曲の作詞もハングンとなっていとなっていて、さらにもう1曲も共作で作詞している。
ハングンの作曲、編曲、作詞が、4月にシングルリリースされた「비행(飛行) 소녀:飛行少女」である。
(なお、収録曲数は、イントロ、アウトロ、別バージョン、Instrumentalを除くと、実質6曲である)

1曲目のイントロに続く2曲目が既に耳馴染みの「Lover Tonight」で、続く3曲目の「French Love」がリードトラックで、これもすっかり耳馴染みとなって、ペ・ダヘの声色が心地よい。また、この曲はペ・ダヘとの噂も聞こえてくる코요태:コヨーテの빽가:ペッカがフィーチャリングされている。
4曲目がハングンの作曲・編曲、そして作詞の「비행(飛行) 소녀:飛行少女」で、チヨンのバイオリンがいい。話は逸れるが、このチヨン、特別整った美人さんという訳ではないと思うのだが(失礼)、なんか心に入り込む可愛さを感じてしまう人だ(正直言って、彼女のバイオリンを弾きながらの笑顔にはやられてしまう(笑))。
5曲目「Lucid Dream」は、大衆的だが、ちょと中近東を思わすサウンドになっていて、声楽的に面白い曲で好きだ。
6曲目の「Listen To The Music」、ベースのリズムを強調したElectronicaらしい曲だ。
つぎに「French Love」の別バージョン、そして「Listen To The Music」のInstrumentalが続く。ただ、Vanilla Lucyの場合、Instrumentalと言っても、カラオケの意味と違って、ボーカル無しバージョンな感じもある。
そして9曲目では、ソラがフルートに持ち替えて、ヘラのチェロをメインサウンドにした「Sky In My Heart」から、最後の4分3秒の長い壮大さを感じさせるアウトロへと続いて終わる。

Vanilla Lucy、ボーカルを器楽的に扱い、大衆的に受け入れられやすい面白いサウンドを作り出すグループだ。
1月21日からは日本での活動が開始するらしいが、はたして日本でどんな評価を受けるだろうか。



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