DRAPE~ドレープブログ~

Pen and message.のちょこっと情報ブログです

やっと完成~カウゼットインク色見本帳~

2017年07月31日 | インクについて
カウゼットインク全62色発売決定!!・・・と、趣味の文具箱(Vol41)で見た時、「62色・・」と絶句しました。
インクに関してはどうしても色見本帳と切り離して考えられないので、正直こりゃ大変だと思ったわけです。

それから結構時間が掛かりましたが、先日やっとホームページにアップすることができました。

カウゼットインクというのが商品名みたいになっていますが、正式にはメーカー名「KWZ Ink(カウゼットインク)」です。
「水性筆記インク」41色と、「IGインク」21色の合計62色。
IGインクというのは中世に使われていた没食子インク(Iron Gall Ink)のことで、このインクで文字を書くと、時間の経過とともに酸化して色が暗く変化します。乾くと耐水性もあるので、保存したいものに(日記にも?)向いていますね。



例えばこれはレッド#3で書いてから1分後にすぐ下に書いたもの。
1分くらいですが、色が変化しているのが分かります。



ちなみにこれはIGブルー#1。書いた時は淡いブルーです。それが時間が経つと・・・



立派なブルーブラックの出来上がりです。

ラインナップを見ていただけたら分かりますが、ブルーもグリーンもバイオレットもかなり微妙な色味の違いです。ここまで必要なの?と思うほどで、こだわりが感じられます。

例えばバイオレットの#2と#3では、



この位微妙な色の違いですが、書いた瞬間はこんな感じ。



・・・やっぱり微妙。書いた傍から変化していくので違いを見定めるのは難しいのですが、雰囲気は伝わるでしょうか?書いている時の色をご紹介したいと思いましたが、結構変化が早いので難しいようです。

それにしてもこのIGブルーのバリエーションはさすがですね。
これだけあれば、ピンとくる色が見つかるかもしれません。

個人的には水性筆記インクの中の赤の種類に驚きました。ここまで赤の種類を揃えているメーカーはあまりないと思います。

使われている方の評判やお店で使ってみての評価はかなり良く、あまり困ったとか良くない話は聞きません。
百聞は一見に如かず、ぜひお試し下さい。


*ホームページへのリンク*

・KWZ Ink「水性筆記インク」
・KWZ Ink「IGインク






一年で使うノート~装丁文庫ノート~

2017年07月18日 | ダイアリー活用術
年齢を重ねるにつれ、「あ、今何歳だっけ・・?」とか「○○歳の時、自分はどうしてたっけ」と思う事が増えました。
30代なんて本当にあっと言う間だったと思ったら、それ以上に速い40代。恐ろしや・・。

一年経つのが速いと思っていたら、確かに一週間も一日も速い。ふと、このままだと何も覚えていないまま時が過ぎて行きそうだと思いました。
以前、正方形ダイアリーのマンスリーに3行日記を書くという記事を紹介しましたが、年齢によるものなのか、もう少し日記帳らしいテイストが欲しくなりました。

日記を書くというのは、日々の記憶として意義のあるものだと思う。でも今日は何々をした、と書くことが無い日もやっぱりあるけど、今日感じたことなら何かは書ける。
そう思ったら、大事な時間をただ過ぎていくだけにするのはもったいないな、と思うようになりました。
立派に文章を書こうとすると硬い意志が必要だと思うけど、書きたいことがある時だけ思い切り書くようにして、そうでもない時は数行だけ、ささいなことだけ書くようにします。
そして、トータルで1冊1年。もしくはは1冊で2年使ってもいいと思います。(後ろ向き?)
それだけ決めて始めたら、あとは期間内に埋めるだけ。自信がない場合は最初なるべく書くようにしたりして。

考えているのは誕生日からのスタート。
○○歳の1年。区切りとしては分かりやすいし、年号よりも年齢の方が何となく愛着が湧く気がする。
あえて毎日のニュースを書き留めてもいいし(これは後で読み返したくなる)、将来、○○歳の時の感情が思い出せるかもしれません。

私はこの日記に「装丁文庫ノート」を使おうと思っています。



使ってみたくて用途をずっと考えていたけれど、使い捨てにせず読み返せるような用途に使いたかった。
過去をそんなに振り返ることはないかも知れないけど、先日テレビで認知症の予防の一つに「過去を振り返る」というのがありました。
昔の写真などを見て、その時に思いを馳せるのがいいそうです。

そう思ったら、今は過去なんて振り返らないぜ、と思っていても将来のためには記録をとっておきたい。
そしてなるべく続けたいから並べてかっこいいノートがいい。
誕生日から始めようと思っていましたがまだ先なので今から始めて、最初の1冊だけ1年ちょい入れようと密かに計画しています。
368ページなので通常で考えると1年分だけど、毎日1ページ書ける上級者でもないので大丈夫なはず。

インクとの相性はバッチリなリスシオ紙なので、インクは選ばずその時の気分で書いて、色も線の太さも文字も、リアルタイムを残したいと思います。



文箱の中は必要な筆記具・日付用スタンプ・お礼状をすぐ書けるはがきセットも一緒に入れておきます。



文庫本サイズというのはとてもコンパクト。例えばコンプロット4やオリジナル3本差しペンケースとほぼ同じサイズです。

次の野望は表紙のカスタマイズ。
うまく行ったら、ご紹介したいと思います。


*ホームページへのリンク*

装丁文庫ノート(Liscio-1仕様)