前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

財政金融委員会質問

2006年03月30日 | Weblog
 参議院財政金融委員会で、独立法人酒類研究所関連法案の審議をしました。質問時間を頂き、同研究所の業務や日本酒・焼酎製造業の振興策に関して議論を行いました。
 昨年一市四町が合併して誕生した久留米市は、日本第三位の清酒製造場数を誇る日本有数の酒蔵の町です。また福岡県は酒造用に使う米の生産量が全国一位であり、県が開発した新たな品種の「夢一献」(ゆめいっこん)での酒造りに励んでおります。委員会質問でもこのことを取り上げ、地元の酒造業を宣伝するとともに、中小の酒蔵への経営支援策などについて議論を行いました。
 現在世界中で日本食がブームになっており、日本酒の輸出も増えております。関係者の努力は勿論でありますが、国の支援が一助になり海外での日本酒ブームが息の長いものとなることを望みます。

Jウェブ 勉強会

2006年03月28日 | Weblog
 国会記者会館でJウェブの勉強会に参加しました。ラブドア問題から見た資本市場改革を題目で講演し、その後質疑応答を行いました。参加者は、メディア関係者、金融関係者、企業経営者、大学教授、学生とまちまちでしたが、熱心な議論が行われました。この会を主催されております山口立教大学経済学部教授には大変お世話になりました。

平成18年度予算通過

2006年03月27日 | Weblog
 本日参議院本会議で平成18年度予算案が与党の賛成により可決されました。昨年より4日遅れの通過ですが、政府案に対して十分反対審議ができたか疑問が残る結果となりました。今年の前半の国会運営は反省させられることの多い結果で残念でした。政権を獲るためには、やるべき課題山積であります。

福岡都市高速5号線開通

2006年03月26日 | Weblog
 福岡都市高速5号線と福岡外環状線が開通し、互いに連結しました。そのことを祝う式典に参加しました。県知事、福岡市長、地元国会議員、県議会、市議会等多数の参加者が出席していました。今回の開通により、福岡市内の渋滞解消に大いに貢献し、また福岡市南西部の発展が期待されます。福岡大学もこの地域にありますが、私は福岡大学経済学部の客員講師として教鞭をとる予定です。若い学生に、これまで投資銀行で学んだ知識や財政金融に関して国会活動を通じて習得したことを少しでも還元できればと考えております。
  

サラリーマン増税反対街頭演説

2006年03月24日 | Weblog
 国会での仕事を終えて、連合北筑後地協主催のサラリーマン増税街頭演説会に参加しました。西鉄久留米駅前での街頭宣伝で藤田連合地協議長に加えて、古賀一成代議士、清田県会議員も参加しました。サラリーマンの給料支給日ということもあり、帰宅途中の多くのサラリーマンが足を止めて、熱心に演説を聞き入っていました。

国会質問

2006年03月23日 | Weblog
 昨日、今日と合計130分財政金融委員会で質問をしました。金融庁のH18年の予算、財政融資特別会計、国債管理政策、郵貯の金利リスク等が主なテーマでした。一つ一つが大きなテーマであり、持ち時間130分あっても十分過ぎる議論ができたとは思いませんが、それぞれの問題点を浮き彫りにできたと思います。
 これらのテーマは、機会があれば今後も国会で取り上げ、問題点の早期の解決に向けて追求し続けて行きたいと思います。

団塊党

2006年03月20日 | Weblog
 「財政・金融」勉強会2回目を久留米市で行いました。約30人の企業経営者を対象に、①量的金融緩和解除 ②財政再建 ③景気、金利、株式市場の行方など経営者の関心が高い項目を1時間半にわたり講演し、その後質疑を行いました。この勉強会は、福岡県の主要都市で企業経営者や金融関係者を対象として、財政・金融に関わるテーマでその時その時で関心の高い項目を講演するものです。次回は、福岡市、続いて行橋市で行う予定です。
 久留米で勉強会を終了した後、電車と新幹線を乗り継いで北九州小倉に行き、NPO団体との懇親会を行いました。東京から菅直人衆議院議員も駆けつけました。また地元からは世良北九州市会議員、北九州を代表的するNPO団体の幹部の皆さん等多くの方々が参加しました。菅さんが提唱する団塊世代の退職後のボランティア団体、団塊党の話や環境問題、資源リサイクル、障害者支援、都市緑化などそれぞれのNPO活動の話で盛り上がりました。


特別表彰「まとい」 受章披露式

2006年03月19日 | Weblog
久留米市消防団が、日本消防協会より特別表彰「まとい」を受賞しました。その披露宴が久留米市内のホテルで盛大に行われました。私も来賓の一人として参加し、お祝いの言葉を伝えました。
 昨年久留米市が合併し、30万都市になりましたが、それを記念するかのような栄えある受賞になり、消防関係者のみならず市民の喜びもひとしおでした。日頃の消防団の皆様の切磋琢磨本当にご苦労様でした。

宮若市議会選挙応援

2006年03月18日 | Weblog
 午前中来週の質問の最終調整を行い、その後帰福しました。
今日は、宮若市市議会選挙の最終日ということもあり、民主党推薦候補2名に激励ために訪れました。選挙期間一週間の締めの集会の応援弁士として挨拶をしました。両候補の健闘を祈ります。

12の会議・会合

2006年03月17日 | Weblog
 国会質問の前は、スケジュールが一杯になります。今回も例に漏れず、22日、23日に財政金融委員会質問が合計130分入っております。来週地元での行事があるので、本日まともて質問通告を行いました。更には、行政改革PT、税調会議、参議院本会議等々と重なり、朝8時から夜の8時まで、隙間なくスケジュールが埋まりました。これに往復2時間の通勤時間が重なると、もうくたくたの状態です。モルガンスタンレー証券の頃も相当ハードで、外資系投資銀行の仕事の厳しさでは群を抜いているといわれていました。国会議員の仕事もやればやるほど仕事が増えて、同じような状況です。きっとこれは職業というよりも、私の性格によるもので自業自得かもしれません。それに付き合ってくれる秘書や家族のあり難さを感じる一日でもありました。

日本医学会総会 シンポジュウム

2006年03月16日 | Weblog
 日本医学会総会 シンポジュウム「どうする日本の医療」が、東京有楽町朝日ホールで開催されました。杉岡会長の招待でシンポジュウムに参加し、その後パネリストやスタッフの皆さんと懇親会をしました。
 高齢化社会に直面し日本の医療費は、GDP比恒常的に伸びることが予想されております。一方日本の国の債務残高は世界一で、持続可能な社会を作っていくためには歳出カットが必要であり、社会保障も聖域にすることができないという状況です。
 今回医療の現場で働く人々声を多数聞くことができ有意義でありました。制度疲労で疲弊する医療現場の一端を知ることができました。また日米英の医療を比較でき、どのような医療制度を目指すか大変参考になりました。

質問準備

2006年03月15日 | Weblog
 来週の財政金融委員会で質問する予定です。そのためこの数日、各省庁にヒアリングを行っております。財政融資特別会計、国債発行政策、債務管理庁構想などいくつかの問題点に絞って、質問を行いたく思います。

政府資産のリストラ

2006年03月10日 | Weblog
 現在日本国の債務残高は、GDPの1.5倍です。この数字は、先進国の中では群を抜いた数字です。政府は、2012年を目途にプライマリーバランスの達成を目指しています。そのためには、さらなる歳出カットと歳入増すなわち消費税等の引き上げが必要であると主張しています。
 現在平成18年度の予算案が、参議院で審議されております。国の借金が多大なので、歳出カット、増税やむなしという論法に対して、一歩下がってみる必要があります。
 日本国の債務に目を向ける場合、それと同様に資産にも目を向ける必要があります。資産においても日本は、先進国の中で群を抜いております。債務から資産を引いた純債務残高は、GDPの0.9倍で、先進国の中でも高位ですが、イタリアより若干ましという状況です。
 私は、先ず政府資産の圧縮を徹底的に行う必要があると考えます。不必要な資産を売却するのみならず、新しい金融手法をどんどん利用して資産・債務の効率化をはかるべきです。国の資産で大きなものに特別会計があります。これに切り込んでいく必要があります。また国は、全国に大量の不動産を抱えております。土地の利用率の低い公務員社宅、合同庁舎など無数にあります。財務省からの資料によると東京23区にある合同社宅で法定容積率に対する利用率が3割以下の物件が80件ほどあります。農林省西ヶ原宿舎は、2,250㎡の敷地に99㎡建物でわずか2.2%の利用率です。このような遊んでいる土地に高層の建物を立て、残りの土地を売却するだけでも相当負債を圧縮できます。また証券化、PFIなど多くのことが可能です。そのことにより経済も活性化し、税収増加も期待できます。
 予算案をながめて、増税、社会保障削減の前に、もっとすべきことは多いような気がします。


行政改革プロジェクト・チーム

2006年03月09日 | Weblog
 民主党で直嶋正行参議を座長として行政改革プロジェクトチームが発足しました。これは、今国会に政府提出予定の「簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案」に対処するためのものです。本法案は、政策金融統廃合、独立行政法人の見直し、特別会計改革、公務員総人件費削減と多くの独立したテーマをごった煮したような法律案です。内容が多岐にわたるために、民主党の各議員が分担して、問題点の洗い出し等審議していく必要があります。私は、主査の一人として、金融財政に関連する分野を検討していきたいと思います。
 午後日銀は、予想通り量的緩和政策の解除を決定しました。今後の政策、市場の反応を注意深く見守って行きたいと思います。リスク要因として、日本の量的緩和政策により、世界中に過剰流動性が輸出されていた可能性があります。政策変更で、米国や他の先進国、さらには新興国の株式市場が暴落するリスクが否定できません。それ程世界の金融市場はグローバル化しており、また日銀の影響は普通に考える以上に大きくなってきているからです。

参議院ODA特別委員会出席

2006年03月08日 | Weblog
 本日参議院「政府開発援助(ODA)等に関する特別委員会」の第一回委員会が行われました。「海外経済協力に関する検討会」の原田明夫座長を参考人として、今後のODAの戦略的活用や政策金融改革の基本方針について説明を受けました。同時に外務省等にODAに関する質問等を行いました。国際社会の一員として、日本が国益、さらには国際益を追求していくために、真摯な議論が必要だと思います。