toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「翼、ふたたび」 江上剛

2014年08月03日 | 読書日記
JALが破綻して再生に向かって行くドキュメント風小説。
同じ作者の「小説金融庁」と同様、微妙に名前を変えた会社や人物が登場するけれど、誰が読んでもすぐわかる状態だから、実名でやってくれた方がわかりやすくて良いと思うけれど、色々差し障りが有るのだろうか?実名の小説も有るんだけど、どうなんだろう。

この小説は、JALがモデルのヤマト航空が破綻した直後から、数人の社員が主人公になり、稲盛和夫がモデルの佐々木新会長の元再建されていく様子を描いている。
後半は債権途中で起きた東北地震の話になる。
全体を通して良い話ではあるけれど、登場人物がみんな不自然なくらい品行方正な優等生でちょっとしらけてしまう。


PHP

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「烈火の剣」 鳥羽亮 | トップ | 「幕末 まらそん侍」 土橋章宏 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書日記」カテゴリの最新記事