toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「サーモン・キャッチャー」 道尾秀介

2024年05月13日 | 読書日記

いくつもの話がやがて一つに纏まってクライマックスを迎えるというパターンの物語。
ちょっとドタバタな部分も有るけれど、ストーリは面白いし伏線も見事。
だけど作者はどうしてわざわざこんなに分かりにくく書くんだろう?
それぞれの話は細切れで、時間も前後し、内容もワザとボカシてあるし、現実と妄想も一緒で、後になってようやく理解できるという構成は読みにくいことこの上ない。
1日で読み終わるような作品なのに足掛け3日もかかってしまった。

内容的には満点に近いけど構成は最低!

 

 

 

 

 

2016.11.20

光文社


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