スタッフデータ
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みどころ
なるべくストーリーは書かないようにしていますが多少のネタバレはあります
前回に続き、またも魔美の夢からスタート(笑)
今度は・・・てっきりバニー服だと思いこんでたら、ネコ耳でした(^^);;
そのスジの方々にはたまらない・・・のか?(笑)
スゴイ姿で、ドラクエのギガデインも顔負けなスゴイことやってます。
精神雷(サイコ・サンダー)!!・・・・・・ただし、もちろん夢の中で(笑)
知らない人が見たら、何のアニメだか、わけわかんないです(^^);
しかも今回は白昼夢。それも授業中。さらに目を開けたまま!!
水谷先生に向かってテレポート!!しちゃったから、そりゃ先生ご立腹です(笑)
ひとつだけ、はっきりしてるのは・・・今回は紛れもなく富永さんの絵だということ。
・・・1~2話の真の作画監督は誰?(^^);
原作では、このときの先生がオランウーマンで、担任の水谷先生がドロンモドキ
という素晴らしいあだ名がついていて、魔美を教務室に呼ぶのがオランウーマン、
担任のドロンモドキに言いつけて、その2人にしぼられているところに、火星ミイラ、
怪ブスくん、八面鳥たちがよってきたそうです。魔美パパいわく、
「きみの学校はばけもの屋敷か?」
と、このへんのシーンは、アニメではバッサリとカットされました(^^);
もっとも、魔美パパが魔美に甘いのは、原作もアニメも同じですが(笑)
ちなみに「ドロンモドキ」って、「アラン・ドロンもどき」の略だと思われます。
「教務室」も「職員室」に変更されました。私も「職員室」しかピンとこない世代です(^^);
魔美は先生から手紙で父兄の呼び出しを受け、結局甘いパパが、怖いママの代わりに
学校へ向かうことになります。
さてと、超能力にうつつをぬかして、勉強に身が入らなくなっていたわけで、こりゃいかん
と、しばらく超能力断ちを誓った魔美は「勉強ひとすじ」と張り紙をして、勉強に打ち込む
ことを決意します。
藤子作品で、張り紙をして決めたことは、たいてい守られません(笑)。
のび太のパパの禁煙が、その代表格ですか(^^);
エスパーの訓練はしばらくやめるって、高畑さんに言いに行こうと高畑家に向かう魔美
なんですが・・・だったら電話しろよとツッコんでおきましょう(笑)。まあ、こういうときは
なんだかんだと、かこつけて外に出たくなったりするわけですが・・・
そして高畑から、彼の驚異的な頭の良さを聞かされることになるのでした。
・本なんて一度読めば覚えちゃう
・家で勉強なんかしたことない
・テストではわざと1~2問まちがえてる
実は私は、現役の大学生(通信制ですけどね)でして(笑)、いつも仕事の合間の試験勉強
でヒーヒー言ってるクチですから、そんなこと聞かされると、はっ倒したくなります(笑)
でもまあ天才は天才で悩んでるわけで・・・こんな頭を持っているなら、超能力実験なんて
やってないで、東大~官僚コースでも素直に目指せばいいのに、高畑らしい悩み方ですが(^^);
そう、エスパーは魔美であって高畑ではないという事実です。
こんなやる気満々の高畑を見ては、さすがの魔美もいたたまれなくなって、今度こそ本当の
ことを打ち明けようとします。
「高畑さん!」
「なに?」
「あのね、こんなこと言ってガッカリしないで欲しいんだけど、実は・・・本当のエスパーは・・・」
結局、打ち明けるチャンスを逃した魔美は、高畑と実験を続けるのでした。
この調子ではストーリーを全部書いてしまいそうなので、この話の核心へテレポート(^^);
魔美は帰宅したママに尋ねます。
「もしも家族にエスパーがいたら素敵だと思わない?」
「エスパー?」
「そうよ。手を触れずにものを動かしたり、人の心を読んだりする超能力者よ」
「気味が悪いわ」
「えっ?」
「そんな人が身近にいたら怖いもの」
「怖い?」
「ええ。いつ心を読まれているかと落ち着けないし、下手に怒らせると何をされるか
わからないもの」
魔美パパは魔美から超能力の話を聞いた後、こう言います。
「パパは、魔美が思うほど、素敵だとは思えないなぁ。いや、むしろパパはエスパー
なんかにはなりたくないなぁ。もしなってしまったら、ひた隠しに隠すだろうね」
「隠すですって?どうして?」
「人間には先天的に、自分とは毛色の違うものを嫌う性質がある。エスパーも
決して、歓迎されないだろう」
本当はもう少し会話が続き、中世ヨーロッパの魔女狩りの話になります。このシーン
は、原作を読んだ小学3年の頃の私が、トラウマになった怖いシーンなんです(^^);
ぜひ原作またはDVDで、ご自身でご覧頂ければと思います。
このパパが言う「自分とは毛色の違うものを嫌う性質」というのが、結局は戦争で
あれ、人種差別であれ、あらゆる諍いごとの根本的な原因になっているということです。
「魔美」や「ドラえもん」、SF短編などで、登場人物の口を通じて語られる言葉は、
そのままF先生の言葉として胸に残ることが多くあります。このときの魔美パパの
言葉は、そんな中の一つです。
魔美は、結局この「天から与えられた力を有効に使う義務」があるんだと気づき、
決して他人にエスパーだと悟られないようにしようと誓うのでありました。
なんか今回、またとてつもなく長くなりそうだったので、たたみ込むような終わり方を
してしまいました(^^);
第1~3話を連続してアップできたのは、大体のたたき台は既に作ってあったので、
加筆修正しながら、画像などを加えて完成させていったためです。それでも2時間は
掛かってしまいました。
しかし、第4話以降については、まだ何も準備しておりません(^^);
そのため次回については、おそらく1週間程度お待ち頂くことになると思います。
あーやとかミュージカルについても書きたいですし(^^);
また、とくに第4話と第5話は、この作品の今後にかかわる非常に重要な話です
ので、ゆっくりと時間をかけて書きたいと思っています。
第6話以降は、画像も減らして(またはなくして)、もう少し淡々と書いていきます。
画像を入れると、ついあのシーンも、このシーンも、と使いたくなるんですよね(^^);
サブタイトル: | エスパーへの扉 | ||||||||||||||||||||||||
原作: | コロコロ文庫(1) 勉強もあるのダの巻 | ||||||||||||||||||||||||
脚本: | 富田祐弘 | ||||||||||||||||||||||||
演出: | パクキョンスン | ||||||||||||||||||||||||
絵コンテ: | パクキョンスン | ||||||||||||||||||||||||
作画監督: | 富永貞義 | ||||||||||||||||||||||||
作画監督補: | 堤 規至 | ||||||||||||||||||||||||
原画: | 石黒 育/飯山嘉昌/斉藤文康 | ||||||||||||||||||||||||
声の出演: |
| ||||||||||||||||||||||||
地上波放送日: | 1987年 4月 21日(藤子不二雄ワイド枠内) | ||||||||||||||||||||||||
関連商品: (Amazon.co.jp) | コロコロ文庫 エスパー魔美 (1) (小学館) エスパー魔美 DVD-BOX 上巻 (ジェネオン エンタテインメント) |
みどころ
なるべくストーリーは書かないようにしていますが多少のネタバレはあります
前回に続き、またも魔美の夢からスタート(笑)
今度は・・・てっきりバニー服だと思いこんでたら、ネコ耳でした(^^);;
そのスジの方々にはたまらない・・・のか?(笑)
スゴイ姿で、ドラクエのギガデインも顔負けなスゴイことやってます。
精神雷(サイコ・サンダー)!!・・・・・・ただし、もちろん夢の中で(笑)
知らない人が見たら、何のアニメだか、わけわかんないです(^^);
(C) 藤子プロ/シンエイ動画・小学館 |
しかも今回は白昼夢。それも授業中。さらに目を開けたまま!!
水谷先生に向かってテレポート!!しちゃったから、そりゃ先生ご立腹です(笑)
(C) 藤子プロ/シンエイ動画・小学館 |
ひとつだけ、はっきりしてるのは・・・今回は紛れもなく富永さんの絵だということ。
・・・1~2話の真の作画監督は誰?(^^);
原作では、このときの先生がオランウーマンで、担任の水谷先生がドロンモドキ
という素晴らしいあだ名がついていて、魔美を教務室に呼ぶのがオランウーマン、
担任のドロンモドキに言いつけて、その2人にしぼられているところに、火星ミイラ、
怪ブスくん、八面鳥たちがよってきたそうです。魔美パパいわく、
「きみの学校はばけもの屋敷か?」
と、このへんのシーンは、アニメではバッサリとカットされました(^^);
もっとも、魔美パパが魔美に甘いのは、原作もアニメも同じですが(笑)
ちなみに「ドロンモドキ」って、「アラン・ドロンもどき」の略だと思われます。
「教務室」も「職員室」に変更されました。私も「職員室」しかピンとこない世代です(^^);
魔美は先生から手紙で父兄の呼び出しを受け、結局甘いパパが、怖いママの代わりに
学校へ向かうことになります。
さてと、超能力にうつつをぬかして、勉強に身が入らなくなっていたわけで、こりゃいかん
と、しばらく超能力断ちを誓った魔美は「勉強ひとすじ」と張り紙をして、勉強に打ち込む
ことを決意します。
藤子作品で、張り紙をして決めたことは、たいてい守られません(笑)。
のび太のパパの禁煙が、その代表格ですか(^^);
エスパーの訓練はしばらくやめるって、高畑さんに言いに行こうと高畑家に向かう魔美
なんですが・・・だったら電話しろよとツッコんでおきましょう(笑)。まあ、こういうときは
なんだかんだと、かこつけて外に出たくなったりするわけですが・・・
そして高畑から、彼の驚異的な頭の良さを聞かされることになるのでした。
・本なんて一度読めば覚えちゃう
・家で勉強なんかしたことない
・テストではわざと1~2問まちがえてる
実は私は、現役の大学生(通信制ですけどね)でして(笑)、いつも仕事の合間の試験勉強
でヒーヒー言ってるクチですから、そんなこと聞かされると、はっ倒したくなります(笑)
でもまあ天才は天才で悩んでるわけで・・・こんな頭を持っているなら、超能力実験なんて
やってないで、東大~官僚コースでも素直に目指せばいいのに、高畑らしい悩み方ですが(^^);
高畑は、こんなマシンまで作っちゃって、もうやる気満々です。 ピッチングマシンを改造して、自分目掛けてボールが飛んでくる ようにしたそうです。高畑理論によれば、急速に物体が接近 するエネルギーがテレポートのエネルギーに転換されるという ことなので、それを自ら証明しようというわけです。その理論は 間違ってなかったんですが、ひとつだけ大きな間違いが・・・ | |
(C) 藤子プロ/シンエイ動画・小学館 |
そう、エスパーは魔美であって高畑ではないという事実です。
こんなやる気満々の高畑を見ては、さすがの魔美もいたたまれなくなって、今度こそ本当の
ことを打ち明けようとします。
「高畑さん!」
「なに?」
「あのね、こんなこと言ってガッカリしないで欲しいんだけど、実は・・・本当のエスパーは・・・」
「うん?本当のエスパー?」 ぐいっ(ひもを引く音/左図) ・・・人の話は最後まで聞け~!!(^^);; もちろん今回の実験は成功します。 魔美がそこにいるんですから。 | |
(C) 藤子プロ/シンエイ動画・小学館 |
高畑は屋根の上にテレポートされます。 屋根の上で大はしゃぎする高畑、当然こうなります(笑) 私的にはこのシーン、部屋で、さてどうしたものかと考える 魔美と後ろを落っこちていく高畑の絶妙なコントラスト が、めっちゃツボなんです(^^); | |
(C) 藤子プロ/シンエイ動画・小学館 |
結局、打ち明けるチャンスを逃した魔美は、高畑と実験を続けるのでした。
この調子ではストーリーを全部書いてしまいそうなので、この話の核心へテレポート(^^);
魔美は帰宅したママに尋ねます。
「もしも家族にエスパーがいたら素敵だと思わない?」
「エスパー?」
「そうよ。手を触れずにものを動かしたり、人の心を読んだりする超能力者よ」
「気味が悪いわ」
「えっ?」
「そんな人が身近にいたら怖いもの」
「怖い?」
「ええ。いつ心を読まれているかと落ち着けないし、下手に怒らせると何をされるか
わからないもの」
魔美パパは魔美から超能力の話を聞いた後、こう言います。
「パパは、魔美が思うほど、素敵だとは思えないなぁ。いや、むしろパパはエスパー
なんかにはなりたくないなぁ。もしなってしまったら、ひた隠しに隠すだろうね」
「隠すですって?どうして?」
「人間には先天的に、自分とは毛色の違うものを嫌う性質がある。エスパーも
決して、歓迎されないだろう」
本当はもう少し会話が続き、中世ヨーロッパの魔女狩りの話になります。このシーン
は、原作を読んだ小学3年の頃の私が、トラウマになった怖いシーンなんです(^^);
ぜひ原作またはDVDで、ご自身でご覧頂ければと思います。
このパパが言う「自分とは毛色の違うものを嫌う性質」というのが、結局は戦争で
あれ、人種差別であれ、あらゆる諍いごとの根本的な原因になっているということです。
「魔美」や「ドラえもん」、SF短編などで、登場人物の口を通じて語られる言葉は、
そのままF先生の言葉として胸に残ることが多くあります。このときの魔美パパの
言葉は、そんな中の一つです。
魔美は、結局この「天から与えられた力を有効に使う義務」があるんだと気づき、
決して他人にエスパーだと悟られないようにしようと誓うのでありました。
なんか今回、またとてつもなく長くなりそうだったので、たたみ込むような終わり方を
してしまいました(^^);
第1~3話を連続してアップできたのは、大体のたたき台は既に作ってあったので、
加筆修正しながら、画像などを加えて完成させていったためです。それでも2時間は
掛かってしまいました。
しかし、第4話以降については、まだ何も準備しておりません(^^);
そのため次回については、おそらく1週間程度お待ち頂くことになると思います。
あーやとかミュージカルについても書きたいですし(^^);
また、とくに第4話と第5話は、この作品の今後にかかわる非常に重要な話です
ので、ゆっくりと時間をかけて書きたいと思っています。
第6話以降は、画像も減らして(またはなくして)、もう少し淡々と書いていきます。
画像を入れると、ついあのシーンも、このシーンも、と使いたくなるんですよね(^^);
なんだか、ものすごくマニアックなブログでしょう(笑)
もう、書きたいことが溢れちゃって、自分でも困ってるんですよ(^^);
魔美レビューなんて、計120話もあるのに(笑)、最初は始める気は
なかったんだけど、観てたら演出と作画にハマっちゃって・・・
怪物くんは是非観てね!とにかく栄子さんがカワエーから(笑)
もし観られないようならRにでも録画して送りますよ。
それじゃ、お元気で。たまにはメールもちょうだいね
みゃあこちゃんのコメントに飛び上がって読み飛ばしてたよ(笑)
環境の変化とかあって大変だと思うけど、プレッシャーに負けない
ようにね。とにかくお大事に~