月あかりの予感

藤子不二雄、ミュージカル、平原綾香・・・好きなこと、好きなものを気の向くままに綴ります

ちょいとCDを借りてきました

2007年05月16日 17時15分44秒 | 音楽(あーや以外)
今日は仕事で外へ出たので、久しぶりにTSUTAYAへ寄りました。たまには、あーや以外の音楽も聴こうかなと思いましてね(^^);

借りるつもりだったのは、

YOSUI TRIBUTE
MUSE' -DREAMUSIC・ Female Vocal Collection-
Sad Songs
Shimaken Super Sessions

の4枚。勘の良い方は「全部あーや絡みじゃん!」と思われたことでしょう(笑)。ハイ、確かに上から順番に「心もよう」/「あの道で」「Jupiter」/「The Voice~ ”Jupiter” English Version~」/「BLACK COFFEE」が収録されています。

でも、これらの曲は配信で買って全て持っていますので、今回聴きたかったのは、同じCDに入っているあーや以外の曲でした。

お店に入って、まず「YOSUI TRIBUTE」を探しました。井上陽水さんの曲を、あーやを含む色々なアーティストがカバーしたトリビュートアルバムです。私は結構カバー曲って好きだったりするのです。

これが…ちっとも見つかりません。「井上陽水」の棚はもちろん、「オムニバス」の棚もくまなく探しましたが、ないのです。しばらく探しても見つからないので、諦めて「Shimaken Super Sessions」を探すことに。

この「Shimaken Super Sessions」は、以前の記事でもご紹介したことがあります。島健さんのプロデュースで、ジャズの名曲を、あーやを含む様々なアーティストがカバーしたアルバムです。一度は購入するつもりだったのですが、入荷に時間が掛かるといわれたのでキャンセルして、いずれレンタルでと思って…はや半年(^^);

しかし、これも見つかりません。J-POPの棚からジャズの棚まで、隅々まで探したのですがありません。どうやら今回のセレクトは渋すぎたようです(笑)

そうこうしているうち、CDを検索する機械があることに気がつき、探してみました。「Shimaken Super Sessions」は…この店には置いてないそうで、ガックリ…。でも「YOSUI TRIBUTE」は、あると表示されました。棚の位置も地図で示してくれたので、その棚へ向かいました。こんな便利な機械があるのなら最初から使えば良かった(^^); 滅多にレンタル店へ行かないので、よく分かっていないのです。

ところが、向かった棚には…「美空ひばり」とか演歌ばっかり置いてありまして、どう考えても「井上陽水」が置いてあるとは思えない雰囲気…。首を傾げながらも探してみたのですが、やっぱり見あたらず、仕方がないから店員さんを呼んできました。

「なんてタイトルですか?」と聞くから、「ヨースイトリビュート」と答えたものの、どうもピンと来てない様子だったので、「井上陽水さんの歌を色んなアーティストがカバーしたアルバムなんですけど…」と説明しました。我ながらややっこしい客であります。「あの機械で教えてくれた棚にないんですよ」「少々お待ちください」店員さんは探しに行ってくれました。

待ってる間に「平原綾香」コーナーをチェック。…おい、TSUTAYA。あーやのCD、品揃えが少ないよ~

ついでにオリジナルの「心もよう」が入ったベスト盤をカゴにイン。ふと見上げると、絢香さんの「First Message」と一青窈さんの「BESTYO」があったので衝動借り。一青さんといえば不倫の恋?そんなことは私にゃどうでも良い話です

そうこうするうち、さっきの棚と全然違うところから店員さんが「YOSUI TRIBUTE」を持って現れました。検索機の嘘つきィ~

もはや、残りの2枚を探す気力もなく、そのまま4枚(予定通り1枚+衝動借り3枚)を持って帰ったのでありました。なんか、あとの2枚も置いてなさそうだし~(T_T)

とりあえず「YOSUI TRIBUTE」で忌野清志郎さんの「少年時代」を聴き、椅子からズリ落ちました。こんなにも「爽やかさ」のない「少年時代」も珍しいです(^^); でも、なかなか味わい深い曲がたくさんあって面白かったです。松任谷由実さんの「とまどうペリカン」とか、DOUBLEさんの「ワインレッドの心」とか。これって安全地帯の曲としか知らなかったんですけど、作詞したのは陽水さんだったんですね。それくらい、誰もが知ってる事実のような気もしますが(笑)、あーや以外の音楽に疎い私には意外な発見でした。だけど、やっぱりあーやの「心もよう」が一番好きかな~

ということで、たまにはオチもなく終わったりするのでした。

ゴダイゴ ライヴ 2007 TOKYO 新創世紀

2007年05月05日 21時33分03秒 | 音楽(あーや以外)
つい先ほど、日テレプラス&サイエンスで「ゴダイゴ ライヴ 2007 TOKYO 新創世紀」が放送されたので観ました。ちなみに舞台上での語り(朗読劇)を市原悦子さんが担当していたりします。この番組、家政婦は観たのかな?(……つまらん

新創世記(Suite "Genesis")」は、ゴダイゴのデビューアルバム(1976年発売)のタイトルで、このアルバムには同名の組曲が収録されています。昔、ただ一人の女王が支配する国があって、そこに3人の息子(キリスト、釈迦、マホメット)が生まれ、成長した彼らが女王と対立して勝利する…という物語です。あくまでオリジナルストーリーですので、宗教云々はあまり関係ありませんが、親子の複雑な関係など様々なテーマが織り込まれていて、当時としては画期的なアルバムだったと思います。まぁ、その時点ではあまり売れなかったみたいですけどね(^^);(ゴダイゴがブレイクするのは、この2つ後のオリジナルアルバム…ご存じドラマ「西遊記」のテーマ曲に起用された「ガンダーラ」「モンキー・マジック」を含む「Magic Monkey」の頃からです)

私はこの「新創世記」や、続く2枚目のオリジナルアルバム「DEAD END」(「新創世記」は、当初タケカワさんのソロによる2ndアルバムになる予定だったので、実質的にゴダイゴの1stアルバムだとも言われています)の曲が大好きなので、このコンサートが放送されると知ったときから期待が膨らんでいたのですが、予想を上回る本当に素晴らしいコンサートでした。

なんでも60人もいたというコーラス隊のハーモニーが、ゴダイゴサウンドをさらに深みのあるものにしていますし、これは一種の音楽劇でもありますから、市原さんの語りとパントマイムの男性の芝居が、この「新創世記」という先進的作品の奥深さを際立たせていたように思います。

そして、何と言っても印象的だったのは、和楽器(太鼓、琴、尺八など)と、ロックを融合させた巧みな演出です。中でも組曲のうち「THE HUDDLE」(←この曲、ものすっごく好き)が始まる前の、トミーのドラムと和太鼓の競演は「圧巻」の一言でした。とにかくカッコイイのです。以前観た劇団四季ミュージカル「ジーザス・クライスト=スーパースター」のジャポネスク版を彷彿としました。

このミュージカルは、全く同じシナリオ(イエス・キリストが十字架にかけられるまでの7日間)、同じ音楽(「キャッツ」などでおなじみのアンドリュー・ロイド・ウェバーによる)を用いながら、砂ぼこりが舞うようなリアリティを追求して作られた現在主流のエルサレム版とは全く異なり、大八車を巧みに使い、尺八のメロディが随所に流れ、俳優は歌舞伎メイク、ユダの自殺シーンはなんと切腹という、かなり前衛的な演出が施されている作品です。1973年の初演時にはズダボロに酷評されてしまいました(現在のジャポネスク版の原型ではあるものの演出は微妙に異なるそうで、タイトルも「イエス・キリスト=スーパースター」となっていましたが)。1976年(ちょうど「新創世記」のリリースと同じ時期ですね)に同作品のエルサレム版が上演され、以後はこれが主流となっていくのですが、1987年には初演を手直しする形でジャポネスク版が作られ、さらにそれが1991年にロンドンで上演され、このときロイドウェバー氏などに大絶賛されたのです。私は1998年に初めてジャポネスク版を東京で観て、エルサレム版とはまた異なる静と動の演出に度肝を抜かれました。1973年の時点では、この前衛的な演出は早過ぎたのかもしれません。浅利慶太さんについては、私は決して好きではないんですが(笑)、この作品の演出に限れば尊敬に値すると思っております。

えー…話が猛烈に脱線しまくりとなってしまいましたが(笑)、和楽器とロックというのは、一見相容れない存在のようにも見えますが、実は根本ではかなり共通するものを持っているのではないかと、今回のゴダイゴのコンサートを観て、改めて感じた次第です。ロックとはまた異なりますが、先日の平原綾香さんも参加された「東福寺音舞台」でも、和楽器により編成されたオーケストラが演奏を担当していました。これもまた、和楽器独特のサウンドが曲の持ち味をさらに引き出し、素晴らしいアレンジとなっていたのを思い出します。

さて、このゴダイゴのコンサートでは、どうやら「威風堂々」も演奏されたらしいのですが、テレビでは見事にカットされてしまいました(T◇T) そう、あのエルガーによる有名な曲です。ゴダイゴは1970年代後半よりこの曲に歌詞をつけ、独自のアレンジを施したものを演奏し、それがコンサートの目玉となっていたのですが、エルガーの曲の権利者から許可が下りず、レコード化は長年されていませんでした。その後、エルガーの死後50年となるのを待って「平和組曲」というタイトルで待望のレコードがリリースされましたが、元はクラシックなのに、ロックにアレンジされ、新たなモチーフが引き出された名曲となっています。

クラシックの曲に歌詞を付けてアレンジ……どこかで聞いたことがあるような? そう、なんだか「Jupiter」の原型みたいな話ですね(^^)

ゴダイゴの今回のコンサートは、DVD化も予定されているようなことを小耳に挟みましたが、早く「威風堂々」が観たいものです。私は10年以上のゴダイゴファンではありますが、1985年の解散当時はまだ小学生で、生ゴダイゴを観たのは再結成後の1回しかありません(^^); タケカワさんのソロコンサートなら何回か観ていますが、なかなか「威風堂々」には遭遇する機会がなく現在に至っております。DVDの早期リリースに期待したいところです(^^)

ルキンフォー

2007年04月22日 00時09分24秒 | 音楽(あーや以外)
スピッツのニューシングル「ルキンフォー」を買ってみました。

いや~、この人たちって本当に変わんないですねぇ…もちろん良い意味です。

このブログでは、過去ほとんど取り上げたことがないですが、私はスピッツは結構好きなんです。平原綾香さんやゴダイゴほどハマってるわけではありませんが、全体の9割くらいの曲は聴いたことがあって、6割くらいの曲は iPodに入ってます。その程度の「好き」です。

でも、ちゃんと「好き」と認めたのはごく最近だったりします。なんとなく好きなんだけど、好きとは認めたくなかったアーティスト・ナンバー1ってやつです。…なんだか意味不明ですんません

実は、隠れ家「プロフィール」→「好きな音楽」で少~しだけ触れてるんですが、特に好きなのは「ロビンソン」でブレイクする前後のものです。アルバムでいうと「空の飛び方」「ハチミツ」「インディゴ地平線」あたりを繰り返し聴いていますね。プロフィールには書き忘れましたけど、「冷たい頬」「ババロア」「夢追い虫」あたりも好きです。「田舎の生活」という曲も好きなんですが、これは草野さんが歌ってる方よりも、LOST IN TIME がカバーした方が好みかな(^^);

今回のC/W曲「ラクガキ王国」には、思わず「ガラクタ名作劇場かいっ」※と突っ込まずにはいられませんでしたが(笑)、なんか若い頃の彼らを彷彿とする雰囲気があったりして、実は「ルキンフォー」よりこっちの方が好きです。いわゆるB面曲の方が、私の好みにピッタリだったりするんですよね。だからB面曲を集めた「花鳥風月」なんかは、かなり何度も聴いてます。

こんなタイトルのゲームがあるんですよ(^^);

本当は…あんまり聴きたくないんですよ(笑)。なんか草野さんの歌声を聴くと、いたたまれないような、切ない気持ちになってしまうのです。20代の思い出と密接にリンクしていることによる、非常に個人的な感慨なんですけどね。それでも聴いてしまうのは、スピッツのメロディや歌詞と、自分の描きたい漫画や小説のイメージが、結構近い気がするからです。ただ、実際に出来上がった作品を読んで頂いても、誰にもスピッツなんぞ感じて頂けない気もしますが(笑)、作品づくりの上での理想というか、ひとつの目標であることは確かです。

ルキンフォー
スピッツ
ユニバーサルJ
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中国后醍醐ふたたび!?

2006年11月22日 18時43分13秒 | 音楽(あーや以外)
サンスポにてこのような記事を発見しました。

山田さんと中国の関係は深い。「ガンダーラ」「モンキーマジック」で一世を風靡したゴダイゴをプロデュースした際、1985(昭和55)年10月に天津で公演を成功させた。この時の実績から当時の無錫市観光局長、憑恵群氏に観光誘致の曲を依頼された。

「実は、来年の日中国交正常化35周年を記念したイベントをゴダイゴで依頼されています」とビッグプランも明かした。ただし、メンバー5人のうち、スティーブ・フォックス(53)とトミー・スナイダー(53)は海外在住のため、日程の調整に頭を痛めそうだ。


ええええ!?(@_@) これが実現すればスゴイです。

ゴダイゴは、「ガンダーラ」のヒットなどもあって、昔のアイドルグループか何かのように思われるフシがありますが、とんでもないです。日本が誇るべき伝説のロックバンドで、その音楽の先進性は、今聴いても古さを全く感じさせないほどです。タケカワユキヒデさんミッキー吉野さんの2人が、ガッチリと手を組み、生み出した数々の珠玉のメロディは、そのデビューアルバム「新創世記」の段階から光り輝いていますし、浅野孝已さんのギター、スティーヴ・フォックスのベース、トミー・スナイダーのドラムと合わさって、他の追随を許さないゴダイゴ・サウンドを実現しています。特に1970年代のゴダイゴは素晴らしいです。アルバム「DEAD END」「MAGIC MONKEY」「OUR DECADE」の完成度の高さは特筆すべきものがあります。

・・・思わず熱く語ってしまいました(^^);

さて、そのゴダイゴは、なんとロックを世界で初めて中国に(公式に)持ち込んだグループです。1980年10月23~24日に開催された「第一回中日友好音楽祭」に出演し、そのときの模様は「中国后醍醐」というライブアルバムに収められています。

といっても当時5歳だった私がリアルタイムで知るはずもないのですが(笑)、アメリカで1950年代に生まれ、西洋の若者音楽の代表格であったロックが、あの文革直後の中国に入ったということが、いかに画期的なことであったかは想像に難くありません。その大役を担ったのが、ビートルズでもローリング・ストーンズでもなく、日本の、それも私の大好きなゴダイゴであったことは、とても嬉しく、誇りに思っています。CD「中国后醍醐」を聴くと、当時の中国の人々の、戸惑いにも似た拍手や「ビューティフル・ネーム」のコーラス部分など、雰囲気が少し感じ取れて興味深いです。

この公演は、ちょうどゴダイゴの人気が全盛期の頃だったのですが、スティーブ・フォックスの脱退もあり、人気に少し翳りが見えていた頃でもありました。つまり、このときの中国公演には、スティーブは参加していないのです。来年の中国公演が実現すれば、27年ぶりに、スティーブの参加も実現することになるわけです。これは観たいです。さすがに中国にまで簡単には行けませんが、ぜひDVDでも出して欲しいですね。当時の映像も収録してくれれば、なおさらグッジョブです。まずは実現すれば、の話ですけど(^^);

今の中国では、別にロックなど珍しくもないとは思いますが、あの当時「第一回中日友好音楽祭」を観に来ていた方々・・・当時20歳としても47歳になっているわけですが、彼らにもぜひ再びゴダイゴの音楽を聴いてもらいたいし、色々と関係が冷え込みがちな日中ですが、民間レベルでの友好のキッカケの一つになってくれれば、ゴダイゴファンとして、こんなに嬉しいことはありません。

山田廣作さん、頑張ってください

中国后醍醐
ゴダイゴ
コロムビアミュージックエンタテインメント
詳細

最近買った曲

2006年11月18日 08時05分44秒 | 音楽(あーや以外)
先日の記事「なぜ平原綾香に惹かれるのだろう」でも、ちょろっと触れましたように、私は「音楽は好きだが音楽番組などをあまり観ない」という変なやつであります。

おそらく、一度ある特定のアーティストや音楽を好きになると、その人&その音楽ばかりを聴くという私のクセに起因するものと思われます。新しい他の気に入りそうな曲を探そうとしないのです。かれこれ10年近くファンを続けていたゴダイゴの例もあります。あーやを知るまでの数年間、一体どれだけゴダイゴの曲を聴いていたことか・・・よく飽きないなと、周囲から言われていました(^^); 一途すぎますね(笑)。

そんな私も最近は、あーや絡みで色々な音楽番組を観る機会はありますから(といっても、あーやが出演する回しか観てないけど)、他のアーティストの曲も多少は耳にしていますが、なかなかビビビッと来るものがありません。(曲の良し悪しではなくて、あくまで私の好みの問題です)

そんな中、コブクロの「」と、絢香さんの「I believe」は、ちょっと気になった曲でありました。カンの良い方はお気づきでしょう。どちらも、8月の「MUSIC FAIR 21」で、あーや+絢香+コブクロの4人組(あーや命名「ヨブクロ」)でコラボした曲だったりします(^^);

まぁ、このように気になったキッカケはあーやだったとしても、これらの曲自体、結構良いなと思ったことは確かなので、そのような曲を最近は音楽配信サイトで購入して聴いています。まずは iTunes Store で探して、なければ mora で探す、といった感じです。(コブクロは残念ながらどっちも扱ってなかったので、そのうちCDを借りてみます)

ということで今回は、最近購入した曲をピックアップしてみました。

ナタリー・コールクリスマス・リスト」(mora)
こちらの記事で少し触れましたが、あーやがカバーして最近発売した新曲「CHRISTMAS LIST」の原曲です。なんで原曲の方をカタカナで表記してるのかというと、moraがそうしてるからです(^^); あーやが新曲として出すというので、これは原曲を知っておかなくてはと思って購入しました。

久保田利伸Missing」(mora)
藤井フミヤTRUE LOVE」(mora)
安全地帯あなたに」(iTunes Store)
この3つも、あーやがアルバム「From To」でカバーした曲ですが、あーや版が大変気に入ってしまったので、ぜひ原曲をきちんと聴いてみたくて購入しました。私がこういうタイプの曲を自らの意思で買ったと知ったら、元嫁は驚くだろうな(^^); いや、結婚していた当時って、ゴダイゴと藤子アニメばっかり聴いていましたから(笑)。

Olivia Newton JohnTake Me Home Country Roads」(mora)
映画「耳をすませば」の冒頭で厳かに流れ始める曲です。雰囲気がとても良いので、前から通して聴きたかったんですが、iTunes Store にはなくて、mora にもないだろうな~と思いながら、ダメもとで検索してみたら、見事にありました(^^);

絢香Real Voice」「I believe」「三日月」(mora)
絢香さんは前述のように、あーやと一緒に出た番組で知りました。その前にも別の番組で歌を聴いたことはあったんですが、そのときの印象は「あーやと同じ名前だなぁ」という感じでした(笑)。「三日月」は結構好きだったりしますが、ファンか?と訊かれればなんとも(^^); そこまで大好きではないけど、決して嫌いではないというか・・・まぁ、少し注目してる人ではあります。

GODIEGOOne for Everyone」(iTunes Store)
再始動ゴダイゴのニューシングル。3バージョンの「One for Everyone」(アニメ「シルクロード少年ユート」主題歌)と「Subarashii Ai Wo」「Just for You」の5曲を収録。ゴダイゴについては、またそのうち書きますが、1999年の「再結成」のときに出された新曲は、色々な面でちょっと失望感が強かったんですが、今年の「再始動」で作られた曲はかなり良いです。

Friends of Love the Earth ProjectColor Of The Moon」(iTunes Store)
あーやミー・リンさんサンディー・ラムさん松任谷由実さんという夢のコラボレーションによる1曲。詳しくはこちらで書いてます。あーやが歌ってるのに、なんでCDを買わなかったか・・・CD出てないんだもん(T_T)

スキマスイッチボクノート」(iTunes Store)
映画「のび太の恐竜2006」の主題歌。今さらのように購入(^^);

宇野ゆうこサザエさん」「サザエさん一家」(iTunes Store)
・・・売ってたから・・・つい(^^); カツオを演じる大山のぶ代さんの声というレアなものも聴けてしまいます(笑)

続・JASRACの横暴

2006年11月10日 04時01分02秒 | 音楽(あーや以外)


以前、アクセスip数が gooのブログ中800位になってビックリしたことがありましたが、昨日は577位だそうで・・・なんでェ~!?(^^);;

・・・どうやら、JASRACの横暴な行為に対する批判っぽいことを書いたので、その記事へのアクセスが集中したみたいですね。gooニュースからのアクセスが200件以上もありました。

※ちなみに上の画像は編集画面にある1週間のアクセスカウントです。11/9だけ異常なことになってます(^^);

今回の事件を知って、ネット上でブログや掲示板の書き込み等、色々な意見を拝見しましたが、JASRACの今回の措置を肯定的に見ている人は、ほとんどいませんでした。圧倒的にJASRACの行為を「横暴」だと見ている人、そして「口笛を吹いただけで逮捕されるかもしれないぞ」というように、皮肉っぽく書かれている人が多かったです。

一応、誤解のないように補足しておきたいのですが、私は何もJASRACの存在意義まで否定している訳ではありません。アーティストや作詞家、作曲家に代わって、権利保護のための活動をしたり、権利料を代わりに回収したり、そういう機関が存在することは、必要だと思います。

不法コピーの取り締まりだって重要な役割でしょう。私の大好きなあーや(平原綾香さん)だって、そうした活動のPRに協力しているわけですし、何も彼女が協力している、いないに関わらず、そのような「本来の業務」までを批判しているわけではありません。

しかし、今回のハーモニカを演奏して逮捕されたスナック店主は氷山の一角で・・・他にも喫茶店やスナックなど、町で地道に小さなお店をやってる真面目な経営者に対して、法外な権利料を要求し、バタバタと閉店に追い込んでいるというJASRACの実態を見聞きすると、それは一体どうなんだと言いたくなるのです。権利料って、1曲90円とかですが、その算出方法の不透明なことこの上なく、なんと数百万~1000万円クラスの金額を要求するのだそうです、町の喫茶店に

さらに言うと、これらの回収した金額が、本来の権利者に渡っていない(JASRACの収益になっている)という話もありますから、ただごとではありません。

確かに権利者に無断で演奏することが、法律的には違法に当たると言われれば、そうなのかもしれません。違法に当たるんだったら、裁判になれば演奏者側が負けるのは当然のことです。それをわかっていて、社会的弱者に対する搾取行為をしているわけですから、少額訴訟を悪用した振り込め詐欺と同レベルとも言えるかもしれません。(単に「詐欺」には当たらないだけで)

もっと大きな不法行為を先に取り締まるべきではないでしょうか。某外国では日本のCDの不法コピーが平気で出回っているというのに、それらは放置しておいて、町の経営者をいじめるなんて、もってのほかです。

私は権利者でも演奏家でも何でもなく、あくまでリスナーの立場ですが、音楽を心から愛しています。それだけに今度のような事件は残念でならない・・・というより、ビートルズの曲を愛し、ハーモニカを演奏していただけのおじさんが、こんな形で「みせしめ」に使われたことが、同じ音楽を愛する者として可哀相で仕方ありません。

今回のJASRACの行為は「権利保護」を傘にした職権乱用と言っても良いでしょう。実際に「権利者」の立場にいて、JASRACと信託契約を結ばれている方々には、今回のような事件をどう思っておられるのか、ぜひお尋ねしたいところです。(JASRACから正当に権利料の払い込みを受けておられるのかどうかも含めて)

JASRACの横暴

2006年11月09日 17時15分53秒 | 音楽(あーや以外)
ビートルズ生演奏で著作権法違反、スナック経営者逮捕(読売新聞) - goo ニュース

このニュースを見たとき「ひどいなぁ」という感想をもちました。
逮捕されたスナック経営者が、じゃありません。刑事告訴したJASRACがです。

著作権が大切だというのはよくわかります。アーティストも作家も、自分の作品から発生する収入で暮らしているのですから、他人に権利を侵害されることは、それをあらゆる手段で防止しなければなりません。

でも、もともと著作権というのは「他人の著作物を使って勝手に金儲けすること」を防止するための権利じゃなかったのでしょうか。つまり、CDを複製して売ったり、漫画をコピーして売ったり、入場料を取って行うコンサートで他人の曲を勝手に歌ったり、そういうことを防止するのが第一義だったように思います。複製したものを勝手に安く売られると、オリジナルのCDや本が売れなくなるし、作詞作曲した人から見れば、自分の曲を勝手に金とって歌うなんて、権利の侵害だと考えるのも理解できます。著作権と一口に言っても「複製」だけではなく、様々な権利が付随するのは理解しています。著作者人格権、著作隣接権など、保護すべき権利は多岐にわたります。

しかし、それらのことを考慮しても・・・自分のお店で、他人の曲をハーモニカで吹いたから逮捕って、これは一体どういうことなんでしょうか。あまりにもあからさますぎる「みせしめ」に思えます。

法律的に見れば、確かに問題はあるのです。公の場で演奏したり歌うことは、たとえ料金を取らなくても、上演権の侵害になるからです。さらにこの経営者は、既に上演禁止の仮処分を地裁から受けているにもかかわらず、演奏を続けていたのだそうですから、違法性の認識も持っていたと思われます。

それでも・・・やっぱり釈然としないものが残ります。音楽ってそういうもの?という気持ちになります。これじゃそのうち「公の場で鼻歌を歌って逮捕」なんてバカバカしいことも、今のJASRACなら起こり得るんじゃないでしょうか。

権利を管理する側は、それを守るだけではなく、たとえば音楽という文化を健全に発展させる義務も負うのではないでしょうか。ストリートミュージシャンが自由にカバー曲を歌えないような状況になったとして、音楽文化は発展するのでしょうか。

実はホームページ上における歌詞の引用についても、JASRACはがんじがらめに規制する立場を取っていますが、常々これにも疑問を持っています。歌詞というのは、それが「歌われること」を前提に作られているものです。詩集などに収める「」とは性格が異なると思います。

それなのにホームページに歌詞を引用すると「権利侵害」だと噛みついてきます。

「この歌は良い曲ですよ。~~~~こんな歌詞です。お勧めだから絶対に買ってくださいね♪」

JASRACの解釈では、これで「ハイ、権利侵害」です。

「良い歌だから買ってね」と宣伝までしているのに、権利侵害なんです。

権利者(作詞者)から見たら、CDを買ってくれる方が印税が入るんだから、これを見た人がCDを買ってくれる方が、わずかな権利料が入るよりも望ましい結果になるはずです。これは非常に本末転倒な話です。

せめて「タイトルと作詞者を明示すること」を条件として、ホームページ上での引用くらいは自由化してもらえないものかと思っています。もちろん作詞家の総意が必要だし、決して簡単なことではないでしょうけど、これくらいの自由は認めた方が、音楽文化の発展に有効なのではないでしょうか。私だって、あーやの曲を紹介するとき、歌詞を引用できたらどれだけ紹介しやすいかと、ブログを始めた頃からずっと思っています。

法律というのは、拡大解釈しようと思えば、いっくらでも出来ます。家の中でカラオケを歌った。そしたらその歌声が近所中に漏れ聞こえた。これを「公衆送信」※だと権利をもつ側や管理する側(JASRACなど)が解釈すれば、そして裁判所がそう判断すれば、家の中で他人の曲を歌うことまで「権利侵害」だとされてしまうことも、絶対にあり得ないことではないのです。

※もっとも「公衆送信」は、現行の法律では「放送」やインターネット上での配信などを想定して規定されています。それが仮に「第三者が視聴可能とすること」みたいな規定に変更されたとすれば、「家の中で歌ってそれが近所に聞こえること」まで「公衆送信」というような解釈も成り立つという「極端な例」として書いています。もちろん現実的な話ではありません。

そんなことを、つらつら考えてしまったニュースでした。

ゴダイゴ東大寺ライブ(前口上)

2006年09月30日 20時54分16秒 | 音楽(あーや以外)
それほど期待せずにDVDを買いました。(ごめんなさい)
そしたらこれが、意外なほどに良かったんですよ!(^^)

本当はご飯を食べながら&漫画を読みながら、なんとなく観るつもりだったんですが、気がつけばしっかり画面と音に釘付けになっていました。おかげで出社が遅れました(笑)

今夜~明日にかけて、ちょっと仕事が詰まってるので、感想は明日か月曜にでも書きます。この記事は、8/10以来の記事アップ皆勤賞(どんな賞だ)を逃さないようにするための姑息なものです(^^);;

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