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ファイターズをぬるく見守るブログだったりします。

【オープン戦】 結局、開幕投手は誰になるのか…。

2012-03-16 | 熱く!熱く!!熱く!!!!2012おハム

突然ですが、きょうは言葉のお勉強をします。

【へぼ】(名・形動)

技術や技芸が劣ること。また、そのさま。「―な将棋」「―侍」

野菜・果物の出来の悪いこと。また、そのさま。「―うり」「―かぼちゃ」

Yahoo!辞書を参考にさせていただきました。

つまり、「へぼ」というのは、周りと比べて劣っているさまを示す言葉です。

きょうの試合、結論から申し上げますと完封負けでした。
チーム全体で見てもたった3安打。まぁ、打線は水物ですし、たまにはこういう日もあるでしょう。
ところが、きょうは守備もぐずぐずで2失策。記録に残らない細かなミスも随所に見受けられ…。

という、あまり見るべきところのない試合だったわけですね。

試合後のコメントで、自分のことを「へぼ監督だ」と責めていたなんていう記事が出まして…。
某掲示板界隈では、その言葉尻だけ捕まえて笑ってるやつもいるみたいですが…。
まぁ、就任1年目で何もかも完璧にできる監督なんていないし、もしかしたら、これはこれで
あえてこういう言い方をすることでネタ作りをしているという可能性もなきにしもですから、

まぁ、のんびり見守っていくしかないでしょう。

そして、栗山監督がとにかく期待をかけてやまない斎藤佑樹が先発したわけですが…。
こちらも結論から申し上げますと、6回3失点。3裏、相手のミスで二死を取ったまでは
良かったものの、そこから長打を食らって、4番ラミレスに甘めに入った球をスタンドに
放り込まれる…という、なんともはやな内容に、試合後の吉井コーチもご立腹だった様子。

「あの場面で、あの球なら、小学生の4番でも本塁打が打てる」

確かに、高めに甘く入った球でした…。
吉井コーチが、ここまでキツいことを言うというのは本当に怒り心頭なのでしょうなぁ…。

ファンレベルでは、(開幕投手は)武田勝でいいんじゃね?という声を非常に多く見かけますし、
かくいう私もそう思っている一人です。ダルビッシュがいた昨年までは、こんな心配をする必要も
なかったわけですけどね。いない以上、誰か代わりを立てなくちゃいけない。じゃあ、誰がいいのか。

栗山監督の期待も重々わかるし、最終的には斎藤佑樹がファイターズを背負って立つ存在に
ならなきゃいけないのもその通り。そのための背番号18でしょうし、何より彼は武田勝より
10個も年下なわけです。大卒で即戦力として入団していることを考え合わせても、ゆくゆくは
ファイターズ投手陣の屋台骨を支えてもらわなくてはいけない存在であることは間違いない。

ただ、ここまでの実戦登板の結果から考察するに、
斎藤佑樹に開幕投手を任せるのはまだ荷が重すぎるという気がしてならないのです。

斎藤佑樹
 5試合 20イニング 被安打25 奪三振10 与四死球7 自責点11

武田勝
 3試合 10イニング 被安打10 奪三振 4 与四死球2 自責点4

ケッペル
 4試合 13イニング 被安打13 奪三振 5 与四死球6 自責点6

開幕投手の座を争うであろう主要3投手の今季のオープン戦、練習試合での通算成績です。
直近の登板で武田勝、ケッペルも打ち込まれたため、防御率にするとあまり変わりませんが…。
投球の安定感ということで考えれば、勝さんが一番なんじゃないかなという気はするのです。

斎藤を開幕投手に推す声が一部で根強いのは、もちろん知っています。
そら、佑ちゃんが開幕投手だと、話題性もあるし、チケットも売れるのかもしれません。
ただ、現場はチケット売らんがためにローテーションを決めるわけではない。
あくまでも目先の勝利のために、ローテーションからスタメンからいろいろ考えるわけです。

開幕戦は144分の1ともいわれますが、チームに勢いをつけるという意味からも重要な試合。
昨年まではダルビッシュがぴしゃっと押さえてくれるという絶対的な信頼感があったわけだが
その大黒柱が抜けた今年、どういうローテーションを組むのか。栗山監督、最初の試練です。
ぼくらファンの側も「なかなか開幕投手が決まらない」という状況に慣れていなかったので、
正直、かなりやきもきしておりますが…。栗山監督以下首脳陣は、どういう結論を下すのか。

栗山監督…。
「へぼ監督!」だなんて自虐的なことをおっしゃらずに…頑張ってくださいよ…と思います…。



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